【フォレスト出版チャンネル #60】こんな時代だからこそ知っておきたい「魔除け」
このnoteは2021年2月5日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。
実はもともと日本人にはなじみ深い「魔除け」
今井:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティを務める今井佐和です。今回は「こんな時代だからこそ知っておきたい魔除け」をテーマにお送りいたします。今回のゲストは、フォレスト出版編集部の寺崎さんです。よろしくお願いいたします。
寺崎:よろしく願いします。
今井:今回、「魔除け」ということなんですけど、魔除けって言うと怪しい呪術的なものであったり、丑3つ時のコーンコーンみたいな、そういうイメージがあるんですけど・・・。
寺崎:そうですよね。魔除けっていうとそうなんですけど、実は日本人には割とポピュラーというか馴染み深いものでして。
今井:そうなんですか?
寺崎:そうなんですよ。例えば、お花見ってあるじゃないですか。あれは桜という花がスピリチュアルな存在で、我々を邪から守る波動を持っているらしいんですよ。
今井:ええ!そうだったんですか!?知らなかったです。
寺崎:あとお相撲あるでしょ。相撲の番付の西と東ってあるじゃないですか。あれがね、風水で言う鬼門と裏鬼門なんですよ。鬼門っていうのは、魔とか邪が入る出入口なんですけど、そこで力士が四股を踏む、ドーンドーンと。そこで邪を揺さぶって塩を撒いて浄化するっていう意味があるらしくて。
今井:知らなかったです。そういえば、「はっけよい」っていう掛け声あるじゃないですか。あの「はっけよい」もなんとなくノリで「はっけよい」みたいな感じで言っているのかと思っていたんですけど、実は「はっけ」って易で八卦ってあるじゃないですか。その八卦が全部良いって言うので、「八卦良い」っていう掛け声なんだっていうのを最近知って、お相撲ってすごいって思っていたんですけど、他にもそんな秘密があったんですね。
寺崎:そうなんですよ。相撲ってゲームで始まったんじゃなくて、国の未来を占ったり、子孫繁栄とか五穀豊穣とかそういった願いが込められた神聖なものだったらしいです、元々。
今井:単に勝ち負けの話じゃなかったんですね。
私たちの日常に潜むさまざまな「結界」
寺崎:そうなんですよ。やっぱりそういう国なんで、魔除けは結構色々あるんですよ。
今井:あるんですか?
寺崎:そうなんです。で、それをまとめているのが『成功する人が知らずにやっている最強の魔除け』という本です。
今井:最強の魔除け!?
寺崎:はい。スピリチュアル心理カウンセラーの日下由紀恵さんが書かれているんですけど、この中では魔除けの効果として結界ってあるじゃないですか。
今井:結界・・・。
寺崎:結界を張るっていうとすごい難しく感じるんだけど。
今井:陰陽師みたいな感じのイメージがあります。
寺崎:実はもうあるんです、我々の日常の中に。
今井:身近なところにあるんですか?
寺崎:あのね、畳のヘリとか。
今井:あの線ですか?ヘリって。
寺崎:そう。あと、玄関もそうでしょ。
今井:外界と隔てているっていうところですかね?
寺崎:そうです。あと、お箸って食卓に横向きに置くじゃないですか。これはね、結界なんですよ。
今井:なるほど。
寺崎:あと、わかりやすいのは鳥居。これは彼岸と此岸(しがん)って言って、向こう側に行くっていう、天界とか霊界と現実世界の区切り。
今井:なるほど。この世から神聖な場所へ…みたいな結界だったりするんですね。
寺崎:そうなんです。
結界を簡単に張る方法4選
寺崎:具体的に結界を張る簡単な方法があるんですけど、今日はそのうち4つご紹介します。
今井:4つ。はい、お願いします。
寺崎:まず1つ、日本茶カテキン結界。
今井:日本茶カテキン結界?
寺崎:なんかやだなーとかイライラするなって時ってお茶を飲むといいらしいですよ。
今井:お茶。
寺崎:簡単でしょ?(笑)
今井:ちなみにお茶は何茶がいいとかは?
寺崎:緑茶がいいみたい。濃い目のお茶。ペットボトルでも良いらしいです。
今井:これだったら手軽に出来そうです。
寺崎:2つ目がね、言葉を使う結界なんですけど、人間の言葉ってものすごくパワーがあるらしくて、魔除けの札を200枚とか300枚重ねたぐらいの力があると言われていて。
今井:そしたら魔除けの札いらないですね(笑)。
寺崎:著者の日下さんがお勧めしているのは「教えてくれてありがとう」という言葉。
今井:教えてくれてありがとう?
寺崎:例えば、余計なこと言われたとか怒られたとか批判されたとか、人に拒否されたという時に全部「教えてくれてありがとう」って口にすると結界が張られる。魔が入ってこない。
今井:ええ!面白いですね!それ結界になるんですね。しかも魔除けの札200~300枚分(笑)。
寺崎:そうそう。その瞬間にバーッと結界が張られる。
今井:なるほど。
寺崎:あと3つ目がバルーンをイメージする結界なんですけど。
今井:バルーン結界?
