80歳までのステキなキャリアデザイン
私は現在42歳。
安定の大組織に勤務している。
組織でも中堅となり
責任の大きい仕事や
リーダー的な役割も当然回ってくる。
妻は43歳。(同業)
ボクらは5歳と2歳の子育てに追われて
76歳のアルコール性認知症をもつ父の介護
(訪問介護・看護でサポート)を
担いながらフルタイム勤務をしている。
九州の地方在住で
住宅ローンを返済しながら
生活している。
今は私の1馬力…
だけど春から
妻が育休から復帰する。
それに合わせて私が退職をすることに。
退職して何するの?
それについての
具体的な行動計画は
前回お話したとおり。
ざっくりいうと
◯委託という形で組織のカウンセラーを行う
◯ライフデザインサポーターとして対人支援業を行う
◯ギターBGM作り、DTMによるよさこい音楽作り
◯AIを活用したコンテンツ作り
この4本柱で収入を作っていく。
これらは長い時間
自己分析をして
吟味し整理してきた結論。
1,1日の流れ
妻が仕事に復帰するとなると
息子達の保育園送迎を担うのは
当然自分に。
というわけで役割が
これまでと反転する。
朝1番で家族の朝食の準備をし
息子達の着替えやトイレを促し
妻を見送り息子達を
保育園に送り届ける。
そこからは
午前の業務 9時30分〜12時
仕事に没頭できる貴重な時間。
スクールカウンセリング
or
個別セッション
or
音楽制作
午後12時〜13時
ひとときの至福の時間。
13時〜16時
スクールカウンセリング
or
個別セッション
or
音楽制作
16時〜22時
保育園にお迎え、夕食準備、
お風呂、洗濯、茶碗洗い
寝かしつけ
22時〜23時
ふりかえり。手帳記入。
仕事を退職し、4月からは
このような1日の過ごし方になる。
自分の時間が生まれることに
ワクワクが止まらない。
ただし、収入はガクンと減るだろう…
2,マネー対策
もちろん、勢いで17年も続けてきた仕事を
辞めるのではない。
定年までの職業人生
という視点から
死ぬまでのライフキャリア
という視点に変えた。
だからこそ、思い切った決断(退職届を出す)
過渡期の今は、ただただ不安だし
不安を解消するためのアクションをする時間すら
与えられていない。
だから、次年度は、ゆとりある時間を
お金より優先させることを選んだ。
それにより、直近の1番の懸念は
税金問題。
住民税、社会保険料は
昨年度6月以降の収入状況が反映される。
だから、仕事を辞めてしまったら
その分の税金がドカンとやってくる。
わずかな退職金は
ほとんど税金払いになってしまいそう。
ただ、大幅に収入が減った場合
減免の対象になることもあるらしい。
各市町村で違いがあるとのことで
これからリサーチの予定。
また、これまでは
源泉徴収により
年間の税金は全て
総務の方にお任せだった。
それが今度からは
自分で収入と支出を把握して
確定申告をしなければならない。
だから税金の知識や
補助金の支給などについても
詳しくならなきゃいけない。
それについては
YouTubeで
お金の大学の両学長
「タピオカ屋はどこへ行った」のスガワラさん
オーディブルで
福島宏和さん
などで繰り返し勉強中。
ホント、組織の中で
ぬくぬくとしてきたから
何にも知らなかったんだなぁと痛感。
これからはこうした知識と対策を
しっかりと持って
自分の足で立っていかねば。
というところで、税金対策を考慮に入れつつ
家のローン、教育費、食費、娯楽費を
しっかり管理していきたい。
3,変わった視点
マネーリテラシーが高まることで
浪費が減り、投資(金融投資、人的投資、健康投資)
の割合が高くなっていくのは
間違いない。
そして税金の知識が身につくと
国の動向にも関心が強まり
将来を見通す目線も
肥えてくる。
これからの日本の課題
年金問題、超高齢化、国防、治安など。
その上で自分の身の振り方を考える。
年金、退職金頼みで
ゆっくり過ごす老後なんて
今や幻想だし
健康にも良くない。
だからこそ、定年の概念を取っ払って
80歳まで元気に稼ぎ続ける。
そのためには、
定年までの月収の高さ < 死ぬまで生きるスキル
の方が大事だと踏んだ。
4,これからどう生きたいか
世にいう高級品
(高級車、高級時計、高層マンション)
などに興味があれば
ハングリー精神も強いだろうが
40を過ぎた今、物質的な欲望よりも
◯◯したい。という欲が大きい。
それも人それぞれだと思うが
今の私は
ゆっくり本が読みたい
ゆっくりコンテンツを作りたい
じっくり音楽を作りたい
DIYで大好きな空間を作りたい
日本海側をハイエースで旅したい
ぐらいのものである。
でも、よく考えたら
こんなことも
十分にできない状況だったんだなぁと
気づく。
同時に「こんなもの」という
言い方をしたが
これだけのことができる人が
この国にどれくらいいるのだろう。
私は今、ゆとりある時間が欲しい。
そして、世の中で定年と言われる65歳のとき
(私たちの世代は70歳になってるかも)
私は、妻と共同の夢である
フリースクールを作って
子ども達と一緒に夢を追いかけていたい。
フリースクールを設立して
子ども達と学び合い
夢を見続けられる高齢者。
こんな幸せな歳の取り方ができたら
人生に後悔はない。
この時の私と妻は
まだまだエネルギーに溢れている。
土いじりをし
木々や自然の素材を使って
モノづくりをし
AIやIOTをうまく活用して
公教育の枠組みからはみ出した
面白い子ども達と共に
生きることを
考え続けている。
お金の不安なんか小さいもので
その対策をすぐに講じることができる程
逞しく成長している。
幸せを次の世代に享受できている。
私の今は
全てここに繋がってる。