自伐協の総会に出席してきました。
こんにちは、つい先日に自伐型林業推進協会の総会が開催されるという事でして、出席させて頂きました。
徳島から大阪までは約2時間と。
久しぶりに大阪に行きましたがけっこー近いですね。
徳島市内から木頭に行くのと変わらない、高速道路は便利ですね。
自伐協の第10回通常総会という事で、
全国各地から自伐型林業に取り組んでる個人様、法人様が集まりまして
色々と情報交換やお話を聞かせて頂きました。
自伐型林業をやってみたい!という志がある方がいても
「山が無い、機械が無い、どうすればいいかわからない」
そういった課題もあると。
しかし、そういった方々を町ぐるみで支援していく取り組みというのが広がって行っている模様です。
日本の林業において山づくりの在り方を見直していく時期にあると思います。
同じような志を持ってる方々と貴重な時間を過ごさせて頂きました。
たまには街の方にも出てみるものですね笑、いい勉強になりました。
皆様、今後ともよろしくお願いします。
さて、せっかく本州に来たという事で。
和歌山県立自然博物館にお邪魔させて頂きました。
今回初めてお邪魔させて頂きましたが、超絶感動しました。
魚愛あふれる成体展示の数々。
水族館好きな方ってけっこーいらっしゃると思いますが、絶対行った方がいい。おすすめです!
大型水槽があるなんて!びっくりです笑
今回お邪魔させて頂いたのは、和歌山自然博にはハゼ界のレジェンドの先生が在籍しておりまして、平素よりお世話になっておりましてという事です。
山と関係ない?と思う方もいるかも知れませんが、これが大ありでして。
河川に生息する魚類相、水生昆虫など、定期的な潜水によるモニタリングによってその流域の山林が状態というのが大体の予想と把握が出来ちゃうのです。雨量によっての水の出方、透明度、水の枯れ具合とか。※変態的に潜りまくってる私の個人的見解
大体というのは気候要因やその他の要因(取水確保、砂防堰堤、護岸整備、河床掘削)などなど人為的な要因もあるのですべてがすべてこれが原因というのは難しいし、分からないです。※個人的見解
案内頂きました高田先生にはカエルやサンショウウオのお話を伺いました。
まさか、和歌山にアズマヒキガエルがいるとは知らず、分布の境界もっと上と思ってたのでびっくり。ニホンヒキガエルはもちろんナガレヒキガエルもいるので忙しいですね。
ともかく、山にカエルがいないのは終わってるって事。山を見ていく上でもカエル(両生類)というのは1つの指標になると思います。
その先に上位捕食者である爬虫類、鳥類、哺乳類などより行動範囲が広い種がいて、生物多様性という言葉を使うならそこにうまくヒトも共存できる山の在り方というのが良いと思います。
しかしながら今の時代はどうしても人間に都合のよい方法が先行してるような気がしてます。。。
今、私の取り組んでるエリアなんて50haと徳島県の面積規模や日和佐川水系の流域規模で見てもちっぽけなものですが。
後世にいい環境が残せるよう頑張りたいですね!森林はスパンが長いのですぐには変わりませんが、半世紀後にはもっといい感じになってるはず!
たぶんその頃私は死んでると思うけど笑
まあ、ぼちぼち頑張って行きましょう