社内プレゼンで学んだこと
デザイナーユニットの今年の目標のひとつ「人前での発表に慣れる」
この目標について、ユニット会で自分が過去に担当したデザインのプレゼンをするという実践の機会をいただきました。
🤔誰に対してプレゼンしたか?
ユニット内の自分以外のデザイナーの他に、ディレクター、フロントエンドエンジニア、システムエンジニアの計30人前後の方の前での発表でした。
普段、クライアントに対してのプレゼンの機会はほとんどない上に、一人対大勢でのプレゼンは初めてで緊張しましたが、対クライアントではわからないようなディレクター側からの「プレゼン自体に対する意見」もいただける貴重な機会になりました。
本番の際の備忘録として、学んだことを記録していきたいと思います。
①画面比率について
基本中の基本ですが、画面(アートボード)サイズについてです。
最近は会議もオンラインで行うことがほとんどなので、
PC画面で全容を確認しやすい横長の比率で作成する必要があります。
また、今回はadobe XDで作成したプレゼン資料をプレビュー状態にして、
google chatを使って画面共有したのですが
↑この状態だと全画面で画面共有できる
↑プレビューウィンドウとアートボードの画角が違うと、
画面共有されるのはプレビューウィンドウの画面全体なので、
画角が違う分アートボードが小さく表示されてしまう。
という凡ミスをやらかしました…。
次回から気をつけます。
②構成について
時代はモバイルファースト。
SPのデザインをメインに考えることもありますが、
デザイナーにとってはPCの方が配置の自由があり、横長の画面に対して見栄えもするので、つい、プレゼンの際はPCのデザインを先に見せたい!と
思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
(少なくとも、自分は無意識のうちにそう考えていました。)
「実際にはスマホユーザーが大半なので、まずSPを見て判断したい」
とディレクターさんに指摘を受け、確かにそうだよなぁ、と納得しました。
(もちろんサイトの内容にもよりますが)
デザイナーの都合でなんとなく作成していた部分も、
「そうする理由は?」を改めて確認する必要がありますね。
③どこまで資料に書き、どこから話すべきか?
プレゼン資料がクライアントにどのように使われるか、ということも
もし把握できる状況であれば参考にしたいところです。
もしも、何度目かの打ち合わせや最後のひと押しの場合は
話す内容をメインに、テキストは簡潔にまとめてしまってもいいかもしれません。
(書いてある内容の読み上げになってしまうと、ちょっと退屈という意見もいただきました。)
反対に、コンペの場合やまだ方向性が決まりきっていない場合は
持ち帰って吟味してもらう際に資料としての役割を果たせるよう、
詳しいデザインの説明が記載されているといいかもしれません。
また、書く内容はもちろん、話し言葉でも
「〜と思います」といったふわっとした言葉よりも、
「〜な効果があります」と言い切って断定してしまうことが大事だということです。
ディレクターの方にいただいた、
「(相手は、デザイナーのプレゼンを通して)論理的な説明をもらうことで、安心したいと思っている」
という意見は忘れないようにしたいです…します。
④飲み物は忘れず手元に
こんな失敗をするのは自分だけかもしれませんが…。
当日、発表前にリハーサルもOK、手順もOK!と
発表のことで頭がいっぱいで、飲み物を忘れてしまいました。
緊張もあって喉がめちゃくちゃ渇いて辛かったので、
飲み物の用意は忘れないようにしたいです。
最後に
自分でもまだまだ緊張して苦手意識のあるプレゼンですが、
今回の機会で学びを得た上に、自分の発表を冷静に見つめられたかなと感じました。
これからも場数を踏むことや、他の人のプレゼンを聞く機会を大切にしていきます。
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