昔の自分の曲を聴いてみよう
近況と概要
のつ。ハルカです。今期アニメはしかのこしか見てないんですが、他にちゃんと見るべきものがある気がします。
さて、夏ですな。つい最近の話だと、会社では俺が講習行ってる間にドデカクレームが発生し残業の嵐が吹き荒れたり、ボルダリングを初めてしたら履いてたトランクスがビリビリに破れたり、キンミヤ焼酎の炭酸割りが普通に不味かったり、地元の花火は美しかったり、その花火を見ながら馬鹿酔いマレフィセントになったり。馬鹿酔いマレフィセントって何?
さて、僕の所属するバンドサークルにもオリジナルの曲をやるバンドが増えてきたり、富山のインディーズバンドでオムニバスアルバムをリリースしたり、富山の音楽シーンが緩やか〜に盛り上がってる気がしてます。
↓サークルの先輩がリードギターしてるバンド。カッコイーーー(裏声)
てなわけで身近で作詞作曲を行う人が増え、僕はうっすらと思い出しました。かつて大学時代に所属していた弾き語りサークルにもオリジナル曲を作る機運が高まり、自分のこと恥ずかしげもなくあけっぴろげに書いたポエムにメロディを載せたり、はたまたわけわからん歌詞にわけわからんコード進行を爆裂させた「大作曲時代(※)」があったことを……。
※俺しか言ってないかもしれへん
てことで、今こそ自分の作った曲を聴いてみようというのが今回のコラムです。なんせ最後に作ってからかれこれ7〜8年ぐらい経ってるわけですから大分客観的に聴けるんじゃないか、という目論見です。誰も得せんコラムやなこれ。
曲解説はその昔やってたような記憶がありますが、多分おもんない自分語りかつそれを書いたブログがどこにいったかもわからないのでガン無視します。今回のはあくまで感想なんで説明とかしません、てか覚えてないからできん。探せ、そこに恥の全てを置いてきたーーー。
1.ウサギのツバサ
記憶の中では確か初めて作った曲。あんスタのアイドルの一人紫之創くんに想いを寄せて作った、というアルエを作った時のBUMPも真っ青の激キショエピソードがあることでお馴染みの曲。処女作にキモさを込めるな。
まあ歌詞に背景がある分明るくて光属性って感じで良いと思います(小並感)。
問題は、異常に早い。弾き語りでやるべきBPMではない。聴きづらいわ。
最近気付いたんですが、これサビのメロディとコードが合致してないっぽいんですな。恐らくGのキーに対してメロディはCのキーと思われる。力技すぎる。なんか若さと勢いでどうにかしてる節がある。どうにかなってへんぞ。まんじりともせず切腹せよ。
良くも悪くも処女作やなぁ……という感想。今やるならコード進行整えてもっとゆっくり弾きますね。
2.雪原の蒼
どういうサビやねんこれ。ウサギのツバサで力技と言いましたが更に力技きたな。叫ぶな。歌え。
歌詞が異常に暗い。北陸民の陰キャポイントをここに集約させるな。先輩に「ACIDMANの赤橙っぽいよね」って言われた記憶がありますが、この暗さはどっちかっていうとSyrup16gの神のカルマな気がします。パクってません?
僕多分他のサークルの人がめっちゃああでもないこうでもないと悩んでる中「パパパッとやって、終わり!w」みたいな人間だった記憶があるんで、これも何も考えず完成にしてたような雰囲気があります。歌詞も然り。ずっとホビアニしか見てない人が「青い血脈に爪を立てる」とか書かんでほしい。もっと夢追いかけて戦い続けるとか書いてほしい。自分でもなんでこんなアウトプットになるのかよくわかりません。コロコロコミックしか読んでないのに……。
3.轍の唄
歌詞は後輩に書いてもらったので説明割愛。我ながらポップでええ感じ。バッキングストロークの甘さは感じられるけど、でも全然聴けるレベルだな。TaNaBaTaってバンドが好きで、その曲調を意識してた記憶がある。この時期に作った曲群だとダントツに出来が良いのではなかろうか。実は去年あたり弾き語りライブで久々に披露したんですが、歌詞はやっぱり自分用に書き換えようかな……後輩が書いてくれたのもいいんですが、やっぱり自分で歌うのであれば歌詞も書かなきゃならん気がします。
出来が良いと逆に言うことがなくなる。アニメもそう。なんやねんお前と言いたいアニメほど感想が長くなる。ハピネスチャージプリキュアとか……
4.相対性の季節
これも歌詞は後輩のものなので割愛。
うーむ、我ながらメロディはサビの「け↑だるげに」とか結構哀愁漂って良い線いってる気がするが、イントロも間奏もアウトロもコード進行がのっぺりしている……抑揚なくてあんまおもんないね!!もっと作り込めたような気がします。Bメロとサビの間もうちょっと余白があってもいい。静かな曲だしブリッジミュートがほしいぜ。わりと一からコード進行も構成も作り直したいっすね。作り直そっかな。
5.823
