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【インターン体験記】世界への思いをアクションに変える

こんにちは!クラウドファンディングFor Goodで2024年7月~11月までインターンをしていた森桃子です!
この記事では私がFor Goodでインターンとして活動するようになったきっかけや実際に活動してみて学んだことをお伝えしていきたいと思います!
もしこの記事が誰かの一歩を踏み出すきっかけになったら嬉しいです。


大学での日常🌞

For Goodでインターンをはじめたきっかけ

私は小さい頃から、国内外に存在する経済的な格差に関心がありました。
自分の努力とは関係なく私は恵まれた両親の下で育つことができ、大学にまで行かせてもらっています。でも新聞や本を読むと別の国で今日の食べ物に困る人がいたり、国内でも経済的に大学進学を諦めなければいけない子どもたちが多いです。このような現実を目の前にしたときに、ボランティア活動をしながらも無力感に襲われる自分がいました。

インドでの教育ボランティア

自分から何かアクションを起こしたいと思い休学した矢先、たまたま参加したイベントでボーダレス・ジャパンを知り、そのウェブサイトでFor Goodを見つけました。一方的に困っている人に何かを与え続けるのではなく、困っている人にお金が流れる仕組みを作るという取り組みに衝撃を受け、インターンに応募しました!
無事に採用はされたものの、私はこれまでビジネスについて学ぶ機会がなかったため、面接のときには厳しいフィードバックをいただくこともあり、不安いっぱいの中でインターン生としての仕事が始まりました。

私の歓迎会をしてくれました!

実際の仕事内容

私はこの5か月の間実に様々な業務を担当させてもらいました。
For Goodでインターンを考えている方の参考になれば嬉しいです!

1.リードキュレーター

私がFor Goodに入社してから初めて担当した業務は、リードキュレーター(企画営業)でした。この中では関心のあるテーマに関連した活動をされている方や団体様に対して、クラウドファンディングの提案を行います。私は国際協力、貧困、環境問題、農業といった分野で主にNPOの方々に提案を行いました。

For Goodのメンバーを相手に何度も面談の練習をし、どうやったらFor Goodのことを理解してもらえるのか、相手の方にクラウドファンディングのイメージを掴んでもらうためにはどうしたらよいのかなどを考え、その都度フィードバックをいただきながら、ブラッシュアップしていきました。

実際にリードキュレーターとして働き始めてからは、社会問題に取り組むNPOの方々をはじめとして多くの方々と話す機会を得ることができました。そこで私は出会ったほとんどのNPOで資金調達という問題を抱えており、これが活動の妨げとなってしまっている現実を目の当たりにしました。そのような現状を少しでも自分の力で変えることができたらと思ったことが、リードキュレーターとして働く原動力になったと思います。実際に提案を行っていく中で、「声をかけてくれてありがとうございます」などといった感謝のお言葉をいただく機会もあり、自分がやっていることに対して自信を持つことができるようになりました。

またリードキュレーターを通して、この世の中にたくさん存在する社会問題に多くの人が取り組んでいるという現状を見ることができました。例えば日本では農業人口が減っているなどのニュースを聞くことがありますが、このような問題に対して農業体験を提供することで取り組まれているNPOの方々もいらっしゃいます。問題はたくさんあるけれども、それを少しずつ変えていこうとしている人々はいるということを知り、面談のたびに私は社会問題に取り組む一員として勇気をもらいました。

2.海外市場調査

次に担当した業務が海外のクラウドファンディングに関する調査でした。私は高校時代に留学経験があり、大学でも海外に触れる機会が多かったことなどから、このような重大な業務を任せていただきました。世界に存在するクラウドファンディング会社を約250社ほどリストアップし、それぞれ地域ごとに分けて特性などを調べていきました。

この業務では自分の英語力や海外経験を生かすことができ、このような業務ができたこと自体が光栄でした。特にFor Goodの代表とともに海外戦略に関する会議に出る中で、企業が海外進出をするときの具体的な流れを直接見ることができました。このことは強い刺激になり、自分のビジネスに対する理解を格段に深めたと思います。

3.メディア執筆

 この業務では、For Goodでクラウドファンディングを行った過去の実行者さんのアフターストーリーをまとめました。WEBメディア部署のこっこさんが事前に行ったインタビュー動画・音声をもとに、文字お越しや編集を加えながら、記事を作るというお仕事です。

私はこれまで記事を執筆するという経験はなかったのですが、ひそかに記者やライターのような文章を執筆するお仕事に憧れていたので、とても楽しく書くことができました✨
特に文字起こししたものを記事として読めるように編集するという作業の過程の中では、どうしたら読者にとって読みやすい記事になるのかということを意識しながら進めていきました。また執筆の中で、普段は知ることのできない様々な実行者の方々の社会課題への想いに触れることができました。

