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For Goodマガジン誕生の背景 〜なぜクラウドファンディングのサイトがメディアを立ち上げるのか〜

「世界をグッドに。想いをアクションに。」
社会をより良くしたいという想いや活動が集まるクラウドファンディングFor Goodが立ち上がって2年半。
「クラウドファンディングをもっと身近に感じてほしい!」という想いから、この度For Goodがマガジン「For Goodマガジン」というメディアを始めます。
メディアの記事制作に携わっている編集者に、マガジンを立ち上げるに至った背景やその想いを聞きました!
ぜひご覧ください!


<プロフィール>
・成田好《なりた このみ》(以下「こっこさん」と記載)
2021年:ボーダレス・ジャパンに入社
2021~2022年:For Goodの立ち上げに関わる
2022年~:キュレーターやWeb開発、メールマガジン執筆など数々の業務に携わる
2024~年:For Good初のマガジン制作に携わる



1. For Goodマガジンとは?

▼以下のリンクをクリックすると、For Goodマガジンサイトに移動します
https://magazine.for-good.net/

For Goodマガジンサイト(画像クリックで対象サイトへ)

――今月15日にリリースされる「For Goodマガジン」はどのようなメディアなのですか?

こっこさん:「For Goodマガジン」は、私たちが運営しているクラウドファンディング「For Good」のサイトとは全く別のメディアサイトになります。クラウドファンディングサービスを開始してから2年半の間で、多くのプロジェクトが立ち上がり、たくさんの方々に利用していただきました。その一方で、クラウドファンディングに対してハードルが高いと感じている方が少なくないことにも気づいたんです。

例えば、プロジェクトを始める前に「自分にできるのかな」と不安を抱えている実行者さんや、「クラウドファンディングは特別な人がやるもの」というイメージを持っている方もいました。社会をより良くするためにクラウドファンディングを実施される実行者さんはみなさんとても素敵ですが、全員が有名人だったり、すでに多くのファンがいるとは限らないです。
もともと「For Good」は、誰もが自分のアイデアや想いを形にできる社会を目指して立ち上げたサービスです。その理念をもっと広く伝えるために、私たちができることを改めて考えた時にメディア事業を立ち上げる必要性を感じました。

――確かにクラウドファンディングはハードルが高いと感じる方が多いですよね。そういった中で、「For Goodマガジン」を通じて、より多くの方にその魅力や可能性を知っていただける機会が増えるのは、とても素敵なことだと思います。同時に、「For Good」というサービス自体の認知向上にもつながりそうですね!

こっこさん:そうですね。「For Goodマガジン」を通じて、クラウドファンディングを立ち上げた方の背景や想い、そして実際に立ち上げた後のストーリーを詳しくお伝えしたいと思っています。もちろん現在のクラウドファンディングのページにも概要は載っていますが、クラウドファンディングで集まった支援でどのように活動を広げていったのかは、ページだけでは十分に伝えきれません。

そのような部分にも光を当てて、「自分にもできるかもしれない」と思ってもらえるようなストーリーをお届けしたいと考えています。結果的に、私も挑戦してみたい」と背中を押すきっかけになれば嬉しいです。

▶実際に立ち上がっている「想いを形にした」プロジェクトの数々
(画像クリックで対象サイトへ)※2024/12/11現在

2. マガジン立ち上げのきっかけ

――少し先ほどのお話に出ましたが、「For Goodマガジン」を立ち上げるきっかけとなった具体的なエピソードがあれば教えてください!

こっこさん:きっかけの1つは、「For Good」でクラウドファンディングを実行された方とイベントなどで再会した際に、「クラウドファンディングをやって本当に良かった」「実際に資金が集まった後は、こうやって活動を展開できている」という話を直接聞かせていただくことがありました。実行者さんがFor Goodでの挑戦を通してどんどん前進されている姿を知ることができるのは、とても嬉しかったんです。

また、「最初の一歩を踏み出すことで、たくさんの学びや気づきがあった」というエピソードをを多くの実行者さんに聞きました。この話を私たちだけで留めておくのはもったいないと感じて、これから挑戦しようとしている人や、周りで応援している人たちにも届けるべきだと思いました。そこで、「For Goodマガジン」を通じて、こうした素敵なエピソードをもっと広く共有していこうと決めました。

クラウドファンディングを立ち上げた方々の1年後の姿ページ(画像クリックで対象サイトへ)

――確かに、今までだと実行者さんと直接関わりのある人だけしか知れなかったエピソードを、マガジンを通じてより多くの方々に届けることができるわけですね!

