コンパスを忘れないようにしよう!(泣)_楽しい登山への第一歩⑬
前回の記事では、地図をちゃんと保護して使えるようにしておこうということで書きました。
今回は、それとセットの道具であるコンパスについて書こうと思います。
☆コンパスをちゃんと持っていこう☆
なんでこのような副題かというと、コンパスを忘れたらどうなっちゃうかという1例として、筆者自身の失敗を書いておこうというためのものです。
先日、普段のホームエリアを少し離れたところにハイキングに行きました。海にほど近いところに丘陵地帯がハイキングコースとして整備されている場所でした。
行く途中にちゃんとコンビニで地形図の出力をする為にUSBメモリを用意し、実際にちゃんとプリントして準備万端...のつもりでした。
が コ ン パ ス を 持 っ て 行 く の を 忘 れ る と い う 失 態 w
実際、それに気づいてから考えたことが「まぁ、最初から建物とかを目印に整地すれば大丈夫か」という有様なので、ハナから油断があったことは否定できません。
(;^o^)
そして、
そ う い う 時 っ て 建 物 あ っ て も 整 地 し な い ん で す よ ね w
麓の車道とか、そこから登山道に入っても最初の方はいいんです。元がしっかりしていてしばらくは大きくズレることはありませんでした。
ところが先に進んで行くに従い、段々とあやふやさの上にあやふやさを重ねていくことになり、しまいには「まあ、大体こんな感じでしょう」と根拠も薄い予想で判断するようになります。
そんな感じで以下の写真のところまでやってきました。
左方向には「栄区」、右方向には「金沢文庫」となっています。
ハイ、ここは鎌倉市の「天園ハイキングコース」、通称『鎌倉アルプス』と呼ばれているところです。
私は下山後に鎌倉駅まで徒歩で戻る為、瑞泉寺というところを目指していました。このコースの南側に位置するお寺です。
が、写真の案内にはその瑞泉寺が明記されておらず、さてどちらに行くかでちょっと迷いました。後で見返してみればちゃんと地図の北側に「栄区」と明記があったので、すなわち反対の「金沢文庫」方面だと筋が通りますが、この時は地図を広げて見るものの栄区の文字を地図上にパッと見つけられず、思わずスマホのGPSアプリを起動しちゃいました。
(;^_^)
更に言えばコンパスさえあれば、このハイキングコースは東西に延びた尾根なので↑の分岐点でコンパスが南を示した方に折れればそれで解決という至極シンプルな話でした。
結局、GPSアプリに聞いて「金沢文庫」方面に入ってすぐのところに瑞泉寺の案内板があったので事なきを得ましたが、コンパスさえあればこんなお粗末な流れにせずに済んだので、いつものことながら横着癖が読図の大きな敵であることを痛感した次第です。
皆さんも是非、地図とコンパスはセットだと改めて意識し、確実な読図を実施していただければと思います(私もそうしますw)