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年末に出会ったドンピシャ本(ブックレビュー①)

あけましておめでとうございます。
大激動の2022年が終わろり
新しい年がやってきた。

昨年は
個人的には育休を4か月取得し、
働き方や、家庭運営、人生について
深く考える期間となった。

もちろん、家事や子育てが基本。
その傍らで、学び、実践し、
何かが変わり始めている感覚がある。

そして、
どこに向けて
何をやって
どんなふうに進んでいくか

大まかなイメージを作ることになった。

そんな中で年末にであった
ドンピシャの本。

これはまさに私に向けて書かれた本!?
と思えるくらい。

今年最初の記事は、この本の前半部分について
私なりに切り取った部分で
レビューをしたい。

1,40歳ってどんな時期?


まさに職業人生の折り返し地点。
人生中盤まで来ると
周囲や社会を見渡して
自分の立ち位置が分かり始める。
そして同時に
「人生このままでいいのかな…」と
迷い始める時期でもある。

「すごい」とおもったのは心理学的分析の応用。
エリクソンの心理社会的発達理論が用いられている。

syncraxaより

私たち40歳は「壮年期」に当たる。
私たちが成長して
よりナイスなミドルになるためには
世話(ケア)をすること。
対象は後輩、子ども、サポートが必要な人など
誰でもOK。
人のお世話をすることで成長していく。
これを「発達課題」という。

この発達課題を達成できなければ、
ネガティブな側面である「停滞」に。
達成できれば「生殖性」(後進を生み出す力)に。

私たちはこの壮年期の入り口に立っている。

これまでと成長の仕方が変わる。
これまでの感覚と潮目が変わり戸惑う時期。

そこで現状の継続を選ぶのか。
転換を図るのか。

子育てや夫婦関係の壁を越えていくための
知見が述べられている。


2,40歳からの「自分業」を育てる


社会的な変化(高齢化、IT化など)を受けて

「80歳まで細く長く働いていくこと」
が推奨されている。
(これは私のこれまでの主張と全く同じ!)

その働き方を選ぶ際に
「お金」「つながり」「健康」
3つを叶えることのできるものを
見つけていくことがまずは大事。

無理なく、楽しく、持続可能なものを。

自分の中にあるその要素を
棚卸するための
「マイキャリア重ね合わせ発見シート」
というものも添付してありました。

これは整理されそう!


3,報酬の種類を知る


「報酬」といえば?

私はやっぱりお金(給料、謝礼など)
奉仕した人の笑顔やありがとう
そして自分自身の達成感

これらが浮かんだ。
しかし、ここで著者から
報酬についての解説があった。

①精神的報酬(楽しさ・喜び)
②技能的報酬(能力・経験値)
③金銭的報酬(給与・福利厚生など)
④信頼的報酬(社会的信用・人的価値)
⑤貢献的報酬(メンバーの育成)

私は大まかに、①と③が浮かんだが
これだけの種類の報酬がある。
言語化されたものをみると
改めて「なるほどー」と実感。

報酬は有形のものだけでなく
無形のものの方がむしろ多いし
長期的な価値をもたらすものだよなあと
感じる。

自分の立ち位置
(会社員、副業初心者、事業持ち、経営者)
などによって、
この報酬の捉え方が変わってくるとのこと。

う~む、なるほど!!

この概念を持つことで、
今後のアクションの動機が変わってきそう。

目先の金銭的な利益で動くだけでは
長期的な幸せの実感をもちにくい。

こうした報酬を念頭に置いて
うまく自分の行動につなげたい。

まだまだ、紹介したい点が
たくさんありますが、今回はここまで。

次回、続きをレビューします。

*火曜日と金曜日投稿を宣言していますが
なかなか追いつかないことも。
それでも今年も
遅れてでも投稿を続けたいです。
(遅れた時の罪悪感。
これは習慣化できそうな段階のサイン!)

それでは、今年もよろしくお願いします。

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