寺崎:そう。自分の周りにバルーンがあるぞっていう、透明のバルーンに入っているところをイメージする。そうするだけで結界が出来る。
今井:イメージだけでいいんですか?
寺崎:イメージだけでいいみたいですね。
今井:でも息苦しく感じちゃったりとかしないんですかね?
寺崎:そういう時はメッシュのバルーンをイメージします。
今井:なるほど(笑)
寺崎:空気が通る。
今井:そこもイメージで良いんですね?
寺崎:そうなんです。そこから良いものだけを取り入れて悪いものは跳ねつけるというイメージをしていく。
今井:すごい!最強のバルーン結界ですね。
寺崎:そうなんです。そして、最後の4つ目。今フリーアドレスとか増えているから少ないかもしれないんだけど、オフィスとかで隣の人が嫌とか、ちょっと苦手な人が前にいるとかいう場合には、単純にそこにファイルを積んだりペンケースを置いたり、さりげなく境界線を作る。
今井:それが嫌がらせみたいな感じになりません(笑)?大丈夫ですか、これ。
寺崎:大丈夫だと思います。さりげなく境界線が出来ると。
今井:なるほど。さりげなく置く感じなんですね。
おうちで結界を張る方法
今井:ちなみにここまで日本茶カテキン結界、魔除け札の言霊結界、そしてバルーン結界、そして隣の人の間にペンケースを置いたりする結界ということで、4つ紹介してきたんですけれども、最近ステイホームでお家に居ることが多いかと思うんですけど、お家で結界を張るおススメの方法っていうのはあったりしますか?
寺崎:あります。1番手っ取り早いのは植物を置くのがいいらしいです。観葉植物ですね。なぜいいのかというと、空気がきれいになるのは普通のことなんですけど、邪気も払ってくれるらしいんですよ。吸ってくれる。二酸化酸素を酸素に変えてくれるという働きがあるので、まず部屋に観葉植物を置く。
今井:特にオススメの観葉植物っていうのはありますか?
寺崎:部屋の中に置くのはポトスとか葉っぱが丸くて大きい物が良いって言われているみたいです。
今井:丸くて、大きいもの。
寺崎:あんまりトゲトゲしていないもの。
今井:じゃあ、サボテンとかはあんまりよくない?
寺崎:あんまりよくない。ただ、逆にサボテンとかそういうのは家の外の玄関に置いておくといいそうです。
今井:玄関に置くといいんですね。
寺崎:サボテン以外にもツゲとか柊、松・・・。
今井:チクチクしていますね。
寺崎:そういう木ですね。やっぱり神社とか行くと、そういうようなものが生えているじゃないですか?あれは邪を吸い取る役割をしていると。
今井:だから神社にあるんですね。
寺崎:だからギザギザ、固く先が尖っているというのは、やっぱり嫌がるらしいです。
今井:邪気もチクチク嫌なんですね(笑)。
寺崎:あと、バジルとかミントとか香りの良いハーブ。ああいうものも邪気を払って幸運を呼んでくれると言われているようです。
今井:早速お家に取り入れてみたいと思います。
寺崎:ぜひぜひ。
担当編集者が思わず「結界」を張った話
今井:ちなみにここまでたくさんの結界についてご紹介いただいたんですけれども、寺崎さんは実際にこの魔除けを使ったり、効果を感じたりといったことはありましたか?
寺崎:この間、バスに乗ったんですけど、乗り込んできたおばさんがマスクしながらその上にマフラーで覆って、さらに手で口を覆って入ってきたんですよ。
今井:マスク、マフラー、手で三重に・・・。
寺崎:そう。これはちょっとただことない感じだなと思ってちょっと注目したんですよ。
今井:注目しちゃったんですね(笑)。
寺崎:そのおばさんの後ろにカップルが乗っていたんですよ。車内は全員マスクしているんですよ。でもね、その人が「話すのをやめてもらえませんか?」と言って。話していたの、カップルが。僕は一番後ろに乗っていたんだけど、僕の前に中学生3人が乗っていたんですよ。で、ワーワーキャーキャー3人で自撮り撮ったりやっているわけ。ずっと喋っているの。で、これ気になっているんだろうなーと思ったらやっぱりずっと気にしててね。
今井:凝視してましたか?
寺崎:そうなんですよ。でも、席が遠かったから注意出来なかったんだけど、そこまで過剰な人ってちょっとやだなあと思ってその瞬間にバルーン結界を張りました。
今井:なるほど(笑)。そういった時にも!何か心の変化とかありましたか?バルーン結界を張って。
寺崎:寄せ付けないぞっていう強い気持ち。
今井:逆にマスク、マフラー、手っていうかたちでコロナを気にしているおばさんもバルーン結界を張ったらコロナ入ってこなくなるみたいなイメージで安心出来たりするかもしれませんね。
寺崎:かもしれませんよね。断言できないですけど(笑)。
今井:はい。ぜひ皆さんもこの結界ですね。『成功する人が知らずにやっている最強の魔除け』、こちらの本をぜひお手にとってお試しいただけたらと思います。
(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)