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批判は否定や悪口を許容していない(という意見)
非常事態や緊急事態が起きると、『政治との向き合い方』が見直されることが多いですね。
そもそも『政治との向き合い方』なんてところで足踏みしてるのか、と悲観する人もいるかもしれませんが、
今回は話が逸れてしまうのでおいておきます。
コロナで急激に社会のルールや常識が変化し、目まぐるしい変化への対応に多くの人が惑わされていると思います。
そうした中でも、希望を絶やさないように、活動している方も多くいらっしゃいます。
今、様々な政策や対応、広報活動において、賛否両論が飛び交い、主観ですが、『否定的な』言葉が多く見受けられるようになってきました。
今回の件で窮地に立たされている方のお怒りはごもっともだと思います。
まだ実害なく生きていられる私がこのようなことを言うと不快に思う方もいるかもしれませんが、言わせてください。
批判と、否定や悪口は違うと思います。
ブラックジョークでは済まされないような、非常に不快な言葉が本当に多く飛び交うようになりました。
どんな相手であれ、人と人であることを忘れてはいけないと思います。
間違っているのなら、正してやるのが人と人。
貶しあうのが人と人ではないと思うのです。
何をしても揚げ足を取るような、否定されることが続き、それを見ている人たちはどう思うでしょうか。
私はどちらの人にもなりたくないと思いました。
国を良くしようと思い立ち上がる人は、批判ではない、『否定』にも晒される。
どうでしょう?
やりたいですか。
表に立つ人、それを選ぶ人、それぞれが今否定される世の中で生きている。
それで本当に良い社会になっていくんでしょうか。
ひどい言葉で罵っている人たちに、どんなに『この人でなければ、』『こうじゃなかったら、』『みんなが政治に向き合っていれば、』と言われても、
何も変わらないような気がします。
良い社会の選択なんて、できないと思うのです。
批判をしましょう。
否定ではなく。
受け入れましょう。
様々な意見を。
今、心無い言葉で否定をしている人、
それはより一層と、社会の選択肢を狭めています。
誰かが良いと思ったことを、他の誰かが良いと言うとは限りません。
私たちはみんな同じじゃない。
やり方、言い方、考えませんか。
もっと良い方法、良い言葉、良い想像力で私たちの未来を変える選択をしてみませんか。
これを読む人が、どれほど大変な思いをしているか、私はすべてを知ることはできません。
でも、みんな同じ人と人です。
少し立場が違ったら、あの人と自分が入れ替わったら、どう思うか、一度立ち止まって考えてみませんか。
批判とは、良い所、悪い所をはっきり見分け、評価・判定すること。
そして私の言う『受け入れる』とは、自分の意見にしろということではありません。
耳を傾ける、に近いと思います。
相手の言葉に耳を傾けましょう。
簡単に人を断罪しないで。
人の心に影を落としているのは、コロナではなく、手を取り合うことのできない私たち自身がそうさせているのかもしれません。
少しでも前向きに未来を考えられることを祈って。
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