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私が選ぶ Good Web Design 2022
こんにちは、webデザイナーのcandaです。
2023年も1月後半…ですが!
少し後ろを振り返って、2022年内で印象に残ったwebサイトをご紹介する企画に参加します。年末年始ひたすらバタバタしていたので、この記事を書いたらやっと私の2022が収まります🐯→🐰
企画概要
2022年に見たWEBサイトのなかで、特に印象に残ったサイトを
【私が選ぶ Good Web Design 2022】として3つご紹介します。
※サイトの記載順はランキングではありません
01.ドルチェ&ガッバーナ × 呪術廻戦
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イタリアを代表するラグジュアリーブランド「Dolce&Gabbana」と日本の人気アニメ「呪術廻戦」のコラボレーションサイト。
呪術廻戦の8名のキャラクターたちが、ドルチェ&ガッバーナのアイテムを着こなしています。(せっかくなのでキャプチャは推しの五条悟で。領域展開!)
アニメとハイブランドはマッチするのか…?と一見思ってしまいますが、
作り込まれたオープニンング映像、奥行き感のあるデザイン、大きくて動くタイポグラフィ、円状に回る英字…しっかりとトレンドを押さえたwebデザインに、クールな表情のキャラクターがエフェクトと共に登場することで、ブランドとアニメ両方のイメージを崩さずイケている雰囲気が出ています。蛍光色にゆらめくマウスエフェクトもweb離れした独創的な動きでかっこいいです。
「真黒 × 真赤」の配色は一般的には視認性が悪くチカチカするイメージですが、その尖った配色がブランドのクールなイメージを後押ししていると感じました。常識的なルールを壊せるデザインにはいつも憧れます…
オープニングアニメーションはCookieで管理されているのか、2回目のアクセスからはカットされるのもユーザーに優しいですね。
ジャンル:ブランド
タイプ :クール
フォント:Noto Sans
#トレンドデザイン2022 #あこがれ
2.自分のために、着よう。|株式会社三越伊勢丹
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自分らしいファッションでの就職活動を応援する、三越伊勢丹の就活生向けサイト。
スクロールするごとに左側のジャケットの柄が変わるというアイデアが素敵です。ゆったりとした行間・文字間で優雅な印象の明朝体でステートメントが綴られており、1ページずつ絵本を読んでいるような気分になります。
中途半端な位置のスクロールはちょうどいい箇所に自動で動くようになっていたり、ジャケットの周りのモヤの部分の色も柄によって色が変化したり、実装面でも細やかな調整がされていることでサイトに心地よさが出ているのだと思います。
私も就活生の時スーツを着るの嫌でした…
就活生時代に、こんな温かいサイトに出会いたかったなあと思います。
ジャンル:リクルート
タイプ :ポップ
フォント:Noto Serif
#余白の美 #ホッとする
3.アース製薬からの脱走
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これは私が年末年始休みに最も閲覧したサイト。
もう、クリックして初っ端の表示から出オチのゴキブリ専用サイトです(笑)
企画自体の素晴らしさが強いですが、サイトデザインもやりすぎ感が気持ちいいです。人間たちの超悪い顔、湧き上がるアースレッドの煙、ベッタベタのゴキブリホイホイ…ここまで思い切れると「実際の商品の過大表現では…
」などの考えを通り越してネタなのがしっかり伝わり面白いです。
サイトURLの「welcome-g」もちょっとクスッとしちゃいますね。
ちなみこの脱出ゲーム、ものすごく難しいです(笑)
アース製薬の商品は強力なのをゴキブリ目線でヒシヒシ感じました…
デザイナーといえど、時に単なるデザインだけではなくサイトの企画から相談されるケースも多くあると思います。言われたものを作るにとどまらず、アイデアを発信できる柔軟な頭も持ち合わせたいなと改めて感じさせてくれるサイトでした。
ジャンル:キャンペーン
タイプ :ホラー
フォント:Noto Serif
#革新的ウェブサイト #個人的ノーベル賞
以上、いかがでしたでしょうか。
考えてみると、トレンドのデザインがあっても「イマドキデザインだなあ…」と眺めるだけの自分がいました。今年はトレンドをしっかり自分ごと化して、実案件で取り入れてみる挑戦をしたいなと思いました。
ここまでご精読いただきありがとうございました。
他のメンバーのサイトレビューも読み応えたっぷりです。
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