【クラファン掲載後インタビュー】「【環境問題をもっと身近に!】地球もみんなも元気になるキッチンカー事業を始めたい!」#STANDFORGOOD
この記事ではFor Goodでプロジェクトに挑戦した実行者さんに活動のキッカケやクラファンでの取り組み、これから作りたい社会などについてインタビューしていきます。
今回ご紹介するのは、一般投票部門賞を受賞した「【環境問題をもっと身近に!】地球もみんなも元気になるキッチンカー事業を始めたい!」というプロジェクトです!
プロジェクト概要
■実行者:地球もわたしも元気になる合同会社代表 神馬彩夏さま
■達成金額:2,419,500円
■目標金額:1,200,000円
■支援人数:345人
「地球もわたしも元気になる」ことを目指して、エコなマルシェの企画や環境に配慮した雑貨・日用品などを扱うショップの運営を行なっている神馬さんが、環境問題を身近に知ってもらうためのキッチンカー事業に挑戦しました!
キッチンカーを通して通行人の多い場所や老若男女問わず人が集まる場所へ「美味しいもの」と共に出向くことで、フードロス問題やゴミ問題に意識を向けてくれる方を少しでも増やすための取り組みです!
クラファン掲載後インタビュー
Q.現在取り組んでいる活動について教えてください
私は現在「地球も私も元気になる」という合同会社の代表をやっています。
主な活動内容としては『マルシェの企画運営』『ゼロウェストショップの営業』『キッチンカーでのジューススタンドの運営』の3つを行っています。
最初は"エコなマルシェを開催しよう!"というなるべくゴミを出さないマルシェの活動からスタートしました。
そしてエコルシェが発展した約一年後にエコルシェ5302というお店をオープンさせまして、脱プラスチックを目指した雑貨や日用品、食品などを販売しています。
そして3つ目に新しく挑戦した活動が、今回For Goodでクラウドファンディングを行った『キッチンカーでのジューススタンド』です。
これはお店やマルシェを通し、農家さんとの繋がりが生まれる中で
「消費者に届く前に畑に混ぜられてしまう野菜や果物は結構多い」
という現状を知り、それらの野菜を美味しく加工して売りたいと思ったことから始まりました。
Q.神馬さんがこういう取り組みを始めたキッカケはなんですか?
前職ではウェディングプランナーで結婚式を作るお仕事をしていたのですが、子どもが生まれ、もっと時間を気にせずに働ける環境がほしいと思ったんです。
そんな時に蜜蝋ラップというものを知って、周りに作れる人がいなかったことと、前から気になっていた環境問題に触れられるという理由から蜜蝋ラップを作ったり、ワークショップを開催したりする事業を行っていました。
しかし、前職での経験から、「私自身、物を作るよりも場を作る方が得意」と感じ、蜜蝋ラップを使って買い物ができる場所を作りたいという思考の変化が生まれたことで、ゴミのないマルシェを開催するまでに至ったのです。
また、蜜蝋ラップについて勉強する中で、プラスチックが自分たちの健康に大きな害を及ぼすことを知って、これからの子どもたちのためにも脱プラスチックの思考を広げなければいけないと思ったこともきっかけになっています。
Q.活動の中で壁に当たることはありましたか?
マルシェやお店、キッチンカーに来てくれる人をどうやって増やすかということは一つ大きな壁でした。
ゴミ問題やフードロス問題に無関係な人はいないと思います。
ただ、興味関心を向けている人はまだまだごく一部だと思っています。
なので、いかに多くの人に自分たちの活動や考え方を知ってもらえるのか?というところで、これまで苦戦をしてきました。
Q.間口を広げるためにどんな取り組みをされていたのですか?
お店やマルシェでは商品の見せ方にこだわりました。
みんなが美味しいと思う食べ物や生活に馴染みのある物を目立つように配置して、それをキッカケにエコな商品にも興味を持ってもらえるようにお店の導線を見直したのです。
また、キッチンカーでは、規格外の果物を使っています!ということを全面に押し出さず、純粋に美味しいジュース屋さんとして営業を始めて、多くの人に知ってもらえるように意識をしました。
Q.これまでの活動で印象に残っていることはありますか?
出展者さんの声になるのですが、
「マルシェに参加することで普段当たり前のように使っていたプラスチックの袋や包装を紙袋に変えました!」
「規格外のフルーツをお菓子作りに使ってみます!」
というように、今までゴミ問題やフードロス問題に全く意識を向けていなかった人たちが、ゴミを減らそうと意識を向けてくれたことはものすごく嬉しかったです。
Q.クラウドファンディングに挑戦したキッカケ
元々キッチンカーがほしいと思っていましたが、資金の面でなかなか手を出せていませんでした。
ただ、ある時SNSを通して友達から『手放そうと思っているキッチンカーがある』と連絡をいただいき、すぐに資金を集めたい!という思いからクラウドファンディングに挑戦しました。
Q.これから作っていきたい社会について教えてください。
私は『地球も私も元気になる社会』を作っていきたいと思っています。
今まで日本人は自己犠牲というものが美学とされてきた部分もあると思います。
しかし、環境問題に取り組む上で、まずは自分が我慢せず、健康で元気であることが最優先です。
その上で地球にとっても負荷をかけにくいという思考が当たり前にできる世の中をこれからも目指していきます!
神馬さんありがとうございました!
STAND FOR GOOD
貧困・災害・紛争・環境破壊・人権など
今、世界では多くの社会問題が立ち塞がっています。
そんな中で「社会を変えるため」「誰かを救うため」
クラウドファンディングへ挑戦された方々はどんな想いを持っているのか?
クラウドファンディングを通して成し遂げたい未来の姿について語っていただきました。
STAND FOR GOODでは、For Goodで生まれた「社会を変えるアクション」を多くの人に広め、これから社会を変えていきたい思っている方の原動力になればと思っています。
For Goodから生まれた「社会を変える初めの一歩」をぜひご覧ください。