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【For Good アワード 2023】受賞プロジェクト紹介 <文化部門賞> 「【祭り文化を未来に伝える】愛知の祭りの写真集を作り、全小中学校に寄付する。」

「For Good アワード」は、ソーシャルグッドなクラウドファンディング「For Good」が主催する年に1度のアワードです。アワードでは「世界をグッドに。想いをアクションに。」というFor Goodのスローガンを体現する”社会を良くするソーシャルグッドな取り組み”を選定することで、今後の社会にとっての社会課題解決のロールモデルとすること、そしてより多くの方々のソーシャルグッドなアクションを促進することを目的としています。

この記事では【For Good アワード 2023】で受賞したプロジェクトをご紹介していきます。

今回ご紹介するのは、文化部門賞を受賞した「【祭り文化を未来に伝える】愛知の祭りの写真集を作り、全小中学校に寄付する。」プロジェクトです!


プロジェクト概要

■実行者:デン真 様
■達成金額:3,108,700円

■目標金額:1,500,000円
■支援人数:199人

生まれ育った愛知の祭り文化を写真に収め、祭りの魅力を発信している写真家のデン真様。制作した祭りの写真集を県内の小中学校の図書館に寄贈し、祭りの素晴らしさを子どもたちに知ってもらうため、今回クラファンに挑戦されました!

プロジェクト実施の背景

少子化のうえに新型コロナも重なり、地域の魅力ある祭り文化の継承が難しくなっています。私は愛知県で生まれ、かつて尾張・三河と呼ばれた愛知県下の祭り文化の魅力に魅せられ、10年以上この地域の祭りを撮影している写真家です。しかし、この素晴らしい祭り文化が次世代を担う子供たちにきちんと受け継がれていくのか、とても不安に感じますし、祭り関係者の多くも同じように危機感を抱いています。これまで祭りのときに故郷に帰って祭りに参加していた子世代も家庭を築き、子(孫)を持っていますが、子の故郷と孫の故郷は違います。孫世代の子供たちは祭りの担い手になってくれるでしょうか。

祭りは、町内の氏子が中心となって行うものですが、少子化の影響でこれまでのやり方では難しくなってきています。氏子が中心の仕組みは変わらなくとも、祭りを支える人の輪を大きくしていかねばならない状況です。それにはまず、祭りを愛する人を増やしていかねばなりません。なかでも未来を担う子どもたちに地域の祭り文化の素晴らしさを知ってもらうことがとても重要なのです。

https://rescuex.jp/project/38596

受賞コメント

この度は、For Goodアワード2023の文化部門賞を受賞し、大変光栄に思います。多くの素晴らしいプロジェクトがある中で、この取り組みが認められたことに感謝申し上げます。受賞を機に、一層の地域の祭り文化への理解と関心を高めることができればと考えています。今後も、持続可能な社会の発展に寄与できるように精力的に活動を続けてまいります。また、このプロジェクトにご支援いただいた多くの皆様へ、改めて深く感謝の意を表します。

担当キュレーターからのお祝いメッセージ

キュレーターとは、プロジェクト実行者さんの社会をより良くする取り組みに伴走するFor Goodスタッフのことです。

この度のご受賞、誠におめでとうございます!
お話をお聞きする中で「祭りの素晴らしさを子どもたちに知ってもらうため、祭りの写真集を県内の小中学校の図書館に寄贈する。」という企画にまとまっていった今回のクラウドファンディング。
実際に企画がたくさんの方の共感を集め、実行されているのを見ると感慨深いです。
プロジェクトページに載せられた美しい写真の数々は、個人的にもついつい何度も見てしまいました。
祭り文化の衰退は、愛知だけではなく全国で生じている問題だと思います。
デン真さんのプロジェクトを見て、他の地域でも祭り文化を継承するためのプロジェクトが生まれていってくれると、嬉しく思います。
改めて、For Goodで素敵なアクションを起こしてくださってありがとうございました!これからのご活躍も応援しております!

実行者関連サイト

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