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展示会記録3:ザ・フィンランドデザイン展

こんにちは!tomoです。
すっかり冷え込みましたね・・
体調には気を付けて健康に年越しをしたいところです。


今月も展示を見に行ってきました。
今回の展示は
「ザ・フィンランドデザイン展」

北欧のデザインについて詳しいわけではないのですが、
北欧の家具やデザインが好きで憧れが強いので今回とても楽しみにしていました!

展示会場前やフォトスポットにムーミンキャラクターがいてお出迎えされました!

この展示ではフィンランドの様々な分野のデザインはもちろん、時代背景も知ることができてフィンランドの国自体のことも多く知れた展示でした。
幸福度世界一の国ということもあり、日本との文化や制度の違いも見れて興味深かったです。

フィンランドは”大いなる自然を忘れない”という思想からプロダクトをはじめとしたライフスタイルを好み制作されています。
なので、今回の展示でもはじめには自然をアピールした観光ポスターや写真が並んでいました。

北欧のデザインの色合いは特徴的ですよね。
色鮮やかなのに優しい印象を受ける配色はとても心惹かれるものがあります。


家具やプロダクトの展示ではフィンランドの木々からインスピレーションを受けたものが沢山ありました。花瓶をはじめとするガラス細工は、植物のフォルムを参考にされているものが多く制作過程を見てみたいと思いました。

ガラスについての知識はないのでまた勉強してみたいことが増えました!

その他陶器の展示もありましたが、北欧の特徴的な丸みは大量生産と実用性を兼ね備えたものでした。
このころのデザイナーに認識はまた現代とは違い誰がデザインしたと公表することが滅多になかったようなのでこんなにも使われているデザインでも名がしられない時代というのは残念に感じました。


テキスタイルも有名ですよね。
子供用品やテーブルクロスなどの家庭用テキスタイルがデザインされていくあたりに時代の移り変わりを感じます。
有名なマリメッコなどもその時代を代表するものの一つです。
以前のような絵画的なテキスタイルではなく幾何学的なモダンなデザインのテキスタイルが多くなっていきます。そこから服飾の発展もみられます。

ファッションと広告が大きな役割を担い、カタログのデザインまでも丁寧な作りが見られました。


そこから、子供用品のデザインが発展していきます。
代表がムーミンですね!一大福祉国家へと成長し、おもちゃや子供用カトラリーも様々有名なデザイナーたちが手掛けるのですがここで驚いたのは
『ベビーパッケージ』
フィンランドの制度を知っている人ならピンとくるかもしれませんが、赤ちゃんが最初にもらうプレゼントとして知られていて、国から
赤ちゃんに必要な洋服、シーツ、マット、タオルなどの約50点が入っています。なんて充実した制度・・!と驚いてしまいました。
1938年から始められていたところにも国の成長率を感じます。母親にとっては住みやすい国ですね。


少し最後脱線してしまいましたが、今年最後の展示会記録でした!
毎回思いますが、展示を見に行くといろんな方面での知識不足を感じますね・・見ているときの自分の頭がフル回転なのが分かります!
来年も沢山いろんなものを見て自分に蓄えていきたいと思います!


ここまで読んでくださりありがとうございました。

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