こっこさん:そうです。直接の繋がりはないけど、興味関心のある分野が近かったり、自分と似た境遇にある実行者さんを見つけられると勇気が出てくるのではないかと考えています。クラウドファンディングに挑戦してくださった実行者さんからどんどん「挑戦の輪」が広がっていくと信じています。

(画像クリックで対象サイトへ移行します!)

3. 立ち上げまでに苦労したことについて

――立ち上げまで約2ヶ月半のスケジュールだったと伺いましたが、その間の計画や進行はどのように進められたのでしょうか。

こっこさん:そうですね。今年の9月頃にインタビューを始めて、「余裕を持って進められそうだな」と準備していたんですが、気づいたらリリースの日程がどんどん早まっていました。それに伴い、「インタビューする人を増やそう」「新しい企画を立てよう」という感じで、かなり慌ただしく動くことになりましたね。

――他にも大変だったことはありますか。

こっこさん:クラウドファンディングとは別の側面を見せないといけないので、インタビューをする上でどんな質問をしたら、現在の実行者さんの活動にしっかり光を充てられるのかを考えました。
実行者さんの現在は、For Goodを運営している私でも初めて聞くことばかりだったので、その場で話を引き出すスキルが求められると感じました。
一方で、実行者さんの想いが形になっている過程をインタビューできて、とても感動しました。

画像クリックで対象サイトへ

4. マガジン立ち上げで特に力を入れた部分について

――次に、マガジン自体についてお聞きします!立ち上げにあたり、特に力を入れた部分や作成の過程で意識していたポイントがあれば教えてください!また、ユーザーにどのようなメッセージを届けたいと考えていたのかも教えていただけますか?

こっこさん:主に2つのポイントを特に意識していました。

1つ目は、「何かをしたいけれど、具体的に何をどうすればいいのか分からない」と悩んでいる人たちのために、社会をより良くする手段や方法についてわかりやすくまとめることです。
例えば、「社会問題を解決したい」という漠然とした想いはあっても、それをどう形にすればいいのか、どんな方法があるのかが分からない方が多いと思うんです。そうした方々に向けて、「こんな実行者さんがいましたよ」「こういった活動事例がありますよ」と具体的な成功事例を伝えることで、手段や可能性を示せるメディアを目指しました。

2つ目は、「立ち上がる勇気」をサポートすることです。新しいことを始めるには多くの勇気が必要で、一人で「やってみて」と言われてもハードルが高いですよね。だからこそ、「この人ができたなら、自分にもできるかもしれない」と思えるような、共感や自己効力感を与えられる内容を意識しました。「身近な誰かも頑張っている」「共通点があるから自分も挑戦できる」と感じてもらえるような記事やインタビュー企画を大切にしました。

▶For Goodならではの仕組み(画像クリックで対象サイトへ)
プロジェクト実行者が支援金の全額を受け取ることができる!

5. マガジンの今後の目標について

――For Goodマガジンがついにスタートするわけですが、スタート後の目標や、目指す方向について教えていただけますか?

こっこさん:そうですね。これは最初から考えていたことなんですが、「みんなで作る、みんなのメディア」を実現したいと考えています。

例えば学生ライターさんや、外部で活動しているライターの方がマガジンに関わってくれたり、SNSでの情報拡散に協力してくれる方が増えたりすることで、もっと多くの人が関わるメディアにしたいと思っています。

制作側と読者という区分けをなくし、「一緒に作っている」という感覚を持ってもらえるメディアにしたいです。
例えば、自分の企画が採用されたり、自分の言葉やアイデアが形になったりすることで、誰もが参加できる仕組みを作りたいと思っています。今後は、こうした仕組みをさらに増やしていきたいと考えています。

――今の目標を伺って、For Goodマガジンの方向性がすごく素敵だと思いました!マガジンといえば「記事を届けることが目標!」というイメージを勝手に持っていましたが、「制作者と読者の壁をなくして、全員が一つのチームのような形」で関われるメディアを目指しているんですね!

