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【For Good アワード 2023】受賞プロジェクト紹介 <一般投票賞> 「精神障害をお持ちの方が企業のDXや自分らしい活動に挑戦する施設を創りたい!」

「For Good アワード」は、ソーシャルグッドなクラウドファンディング「For Good」が主催する年に1度のアワードです。アワードでは「世界をグッドに。想いをアクションに。」というFor Goodのスローガンを体現する”社会を良くするソーシャルグッドな取り組み”を選定することで、今後の社会にとっての社会課題解決のロールモデルとすること、そしてより多くの方々のソーシャルグッドなアクションを促進することを目的としています。

この記事では【For Good アワード 2023】で受賞したプロジェクトをご紹介していきます。

今回ご紹介するのは、一般投票賞を受賞した「精神障害をお持ちの方が企業のDXや自分らしい活動に挑戦する施設を創りたい!」プロジェクトです!


プロジェクト概要

■実行者:株式会社パパゲーノ 様
■達成金額:2,099,000円

■目標金額:2,000,000円
■支援人数:185人

「生きててよかった」と誰もが実感できる社会に向けて、メンタルヘルス・精神障害に関する正しい知識を広め偏見や差別を減らすことと、自分らしく生きる選択肢を増やすことを目指しているパパゲーノ様。精神障害をお持ちの方と働く施設の立ち上げと障害福祉業界のDXサービスの開発のため、今回クラファンに挑戦されました!

プロジェクト実施の背景

2022年3月に創業してから、精神障害をお持ちの方の体験談を題材に、絵本、音楽、絵画作品などを共に制作するプロジェクト「100 Papageno Story(ワンハンドレッド・パパゲーノ・ストーリー)」を運営してきました。

様々な方と毎週打ち合わせを重ねて作品を創り上げていく過程で、チャットツール、ビデオ通話、デザインツール、NFTなどパソコンを使ったITツールの使い方を実践的に学び、さまざまな活動に生かしていく様子を見て「ITの力が障害をお持ちの方の挑戦機会を広げる」ということを体感しました。

一方で、「就労継続支援B型」と呼ばれる障害をお持ちの方の就労支援施設では、全国1万4000事業所あるうちパソコンを使った仕事に挑戦できる施設は「2.9%」しかありません。実際に東京都内及び横浜市・川崎市のすべての自治体の障害福祉課に電話でヒアリングしたところ、多くの地域で「パソコンを使った仕事の機会」が足りていないという声を伺いました。

パパゲーノは、自社で「就労継続支援B型」を東京に設立し、精神障害をお持ちの方の可能性をITの力で広げる応援を現場で実践しつつ、障害福祉業界全体へと広めていけるよう尽力していきます。

https://rescuex.jp/project/75938

受賞コメント

たくさんのご支援をいただいたお陰で、「パパゲーノ Work & Recovery」という精神障害をお持ちの方を対象としたIT系の就労継続支援B型事業所の運営と、「AI支援さん」という福祉施設向けの支援記録アプリの開発に挑戦させていただいてます。引き続き1人1人のリカバリーに向けて尽力していきます。

担当キュレーターからのお祝いメッセージ

キュレーターとは、プロジェクト実行者さんの社会をより良くする取り組みに伴走するFor Goodスタッフのことです。

株式会社パパゲーノの皆様、この度はFor Goodアワード一般投票賞のご受賞、誠におめでとうございます!
沢山のメディアや応援者の方々を巻き込みながら、プロジェクトの輪を広げていかれる姿にFor Good一同とても刺激をいただきました!
クラウドファンディング終了後のご活動も心より応援しております!
これからも社会をGOODにしていく仲間としてどうぞよろしくお願いします!
改めまして素敵なプロジェクトを立ち上げていただきありがとうございました!

実行者関連サイト

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一般投票をしてくださった皆さまから、あたたかいコメントが多く寄せられました!いただいたコメントを記事にまとめたので、ぜひご一読ください!

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