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写真と色のはなし

こんにちは!
今回は、写真と色についてお話ししたいと思います。

突然ですが、皆さんは旅行によく行ったりするでしょうか?
私は旅行に行くのが好きなのですが、ここ2年弱は旅行ができない日々が続いており行きたい場所ばかりが増えていく毎日です。

そんな思いの中、過去の旅行の思い出を感じるためスマホ内のアルバムを見て旅行に思いを馳せていたら、自分の中でとある習性があることに気がつきました。
一年の中で、春や夏に行った旅行は秋や冬よりも写真の数が多いのです。

なぜだろうと考えながら、アルバムを遡って見てみました。


写真を撮りたくなる瞬間って?

皆さんが写真を撮りたくなる瞬間というのはどんな時でしょうか?
私には、よく写真を撮りたくなる瞬間が訪れます。

空がいつもより青かったり、
綺麗なお花が咲いていたり、
イチゴが真っ赤で美味しそうだったり、、

動機はいつも突発的で単純です。

写真に収めたいという衝動に駆られるときは、
目の前の情景や物を思い出に残したい時や、
目に映ったものが視覚的に美しいと感じる時だと思うのです。

旅行に行くと、見慣れない土地で初めての景色を体験するので
写真を撮りたい衝動に駆られる瞬間が多くなります。

それだけではありません。
季節や天気というのも関係しており、
暖かい時期に綺麗な花が咲いていればその花を見たままに写したくなり、
晴れの日ならば、綺麗な空を写したくてつい空を見上げてはシャッターを切ってしまいます。

天気がいいというだけで、花が咲いたというだけで、果物が鮮やかだというだけで、写真を綺麗に撮りたいと思うのです。
単純ですが、鮮やかだったり綺麗な色味を好む傾向が見えて面白いです。

写真を撮りたくなる時、初見によるインパクトだけでなく
目に入ってくる色というのも気持ちを駆り立てている要因ではないかと気づきました。

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写真の色から伝わる思い出

写真の中の色というのは、その時の記憶を思い出させます。

こちらは夏に京都に行った際、清水寺から撮った1枚です。
よく晴れた暑い日で、青と緑が綺麗でした。

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この写真を見るだけで、どんな季節に行ったのかをきっかけに
この日はとにかく暑くて大変だったんだよなあと思ったり、
涼しさを求めて緑が多いところを巡ったんだよなあと思ったりと
旅のことをいろいろ思い出していくのです。
写真の色から伝わる情報や記憶もきっと多いと思います。

私は自然が豊だったり鮮やかで美しい物を写真に収めたいと思うようなので、アルバムは比較的カラフルです。

逆に、冬に行った旅の画像は春や夏ほど多くありません。
もちろん冬には冬の魅力があります。
ですが、無意識にも枯れている草木などを撮ろうとはなかなか思いつかないからではないだろうかと感じました。

思い出の色を写真に

旅の写真には四季があり、四季には色があります。

それが鮮やかであっても、くすんでいても、旅を思い出す素敵な色であることは間違いありません。

しかし、鮮やかなだけが綺麗というわけではありませんから、
さまざまな色、彩度、明度の魅力的な写真を撮れるようになりたいなと
アルバムを見かえして思ってしまいました。

旅の記録だけではなく、
写真を通じてその時の出来事を思い出すってなんだか素敵ですよね。

ありのままを綺麗に写せるよう、
写真を撮る際には色味にも気を使ってみたいなと思います。

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