こっこさん:そうなんです。ただ届けるだけでなく、一緒に作っていくことがFor Goodマガジンの大きな目標です。その過程で多くの方にとって「自分も関われる」と感じてもらえるメディアにしていきたいと思っています。

6. これからどのような方々に届けていきたいか

――では、次の質問ですが、For Goodマガジンをどのような方々に届けたいと考えていますか?
また、どんな方にぜひ読んでほしいと考えていますか?

こっこさん:「何かやりたいけど、あと一歩が踏み出せない」「自分のアイデアがしっくりこない」「他のアイデアを探したい」と悩んでいる人たちに読んでいただきたいですねFor Goodマガジンを通じて実際に行動している人のストーリーを知ってもらい、自分にとってのヒントやきっかけを見つけてもらえたらと思っています。

また、クラウドファンディングに全く興味がない人たちにもぜひFor Goodマガジンを覗いていただきたいです。クラウドファンディングは、絶対やらなきゃいけないものではないと思っています。
ただ、それを活用することで可能性が広がる手段であることは間違いないと思います。これまで「クラウドファンディングなんて自分とは無縁」と感じていた人にも、実際に活用している人の事例を知ってもらうことで、「こういう使い方があるんだ」「ちょっとプロジェクトを見てみようかな」と思うきっかけを提供できたら嬉しいです。

――確かに、これまでクラウドファンディングという言葉や仕組みに縁がなかった人たちにこそ届けられると、新しい視点やサイクルが生まれそうですね!

こっこさん: そうなんです。クラウドファンディングが自分に直接関係しないと感じている人にも、「こんな風に活用されているんだ」と知ってもらえると、少しずつ新しい気づきや関心が広がるのではないかと思います。それがフォーグッドマガジンを通じて実現できたらとても嬉しいですね。

7. 未来の読者に「これだけは伝えたい!」こと

――最後に未来の読者に向けて「これだけは伝えたい!」というメッセージがあれば教えてください!

こっこさん:まずは何よりも「ぜひ読んでみてください!」と伝えたいです。
そして、もし読んでいただいた後に何か感じたことがあれば、ぜひコメントをいただけるとすごく嬉しいです。「こんな質問をもっと聞いてみたい」「こういう企画をしてほしい」といった要望や、「ここが面白かった」「ここは改善できるんじゃないか」という率直な意見でも大歓迎です。

私たちは、「みんなで作るメディア」を目指しています。そのためには、私たちだけではなく、読者の皆さんの声やアイデアを取り入れながら、内容をブラッシュアップしていきたいと思っています。だからこそ、読者とのコミュニケーションがすごく大切なんです。

For Goodマガジンにはこんなページも!!
(画像クリックで対象サイトへ)

―― なるほど、一方的に発信するだけではなく、双方向のやりとりを目指しているということですね。

こっこさん:その通りです。例えば、「この企画はちょっとつまらなかった」という意見でも全然構いません。私たちが見えていない部分や、どんなことに興味を持たれているのか、何を知りたいのかをたくさん吸収していきたいです。いろんな人の意見を反映することで、より良いメディアに成長していけたら嬉しいです。

――確かに、率直なフィードバックは改善につながりますし、そうすることで読者にとってより魅力的なマガジンになりますね!
たくさんの人に読んでもらって、意見をもらえるようになるといいですよね!

こっこさん:私たち自身も楽しみながら、みんなで一緒に面白いメディアを作っていけるといいなと思っています!

▼以下のリンクをクリックすると「For Goodマガジン」サイトに移動します
https://magazine.for-good.net/

▶For Goodからのメッセージ



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