4.コーポレート業務

私が最後に担当したのが、クラウドファンディングの利用者さん向けのヘルプページを作成・修正するコーポレート部門でした。クラウドファンディングを利用されている方が、ページを作成したり支援したりする際に抱く疑問を解消するために、様々なページを作成しました。その中では、法的な知識にも触れることができ、自分のクラウドファンディングに関する理解が日に日に深まっていきました。

実際に自分が作成したページがネット上にリリースされ、様々な方々に見てもらえるようになるのはとても嬉しかったです。この業務を通して私は、論理的に文章を書くことが好きなのだと自覚することができました。

そして私は何よりも先輩に恵まれていました!
私は焦りやすい性格で、ミスを繰り返すことも多かったのですが、その都度叱ることなく適切なアドバイスをくれた先輩には本当に感謝していますし、このような素晴らしい方の下でお仕事ができて幸せでした。

▼お世話になった先輩の記事😊

For Goodのメンバーと野球観戦⚾

インターンを通して自分に起きた変化

1.課題意識の明確化

私は社会を良くしたいという思いから大学では、教育・福祉・環境・国際協力・農業など様々な社会課題に関する活動に参加していました。ただその一方で自分の軸が定まらず、「自分は本当は何がしたいのだろうか?」と悩んでいました。
しかしFor Goodのインターンとして、いろいろな分野の実行者さんやメンバーと関わる中で自己理解が進んでいき、やはり自分は国内外の経済格差・貧困削減に関心があるのだということが明確になりました。
特にFor Goodの代表が海外戦略会議の中で言っていた「この世界の数%の人間がこの世界のほとんどの富を持っていて、そのような現状を変えるためにクラウドファンディングを広める必要がある」という言葉は今でも印象に残っています。
経済的に恵まれている人とそうではない人がはっきり分かれているこの社会で自分はそこから目を逸らすのではなく、何かしらの形でこれからもこの問題に取り組みたいと思っています。

2.ビジネスへの理解

冒頭でも少し触れたように、私はビジネスに関する知識がほぼゼロの状態(「営業」という言葉の意味がわからないくらい)でFor Goodに入りました。
ですが、何もわからなかった私でも徐々に経営会議の内容についていくことができ、海外市場調査の際には自分なりに提案も行うことができるようになりました。
このような変化が起きた背景にはインターン生を社員同様に扱ってくれるFor Goodの環境があると思います。例えば、毎日行われている朝会ではインターンを含めたメンバー全員が参加し、売上や先月との比較を行います。このような中で自分なりに経営について学び、どのようにして事業は作られていくのかを理解することができるようになりました。

3.優先順位の付け方

For Goodのインターンは、社員とほぼ同じ裁量で仕事を担当することができ、一日にいくつものタスクを完了させる必要があります。また仕事によっては、クラウドファンディングの実行者さんと日程を合わせて面談をすることもあるため、自分の好きなように仕事をするのではなく、他の方のスケジュールなども考慮しながら期日を定めて仕事を進めることが求められます。このような中で常にその日は何をしなくてはいけないのか、また何が一番大事なタスクなのかという優先順位を組み立てることが習慣になりました。
これは仕事に限らず、営業でも意識しました。30分という限られた時間の中で、目の前の方にクラウドファンディングへの理解を深めてもらうためには、何を伝える必要があり、それをどのような順番で話したらよいのかという順番を頭で考えるということをしていました。

4.実行力

For Goodに社員やインターンという枠組みはあまり関係ないということを既に触れましたが、これがよく表れているのが日々行われる朝会です。その中ではインターン生であったとしても、自分が何を発信していくかというアウトプットが試されています。業務に関係することだけでなく、その場をどう盛り上げていくかということも含めて自分から情報を発信していくことが求められる環境であると言えます。このように常に主体的に参加が求められる環境に身を置くことで、自分の内にある考えや思いをとどめるのではなく、言語化してそれを実践する力が養われました。

頻繁に集まる機会があります!

さいごに

私はFor Goodで活動したこの5か月の間に、自分のぼんやりと抱いていた思いを確信に変えることができたと思っています。それはこのページの冒頭でも触れた通り、自分の人生を通して経済格差や貧困の削減に取り組んでいきたいということです。
このように覚悟を決めることができるようになったのは、For Goodを通して様々な社会問題に取り組んでいる方々と出会ったからだと思っています。
一人だけでは難しいこともあるけれど、仲間と一緒ならば、大きな理想を実現することができるということを学びました!

これを読んでFor Goodに興味を持った皆さん、ぜひ一歩踏み出してみてください。
For Goodで働くことで、あなたの思いは世界に影響を及ぼすアクションへと変わっていきます✨


For Goodは一緒に働く仲間を募集中です!

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