Vtuberよ、「自己中、飽き性、ナルシスト」であれ

私の好きな言葉に、「プログラマーの三大美徳」というものがあります。

この三つを兼ね備えた人こそが良いプログラマーである、という標語のようなものです。

しかしその三つとは「怠惰、短気、傲慢」という、お世辞にも褒められたものではないものばかり。

それぞれ、「業務効率化」「簡略化、高速化」「完璧主義」に繋がるから、ということですが。

私、こういう逆説的でひねくれた言い回し、好きなんですよ。西尾維新にハマってた影響もあって。

ということで、私もVtuberですし、ひとつ「Vtuberの三大美徳」が欲しいな、と思いまして、考えてみたのがタイトルの三つです。

それぞれ解説していきます。


「自己中」

おそらく一番大事です。

リスナーさんや他のVtuberさん、場合によっては業界全体や「Vtuber」という概念を気にしすぎて、疲れたり潰れたりしてしまう方が後を絶ちません。

もちろん他者を気遣うことは大切です。しかしそれで自分が傷ついてしまうくらいなら、自己中なくらいでちょうどいいです。

好きにやっても、ファンの方々は案外見守っててくれるもんです。


「飽き性」

Vの世界は万物流転、昨日の流行りは明日の死語、先月のことは思い出になり、むかしむかしは半年前。

あらゆるスピードが速いため、飽き性の方にはむしろちょうどいいテンポです。冷めやすい方は得てして熱しやすいので、時流に乗って名を上げることも容易でしょう。

見ている方も、常に新鮮なことをやっていると、「次は何を見せてくれるのか」と楽しみになりますしね。



「ナルシスト」

自分を一番見ている視聴者は、間違いなく自分です。

自分が嫌いで、自分の魅力がわからないと、嫌いな人の魅力ない動画や配信を、延々と間近で見続けることになります。これは地獄。

「自分大好き! 自分面白い! 自分可愛い! かっこいい! 最推し!!」くらいのナルシストなら、魅せ方もわかって、堂々としたかっこいいVtuberが出来上がります。

最推しのプロデュースを100%できるわけですから、当然です。



ということで、「図太く自分を持っている」「活動が広く活発」「自分の魅力をわかっている」をまとめて、「自己中、飽き性、ナルシスト」です。

こっちの方が大事! というような意見があれば教えてください。色々聞いてみたいです。

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