歌詞は後輩の(略。
……なぁにこれぇ(AIBO)。
よう分からん歌詞によう分からんコード進行でよう分からん曲が爆誕。
1カポに1、2弦解放の3カポとかいうG-C-F-A#-C-Fの変態チューニングやらサビでリズム変わるやらオクターブでハモるやらやりたい放題してんな。とはいえ明るいとも暗いともいえん絶妙に気だるげな感じが全体的に漂ってて中々面白いですね。やけに人気だった気がするけどそういう浮遊感がクセになったんでしょうか。二度とこんなん作らん。てか作れん。
6.薬局の男
これ絶対やっつけでしょって感じには投げやりな歌詞とコード。でも一番弾き語りっぽいと感じるのもこの曲。ラスサビで転調してんの姑息だな……姑息じゃない?姑息だと思う。
「隣に住んでた宮本さん 先週死んだってさ」は誰に当てたでもないジョークで書いた記憶があるんですが、今これ書いてる間に
・恩師の名字
・ガチ親戚の名字
・大学の後輩の名字
のトリプルミーニングしててホンマにアカンことに気が付きました。いや三つ目は別にええか……この部分だけ変えんとダメかも。三つ目は別にええんやけど。
7.廃棄物
Bメロ三拍子にする必要ある?ないと思う。
どういう世界観の歌詞なんやろな。暗いし。廃棄物って言うてるけど別に廃棄してないし。多分この人作ってる時にドリフターズ読んでただけですよ。なんも考えてませんよ。でも……乾き切った風って……ちょっとカッコええな……(厨二病)。イントロの入りとか、ラスサビの転調とかアウトロのシャウトとか結構カッコいい路線で好きですね。Bメロが三拍子なこと以外は。安易に三拍子に頼るな。今度から三拍子使ったら死刑にしようかな。
8.蒼天を翔る
確かユーリオンアイスを見ながら歌詞書いたんでしたね。だからやけに歌詞がキラキラしてる。それはそうとちょうどいい疾走感といいポップなメロディといい、中々良い出来なんじゃないでしょうか。実はコードをめざせポケモンマスターから拝借してるんですがお分かりでしょうか。アレンジ加えずそのまま今ライブで使いたいと思える。
でも曲名、蒼天航路みたいでなんか嫌だ(爆)。常時勃起してる諸葛亮が頭に浮かんでくる。これじゃあユーリオンアイスじゃなくてボッキオンコーメーですわ。殺してください。
9.トーキー
卒業論文をチャップリンで書いてたからそういう曲名なのかなと思ったら後輩につけてもらったんでしたわ。サイレント映画が主流だった頃に誕生した音声有りの映画のことをトーキーといいます。歌詞を読むに無音の風景から少しずつ音が聞こえてくる……みたいなイメージですかね。知らんけど。良いタイトルだと思います。
一聴して「バンド意識してんな〜」って感じますね。イントロがパワーコードのブリッジミュートとか、Bメロからサビの静→動の動きとか、間奏のブレイク感とか。でも弾き語りなんだからもっとゆっくり優しくやってもええんちゃう?
ニヒリズムの境地みたいな歌詞ですが、多分歌詞書いた人何も考えてません。ある意味虚無。そういやサークルで藤田ニヒルという名前でラルクのコピーしてるバンドがありました。真面目にやれ。
10.紫創
今まで知り合った中でも屈指の歌声をもつ後輩、渉くんに歌ってもらったこの曲ですがもう曲名がキショい。アウトです。紫之創に始まり紫之創に終わっている。殺してください。まああんま歌詞の内容と関係ないですが。
歌詞の内容は夏祭りでの横恋慕ですかね。僕の学生時代の夏祭りの思い出はベロ酔いで友達の家に行ったら激辛ペヤング食わされて上からも下からも液体垂れ流してトイレから出られなくなり、花火のクライマックス見逃すというものしかないのですが……。
赤と青が混ざる…みたいなワードで紫が生まれる、てのを歌詞内でも表現してますね。五条悟の歌なんかもしれん。ワイは大学時代から五条悟の術式を予見していた……?My name is kaisen……Jujutsu Kaisen.
イントロから異常スピードアルペジオとハーモニクス。攻めるなぁ〜。ペレペン🎵みたいな単音リフはいらん。音ペケペケやし。サビにハモリ入れたりDメロ重ねたりで当時力入れてたのが垣間見えるが、な、長い。2番目とかないのに。冗長やぞ。短くできる場所は短くするべきですよ。
まとめ
さて、作った当初は上出来だと思ってても年月経つとツッコミどころ満載やな〜と思うことたくさんありましたね。てか10曲も作ったんか俺。今体内で作ってるのは尿酸値だというのに。他の人に提供したものもいくつかあったような気がしますが手元に残ってないんでレビューのしようがありませんし覚えてもいません、すまんこ。自分でそこそこ曲書いたことある人はセルフライナーノーツ、やってみると面白いかもです。
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