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手のひらサイズの芸術の秋

今回は持っていて良かった!と思った、お気に入りの本についてお話しいたします。

日本の商業デザイン―大正・昭和のエポック

こちらは青幻舎のビジュアル文庫シリーズのひとつです。こちらのシリーズは、日本の伝統色彩・染織・絵画・イラストなどを文庫版に収録しているシリーズとなります。

こちらの本ではページ1つ1つに大正、昭和時代の大衆へ向けたポスターや広告のデザインが数多く掲載されています。

デザインという分野を学ぶ前から持っていたのですが、デザイナーとなった現在ではレトロな雰囲気に浸るという楽しみ方の他、デザインソースとしても活用できそうな一冊だなと感じています。

そしてこの本で気に入っているのは内容の他にもう一点、文庫版というサイズ感です。

アートブックや画集というと大きいサイズでじっくり見るという印象(勿論大きいサイズで見るのも好きです!)ですが、こうして文庫という形でイラストや絵画を載せている点に当時の私は新鮮さを感じました。
そしてこのサイズの本は掌に収まるため、小説をゆっくり読むときと同じような感覚で楽しめることも魅力だと思います。

読書の秋ということで紙の本を紹介しましたが、私自身、最近では収納スペースや手軽さを気にして電子書籍を買うことが多くなっています・・ですが、本のサイズや紙をめくるという行為自体はやっぱり好きなので、一息つきたいときやリラックスしたい時のお供にしたいです。

因みにこちらのシリーズは、上記のとおり商業デザインの他にも様々な分野がありますので、気になる方は是非調べて見てください🙌


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