あしたのララジョー
サンド~バッグに~浮かんで消える~
憎い~あんちくしょうの顔めがけ~
叩け 叩け 叩け~
おいらにゃ~けものの~
血がさわぐ~
だけど~ルルルル~
明日は~きっと何かある~
明日は、どお~っちだ~~
俺の名前は、矢吹ララジョー
けものの血がさわぐボクサーさ
貧しい生まれの不良の俺は、事件を起こしちまって少年院に入れられちまったが、そこでボクシングに出会ったのさ
パンチには前から自信があった俺は、すぐに強くなったぜ
ジャブ、ストレート、アッパー、クロスカウンター!どれもすごい得意パンチだが、最高に得意なパンチは、猫パンチだな!
俺の前に立ってマットに沈まない奴はいないぜ
俺様はワイルドなララジョーなのさ
俺の目にも止まらぬパンチを見てくれよ
本当にすごいだろう
見えないステレスパンチだぜ!
シュッ
この俺とやり合うってかい?
痛い目あうぜ!それでもいいのかい?
よし、受けて立ってやる!
かかってこいよ。
なんだよ、そのパンチは。
全く当たらないぜ
見事にかわすララジョーだった。
サッ
さあ、こっちもやってやるぜ
渾身の猫パ〜ンチ!
にゃ~っ
猫パンチが見事に決まったララジョー
この勝負に勝利した。
見よ、この凛々しい姿
そして、太い腕
強い眼差しを
なんとも勇敢なボクサーのララたんでした。
おしまい