髭男のアートワークのメイキングも!「Editorial Garden°展」に行ってみた
アートディレクター森本千絵さんが主宰する「goen°」。
代官山のSHOP&SPACE「goen°」では、期間限定で「Editorial Garden°展 Spring art session OFFICIAL HIGE DANDISM」が開催されています。
さっそく、初日に訪問して来ました。
森本千絵さん
はじめに、森本千絵さんのご紹介。
1976年生まれ。武蔵野美術大学卒業後、博報堂を経て2007年「株式会社goen°」を設立。広告デザイン、装丁、映画・舞台美術、空間デザインと幅広く活躍されています。
音楽好きにとって印象深い作品といえば、ミスチルの「SUPERMARKET FANTASY」のアートワークでしょうか。
コラージュによる、密度の高いアートワークが目を奪いますね。
展示内容
そんな森本千絵さんのSHOP&SPACE「goen°」は代官山の一角にあります。
明るいスタッフさんに迎えられてお店に入ると・・・
「Editorial」のアートワーク
最初に飛び込んでくるのはアルバム「Editorial」のアートワーク。
そこには「新聞から芽生える」をコンセプトにした小さな庭が広がっています。紙面と植物のコラージュによるキービジュアルや、それをデザインしたシャツ、芽吹いたばかりの可愛らしい植物が並んでいて、生命の多幸感が感じられる空間。
「Editorial」というのは新聞の社説欄のこと。そこから飛び出す新芽たちの姿は希望を想起させ、見ているだけでフレッシュな気持ちに。
ちなみに、シャツなどの展示アイテムは、ECサイトmono°goen°やお店にて予約受付中(4月3日迄)。植物もお店で購入することが可能です。
「HELLO」のアートワーク
お店の奥に進むと「HELLO」のアートワークが展示されています。
印象的な「ドアのキービジュアル」のメイキングや撮影のオフショットを見ることができます。こちらはなんと手作業によるコラージュなんですね…!
また、同作のMVのビデオコンテ(動くコンテ)も展示されており、緊急事態宣言によりお蔵入りとなった幻のエンディングを見ることができます。
MVとの違いが気になる方は、ぜひお店で視聴してみてください。
「Laughter」のアートワーク
こちらは、振付師の近藤良平さんを起用したアートワーク。
こちらもメイキングや撮影のオフショットが展示されています。楽曲にあわせて、指先に羽をつけて鳥のように踊りながら撮影したそうですが、動きを見ると「羽ばたく」イメージがよくわかります。
また、実際のビジュアルでは一部しか見えませんが、海辺のロケーションもかなりの絶景。
世の中に出るものは、ほんの一瞬を切り取ったものにすぎないのですね。
総括
クリエーターの着想や制作過程を、丁寧に説明を受けながらじっくり味わえる機会はそうそうないのではないでしょうか。
「Editorial Garden°展 Spring art session OFFICIAL HIGE DANDISM」は、4月24日まで開催中ですので、足を運んでみてください。
SHOP&SPACE「goen°」
東京都渋谷区猿楽町4-6 代官山宝ビル1F
営業時間:12:00~19:00(祝休日 11:00~19:00)
定休日:月曜日(祝日は営業)