私が選ぶ Good Web Design 2022
こんにちは!Webデザイナーの屋敷です。
週末、外出すると骨の髄まで凍るような寒さで、改めて冬を感じている今日この頃です…!
今回は社内企画として、2022年に見たWEBサイトのなかで、特に印象に残ったサイトを【私が選ぶ Good Web Design 2022】として3つご紹介します。
最後までご覧いただけると嬉しいです‼
*********
1.COLOCOLO5656
お掃除道具の鉄板、コロコロのブランドサイト。
「100年先も、くっつく」商品として、長く愛着を持つことができ、つい手をのばしたくなる、親近感のある商品を目指しているそうです。
全体的にはシンプルに落ち着いた印象で、ぱっと見は整列されただけのサイトに見えますが、よく見ると各所に"コロコロ"の商品特長を生かしたあしらいやモチーフが使われていて、細部まで「コロコロの良さを伝えたい!」という気持ちが伝わってきます。
例えば…
背景色に使われている「#fafafa」の柔らかい・ほっこりするアイボリーが、ちょっと持ち手の部分に触ってみたいかも…!!と思わせるような、どこか親近感を感じられる色合いで、商品の目指す像が訴求できていて良いなと思います。
またスクロールすると、下の円が床をコロコロするようにサイトの経過を教えてくれたり、大きめの商品写真に合った文字&色のバランスになっていて商品のテクスチャをしっかり感じ取ることができます。
商品の伝えたい印象や雰囲気を自然に感じ取れるサイトで、気張っていないところが素敵だと思いました!
2.PROOF OF GUIRD / プルーフオブギルド
こちらは真珠を主に取り扱うオーダーメイドジュエリーショップのサイトになります。そして、ジュエリーだけではなく、過去の作品やオリジナル雑貨なども掲載されています!
「Pintarest」を想起させるデザインが特徴的で、Pintarestと同じような感覚で思わずスクロールして最後まで見てしまうようなレイアウトが良いなと思いました。流行や認知度が高いものを参考にすることで、サイトを閲覧するハードルが低くなると思うので一つの手段だと思いました…!!
また各商品ページは商品に合った配色に全て変わるので、どのページに遷移してもトンマナが崩れていません。商品は職人さんの手作りのなので、ひとつひとつこだわりを持って、大切に作られていることがこの仕組みを通じても伝わってきます。
3.KOSE Museum since 1946
KOSEの歴代の化粧品を紹介しているサイトです。
年代に沿って、商品の雰囲気の変化を感じることができます。色も形も様々ある中でここまで統一した世界観のあるサイトなのは、KOSEの化粧品に対する信条がぶれていないからだと思いました…!!
また、各々の商品写真やフォントサイズは小さいですが、その分余白がしっかり確保されているので、各商品の視認性が良いと思いました。
「Museum」なだけあって、❝スクロールしていく中で懐かしい化粧品を見つけて、その当時を思い出す❞ことは「情報を伝える」だけではなく、人それぞれの感情を少し動かすようなことだと思います。なので、あえてリズムをつけずに化粧品を淡々と並べているのも、整列という効果もありつつ、見る人に平等でルールのない自由なレイアウトという見方にもなるかも…と矛盾みたくはなりますが個人的には思いました。
**********
以上、【私が選ぶ Good Web Design 2022】として3つご紹介させていただきました。ダイナミックな仕組みでなくても、緻密に作り上げられているサイトは見応えがあるように感じます。来年もサイトレビューしていきたいと思います!!
最後までお読みいただきありがとうございました😊みなさま、よいお年をお迎えくださいませ。
▼ ▼ 他サイトレビューはこちら ▼ ▼
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?