【For Good アワード 2023】受賞プロジェクト紹介 ＜動物保護部門賞＞ 「アフリカゾウと地域住民に命の危機が…自然との共生を目指して保護活動を実現したい！」
「For Good アワード」は、ソーシャルグッドなクラウドファンディング「For Good」が主催する年に1度のアワードです。アワードでは「世界をグッドに。想いをアクションに。」というFor Goodのスローガンを体現する”社会を良くするソーシャルグッドな取り組み”を選定することで、今後の社会にとっての社会課題解決のロールモデルとすること、そしてより多くの方々のソーシャルグッドなアクションを促進することを目的としています。
この記事では【For Good アワード 2023】で受賞したプロジェクトをご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、動物保護部門賞を受賞した「アフリカゾウと地域住民に命の危機が…自然との共生を目指して保護活動を実現したい！」プロジェクトです！
プロジェクト概要
■実行者：太田ゆか 様
■達成金額：3,266,000円
■目標金額：1,100,000円
■支援人数：266人
かつての生息域の８５％を失ったといわれるアフリカゾウ。近時は、行き場を失ったゾウが保護区を出て射殺されたり、人に被害が出てしまったりするなど、ゾウと地域住民との軋轢が深刻になっています。このような状況下で注目されているのが、GPSを使ったモニタリングです。ゾウにGPSを装着する活動を通じて、ゾウと人との共生を実現するため、本プロジェクトが開始されました！
プロジェクト実施の背景
私の幼い頃からの夢は「動物を守ること」
それを実現するために、20歳の時に一人南アフリカに移住しました。
現地の訓練学校に通い、無事に南アフリカ政府公認のサファリガイドの資格を取得し、これまで７年間サバンナの中で暮らしてきました。
現地に来なければ知ることのなかった現実。。今本当に求められている保護活動。。綺麗事では片付かない現状をたくさん目の当たりにしてきました。
野生動物と地域住民の衝突は非常に深刻な問題となっています。
生息地が減少した今、現地では人と野生動物が隣り合わせの生活をしています。行き場を失ったゾウが村に入り、畑を荒らしたり、人を襲って罪のない命が犠牲になってしまう事件が増えています。また村に入ってきたゾウは獣害とみなされ、合法的に撃つことができるため、事件があると最終的にゾウが射殺されてしまうことも多くあります。
広大な自然や野生動物の生息環境を守りたいと思った時に、人間の生活と切り離して考えることはもはやできません。
経済成長、地域住民の生活、環境保護、すべての側面にバランスよく向き合っていかなくてはなりません。
受賞コメント
動物保護部門賞に選んでいただき、ありがとうございます！皆様のおかげで、アフリカゾウやデザートライオン、そして地域の人々の生活を守るためのプロジェクトを現地で実現することができました。日本から応援してくださる皆様と、助けを必要としているアフリカの仲間をつないで、一緒に大きな保護活動を実現できたこと、日本人サファリガイドとしてなにより嬉しく思います！今後もより多くのプロジェクトを継続的にできるよう現地で頑張ってまいります。引き続き応援よろしくお願いします！
担当キュレーターからのお祝いメッセージ
キュレーターとは、プロジェクト実行者さんの社会をより良くする取り組みに伴走するFor Goodスタッフのことです。
太田さん、この度は、For Goodアワード2023にて、動物保護部門賞のご受賞、誠におめでとうございます！
今回のプロジェクトは、幼い頃からの「動物を守る」という夢を叶えるため、20歳で南アフリカに一人移住し、今ではアフリカで唯一の日本人サファリガイドとしてご活躍されている太田さんの行動力や課題への向き合い方、今までの生き方を知ることができ、「自分にも何かできるかもしれない。」と思わせてくれるような内容でした。
きっと多くの方々が、SNSなどを通して、太田さんの姿に元気をもらっていると思います。クラファンページの応援コメントを見ると、太田さんがいかに支援者の方々から愛されているかが分かるコメントが並んでいて、びっくりしました。
これからも、色んな方々の想いや夢と一緒に、ぜひ活動を広げていってくれることを楽しみにしております。
今後とも、ご活躍を心から応援しております！
実行者関連サイト
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