本田圭佑カンボジア代表監督の気持ちがわかった日
このnoteをひらいてくれて、訪れてくれてありがとうございます。
横浜でジュニアサッカーのコーチをしております。
ここには、今日(2/1)にやったゲームでの思ったことをつらつらと書いていこうと思います。
後にも先にも、noteは今回限りな気がしてます。
学生時代、作文が400文字も書けなかった自分の文章力が試されます。
ちなみにいまは、お風呂に入りながら[Alexandros]のMosquito Biteをきいています。
さて。
今日は2試合して、どっちも完敗(1-4.0-7)
1番大きな要因は監督の指示でしょう。
1月、ずっとビルドアップをテーマにしてきた私たちは、ここぞとばかりにビルドアップを試みる。
ゴールキック、キーパーがキャッチしたときは必ず投げる/転がす、など。
今日の2試合、ゾーン1でのミスでの失点数は半分以上でした。
1試合目前のMTでは
・ビルドアップ時のポジショニング
・相手を見てプレーを選ぶこと
・ミスはコーチのせいだからみんなで助け合うこと
この3点を伝えました。
子どもたちというのは驚くほど素直で、自分が言ったことを愚直に、実行してくれました。
技術的なミスは多くとも、30分通して続けてくれました。
2試合目前、子どもたちに質問してみました。
「いま勝てる確率が高くなるけど今後勝てなくなるかもしれないのと、いまは勝てないかもしれないけど今後、みんなが大人になってもサッカーを続けたとして役立つことをいま学ぶの、どっちがいい?」
少し意地悪な質問かもしれませんが、少し迷ってから「大人になっても役立つこと!」との答え。
「なら、このやり方は変えないよ。いまのうちにビルドアップできたら将来役立つから。」
あまりの完敗振りにコーチ自身が自信を失ってしまったわけです。しかし、子どもたちの言葉をきっかけに再チャレンジすることを決意。
2試合目もボロボロに負けましたが、何本かゾーン2.3に運ぶことはできました。
ゲーム中のミスには決して怒らず、励まし続けました。
ただ、立て続けの失点にはなんて声掛けていいか未だにわからず、、、
怒っても仕方ないので、アドバイスや褒めることに務めるのが自分のスタイルです。
タイトルの意味
「本田圭佑カンボジア代表監督の気持ちがわかった日」とはどういうことか。
これは以前NowDo Meetingかなにかで本田さんが言っていたことで、カンボジア代表がイランに0-14で負けたときに自分たちのスタイルを貫いた結果だ(超曖昧)というようなことを言っていた記憶があるからです。
あのとき、本田圭佑はこんな気持ちだったのかなーなって試合中思ったり。
今日この自分たちのスタイルを貫き通した理由は
子どもたち自身に気づいて欲しかったから
ということもあります。
週1度、70分のTRではやはり限界があります。
技術的な練習に裂ける時間があまり多くありません。
なので、自主的にボールを蹴る時間を増やしてもらいたいという思いもありました。
気づいてもらえるかはわかりませんが、、、
今日のゲームは正直いって勝ちを捨ててたところはあります。
勝ちを捨てて、ビルドアップを取得しようとする。
何かを得るためには何かを捨てなければなりません。
今日のことはしっかりと試合結果報告ページにて保護者に意図を伝えます。伝わって、納得してくれることを願って。。
最後までお読みいただきありがとうございます。
これからも頑張ります。