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【フォレスト出版チャンネル#1】フォレスト出版って、どんな会社?

このnoteは2020年11月16日配信のvoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。

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渡部:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティを務めるフォレスト出版デジタルメディア局の渡部洋平です。今日は記念すべき放送の第1回ということで、「フォレスト出版って一体どんな会社なのか」をテーマにリスナーの皆さんにお届けしたいと思います。今日は2人の編集者に来てもらっております。フォレスト出版編集長の森上さんと副編集長の寺崎さんです。

森上・寺崎:よろしくお願いします。

渡部:フォレスト出版ってどんな会社なんだろうってことで、まずはどんな本を出している出版社なのか、みなさん気になるかもしれませんので、ちょっと僕の方でタイトルと著者だけご紹介させていただきたいと思います。
『あなたの会社が90日で儲かる』の神田昌典さん、『大好きなことをしてお金持ちになる』の本田健さん、『できる人の話し方&コミュニケーション』の箱田忠昭さん。このへんはけっこう昔の本ですね。『「心のブレーキ」の外し方』の石井裕之さん、『英語は逆から学べ!』の苫米地英人さん、『怒らない技術』の嶋津良智さん。

フォレスト出版を代表する作品群を解説

森上:最初におっしゃっていた神田昌典さんの『あなたの会社が90日で儲かる』ですが、これは1999年に刊行された本で、この本で僕も初めてフォレスト出版の存在を知ったんですよね。当時、他の出版社にいたんですけど、かなりインパクトありました。

寺崎:蛍光ピンクのカバー。びっくりしましたよね。当時ビジネス書の中では蛍光ピンクのカバーってかなり異色だったんで、書店で異様に目立ってました。

森上:かなりインパクトありました。僕も当時ほかの出版社にいて嫉妬しました。かなり存在感があったんで。あと、本田健さんですね。本田健さんは『大好きなことをしてお金持ちになる』という本がありますが、それ以外でも最近だと『happy money』という黄色いカバーの、ちょっとにっこりした顔に見える表紙の本があるんですが、これは本田さんが英語で書き下ろして、本田さんご自身が日本語に訳したという一人二役の作品。

寺崎:世界同時発売だったよね。

森上:そうだったね。

渡部:石井裕之さんは?

寺崎:石井裕之さんといえば『「心のブレーキ」の外し方』がすごい名著。読むとほんとに元気が出る。石井さんの催眠療法士の技術が文章に活かされてるじゃないかと思うんですけど、でもホントにそうなんじゃないかなというぐらいに「効く」本です。いまだにロングセラーで売れています。

森上:石井裕之さんはメンタリストDAIGOさんが支持していることで知られていて、これはすごい本だよね。

寺崎:そうですね。

渡部:なるほど。次に苫米地英人さん。

寺崎:苫米地さんはフォレスト出版からブレイクした著者の一人じゃないかなと思うんですけど、元々は洗脳が専門で、洗脳を解く専門家だったんですが、この洗脳ジャンルからビジネス書の方に持っていった、と。『英語は逆から学べ』は英語と脳科学の掛け合わせで、インパクトのある本です。

森上:あとやっぱり一番売れた本ということでいうと、いま75万部いってる『怒らない技術』という嶋津良智の本があります。シリーズ100万部突破してて、これは「読んだよ」といった方もいらっしゃるかもしれませんね。

渡部:そうですね。あと最近の本でいうと『「めんどくさい」がなくなる本』。こちらも18万部突破していて、著者は鶴田豊和さん。『自分を劇的に成長させるPDCAノート』が10万部を突破している岡村拓朗さん。同じく10万部突破『お金は寝かせて増やしなさい』の水瀬ケンイチさん。

森上:『「めんどくさい」がなくなる本』は、喜怒哀楽の感情、嫉妬、それに続く第六の感情ということで、「めんどくさい」をどう解消するかがテーマで、いま、続編の『マンガで「めんどくさい」がなくなる本』っていう本が出ていて、リスナーのみなさんにも「書店で見かけた」なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。

寺崎:『PDCAノート』については面白いことに、リモートワークが普及するなかで、部下がなかなか仕事してるのかわからないという悩みがあるようで、それを解消するツールとしてPDCAを取り入れるみたいな動きがあって、盛り上がり始めてるみたいです。

森上:あと、お金系でいうともうひとつあるよね。

寺崎:『お金を寝かせて増やしなさい』ですね。著者の水瀬ケンイチさんという方はインデックス投資のブロガーさんで、日本でたぶん一番古株のインデックス投資家ブロガーさんです(ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」)。この方にインデックス投資のイロハを徹底的に解説してもらったという本です。

森上:フォレスト出版の代表作というか、うちの代表的な本というと、こんな感じですかね。

紙の書籍の出版だけではないフォレスト出版の特徴

渡部:あと、うちは出版社としてすごく特徴的な部分もあるので、そのへんも森上さんからお話いただけますか。

森上:はい。フォレスト出版は出版社でありながら、デジタルメディア局という部署があり、パーソナリティの渡部さんはいまそこに所属されてるんですが、セミナーとか教材、最近だとオンライン教材を扱っています。本を出した著者さんが書籍以外のところで、そういった形のコンテンツを一緒に開発して、それを皆さんに提供していくということをやっています。これは他の出版社ではあまりない特徴ではあると思います。

寺崎:15年前ぐらいからやってるんですもんね。

渡部:そうですね。最近は著者の方がオンラインサロンをやるっていうのが結構当たり前になってきてますけど、似たような形態でもう15年前からずっとやっていて、そこがすごく特色があるところですよね、フォレスト出版。

寺崎:もともと神田昌典さんのダイレクト・レスポンス・マーケティングが元だって聞いたんですけど、そうなんですか?

