世紀の大発見
これは、偉大なる科学者の物語である。
科学者とは、常に好奇心を胸に抱き、探究心と洞察力で知られざる真理を解明し、新たなものを創造するクリエーターだ。
周りには難しい顔をして、どこか変わった人のように映るかもしれないが、彼にとってそんな事はどうでも良かった。
彼は、いつもいろいろな事を考えていた。
彼には疑問と向き合う事が、まさに日常であったからである。
そんなララが毎朝の日課である朝の散歩に出かけた時の事だった。
気持ちの良い冷たい朝の空気に触れて、ララは大きく深呼吸をした。
風を全身で感じながら、少し体を動かし、背筋も伸ばしてとても気持ちがいい!
そんな時に、ララは変哲もない木の幹に何か発見した。それが、とんでもないものであった!
お!
これは?
そこには、なにか
文様のようなものが刻まれていた。
ララは、その文様をじっくりと観察してみた。
それは、本当に不思議な文様
何故、こんな所にこの様なものが浮かび上がっているのだろう?
明らかに人によって刻まれたものではない。
とは言っても、木々が自然にこの様なものを形造るものなのか?
いや、あり得ない。
しかし、これは事実。
彼は、スーパーコンピュータのように頭脳をフル回転させた。
頭の中では、彼のデータベースがフル検索され様々な数式が高速で計算され続けた。
これは!
これはきっと!太古の記憶に違いない。昔むかしの太古の記憶が、この木に刻まれたのだ。そして、この記憶をひも解けば!きっと過去の記憶が蘇り新たな歴史が分かるかもしれない。
ララは、少し興奮した。
その後、調査、研究を続けていった。
その結果、さまざまな発見がなされた。
科学者とは、そこにある問題が難題なほど闘志が燃え高揚する。
世紀の大科学者ララは、こんな小さな出来事も、ほんの見落とす些細なことも決して見逃さない。
そしてそこから新たな発見と、そして未来までも創造する!それが偉大な科学者だ。
彼の目は、常に未来へと向けられていた!
やっぱりすごいぜ! ララたん!
君は天才であり、我らのヒーローだ。
おしまい