夢の中にも色がある

皆さんは夢の中で色を見ることがあるでしょうか？
私は、色が印象的な夢をよく見ます。
夢の中に色がある人、そうでない人がいるようです。
今回は夢と色について話したいと思います。

色が印象的な夢

私は先日、このような夢を見ました。
青空の日、春のような心地よい温度の昼下がりに散歩をしていると
近所の路地の角の空き地に昨日まではなかった青空と全く同じ色の立派な家が立っているという夢です。そして、この家は青空の日にしか表れない家というものでした。

不思議な夢ですが、どこか心地よく青がとても印象的な夢でした。
どんな意味があるのか気になったので、夢占いで検索してみました。

すると、「青空」は心が澄み渡っている、素直な気持ちになっている、幸運が訪れる吉夢とされているようです。

また、「青い家」には落ち着いて過ごせる心のよりどころを探している意味を表しているということでした。散歩をしている途中に見つけた家だったので、なんだかわかるような気がします。

空のような青色は開放感があり、リラックスや落ち着きを感じるような色です。
確かに夢の中は心地よい空間でした。

この夢の面白かった点は、青い家が昨日まではなかったという点です。
夢の中で散歩をしていたのは、現実にもある家の近所の住宅街でした。
実際に青い家はありません。自分の脳が勝手に作り出したということになります。

この夢は、印象に残るほど青空だったことと、急に現れた家が空と全く同じ色だったということで、青という色がテーマだったのだろうと思います。

夢占いは占いなので必ずしも自分の心理と同じであるとは限りません。ですがテーマがはっきりしていると、やはり何か心情を表しており意味があるのだろうかと感じてしまいます。

今回この夢を見て心地よいと感じた理由は、昼下がりという時間や春のような暖かな空気感もありますが、色の影響もかなり大きいように感じました。
青い家は童話に出てくるように美しく、青空と重なった純度の高い爽やかなビジュアルが印象的でした。
青空という景色を不快思う人はあまり多くないと思います。
何かデザインやイラストを制作する際、爽やかで心地の良い、素直な印象を持たせたいときにはこのような色や空間を使ってみるのもいいと感じました。

夢から感じる色の印象

私が見る夢の中にはとても鮮明に色があります。
なので、色と心理が繋がっているということをよく感じます。

暗い部屋や夜だったり、真っ赤な炎だったり、鮮やかなフルーツだったり…
不安な夢や怖い夢などは特に、起きた際に内容をよく覚えています。

起きた時に、今見た夢から何を感じたのかを思い返してみると、
その色や光景は人にどのような印象を与えるのかが自然と理解できるように思います。

自分だけじゃなく他の人の夢の話を聞いてみるのもいろいろな発見がありそうな気がします。
夢は現実とは違い不可解なことも多いですが、想像を超える情景を体感するのはどこか楽しく、またそれがアイディアにつながったりもします。
こんな切り口から色について考えてみるのもありではないでしょうか。
色を扱う際に参考になるかもしれません。

また、面白い夢を見たら忘れないうちにメモしてみようと思います。