渡部:そうですね。神田先生が『あなたの会社が90日で儲かる』で伝えたこととか、それこそ『非常識な成功法則』という本がありますけど、そういったところを自分たちも実際にやってきたっていう会社ですね。

「働き方改革」の先駆け的存在?

森上:でも、会社としては結構古いんですよね? 創業25年ですか?

渡部:25歳ですか。創業25年。

寺崎:まだ若いね。25歳だったら。

森上:25歳は若いよね。人間だったら(笑)。1996年創業か。

寺崎:成人して5年だ。

渡部:社会人になってすぐぐらい。

寺崎:社会人2年目ぐらいかな?

森上:そうですね。それぐらいの会社なんでね。まだまだこれから非常識なことをやっていかなきゃいけないっていう感じかな。

渡部:いま、「非常識」っていう言葉が出てきましたけども、やっぱり会社としての社風とかビジョンやミッションがあると思うんですけど……。

森上:そうですね。寺崎さんも私も違う出版社から来たから余計そこのギャップ、いい意味でのギャップを感じていて、非常識なもの、何か他の出版社がやってないようなことをどんどんやっていこうよ、みたいなそういう風潮が社風としてはすごくありますね。あとやっぱり、とにかく自由。それこそ渡部さんのその部署だったら、新しい働き方とかリモートとか世間で言われてるけど、実際どう?リモートワーク始めてもう7年くらい?

渡部:そうですね。7年くらいリモートワークやってますね、僕らの部署は。

森上:そうだよね。そういう意味ではもう全然やってる。編集部もリモートワークだし。

寺崎:ぜんぜん会わない人とかいるもんね。

森上:いるね。「おー!ひさびさに会ったー」みたいな(笑)そういう意味では自由な働き方とかやってきた会社だし、いままさに加速してる感じがするよね。とにかくいろいろ「自由度」ってのが発揮できる会社。

寺崎:まあ、社長の口ぐせが「一勝九敗」だからなぁ。

森上:それね。「一勝九敗でいいじゃないか」「3割バッターでいいじゃないか」って言ってくれるのは、現場としてすごいありがたいですよね。失敗してもいいから、とにかく新しいこと、面白いことやろうぜみたいな。そういう社風がそれこそ出版部門にはあるし、デジタルメディア局にもあるから、その辺りですごくいい雰囲気な会社だよね。

渡部:そうですね。

寺崎:でも、いいとこばっかじゃないよね……。

森上:そうね。挑戦するのはいいけど、失敗したら……「年俸制」だから。

寺崎:そうなんだよ。3月の年俸交渉がしんどくなっちゃう。

森上:(笑)

寺崎:一勝九敗したら、「おまえその九敗した分、どうすんだ?」という。

森上:そこはきついところだよね。

寺崎:毎年そこは「ごまかす」とこだよね(笑)

フォレスト出版がVoicyを始めた理由

渡部:はい。では、お二人にお話しいただいて、フォレスト出版ってどんな会社なのか、なんとなく伝わったんじゃないかなと思うんですけども、じゃあこれからVoicyを始めていくということで、なんでVoicyを始めようということになったんですか? きっかけみたいなものはあったんでしょうか?

森上:実はですね……私がもともとVoicyのリスナーで。

寺崎:ヘビーリスナーだよね。

森上:そうそうヘビーリスナー(笑)キンコン西野さん、ワーママはるさんあたりの放送を毎日通勤中に聞いたりしてて、すごく役立つ情報をもらっていて、そんななかで我々出版社としてもそういったことができないかな、と。あの二人に比べてどうこうっていう話ではないんですが、少しでも読者の方々に対して何かお役に立てるような情報を提供できたらなと思ってました。それが始まりです。

寺崎:もともと編集者は黒子であるべきっていうことがずっと言われてきたことなんですけど、読者カードとか届くじゃないですか。それに手紙書けよって話かもしれないんですが、感謝の気持ちとかコミュニケーションをとるっていうことがいまこういったVoicyとか、noteとかそれこそいろんなメディアが発達してきているので、我々もそこで読者の方々とコミュニケーションをとっていきたい。そういう風に思ってるんですよね。

森上:そう。実際、うちの会社のビジョンが「新しい一歩を発信する会社となる」で、そのサブタイトルが「自由・創造・愛・感謝」なんだよ。

寺崎:そんなビジョンあったっけ?

森上:そうなの。俺もちゃんと振り返ってみて初めて思い出したんだけど(笑)

寺崎:愛と感謝の会社なんだ!

渡部:はい。「自由・想像・愛・感謝」ですね。

寺崎:じゃあやっぱり「感謝」なんだな。

森上:そういう意味でも、愛と感謝という二つの部分がメインになってくるかもしれないですけど、このVoicyを通じて、読者の方々の音声メディアでお伝えできたらいいかな、と。恩返しだよね。

渡部:半澤直樹みたいですね。

森上:ほんとまさに半澤直樹。

寺崎:ぜんぜんよくわからない(笑)

森上:百倍返しになるかどうか?

寺崎:あぁ、なるほど!

森上:そういう意味での恩返しがしっかりできたらいいなという風に思います。

森上・寺崎:よろしくお願いします。

渡部:では、今回記念すべき第一回目は「フォレスト出版ってどんな会社なの?」というところと、じゃあ私たちがこれから何をしていきたいのかというのをお伝えさせていただきました。また明日以降、毎日お届けしていきたいと思います。


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