【公務員試験】 東京都Ⅰ類B(専門職)について
こんにちは!もるもるです🐹
今回は東京都の公務員試験について紹介しようと思います。
試験の区分について
Ⅰ類A採用試験
Ⅰ類A採用試験は24歳~31歳を対象とした試験です。院卒生や社会人経験者を想定した試験であり、採用予定の職種・人数はⅠ類Bより少なくなっています。
Ⅰ類B採用試験
Ⅰ類B採用試験は22歳~29歳を対象とした試験であり、最も募集人数の多く一般方式とも言われています。
募集の職種は行政、技術、その他の区分の以下の3つに大分されます。
行政
技術 ( 土木・建築・機械・電気)
その他( 環境検査・林業・畜産・水産・造園・心理・衛生監視・栄養士・獣医・薬剤A・薬剤B )
職種により教養試験の解答時間や専門試験の問題数など若干異なります。
今回はその他の区分について紹介します・
①教養試験
試験時間:2時間10分
問題数:40題
東京都の教養試験は40題と問題数が多く時間がシビアです。また、資料解釈が4題と他の試験種に比べ出題数が多いのが特徴になっています。平均点は20~24点前後だと思われ高得点勝負になりやすいので、直前期には数的処理と時事に力をいれると良いと思います。
②論文試験
試験時間:1時間30分
問題数:1題
資料2つと問題文が与えられ、
(1)ではお題に対する東京都の課題を200字程度で、
(2)では(1)の課題に対して東京都はどのような取り組みを行うべきか、1000字程度で論じるという出題形式です。問題用紙の表紙の注意には「論文字数が1000字に満たない場合は採点されない場合があります」と書いてあるので制限時間以内に確実に書けるように対策しておきましょう。
③専門試験
試験時間:2時間
問題数:5題の中から3題選択
専門試験が記述式であるという点が、東京都の大きな特徴です。
時間は余りますが、知らないと書けない問題がほとんどなので過去問を数年分解き頻出の分野は抑えておきましょう。
ここまでが一次試験になります。
3つの試験の合計点から一次試験合格者が発表され、人物試験の日程が通知されます。
④人物試験
試験時間:20分程度
面接試験になります。
「緊張していますか?」などのアイスブレイクの後「1分間程度で自己PRしてください」と言われることが多いので、必ず1分間自己PRは言えるようにしておきましょう。基本的には面接カードに沿って聞かれますが、最後に
・他の自治体ではなく東京都を志望した理由はなんですか。
・東京都の魅力的なことはなんですか。
・東京都がヨーロッパなどに比べて遅れていることは何だと思いますか。
などが聞かれることもあるみたいです。予想外の質問が来ても落ち着いて答えれば大丈夫です。
配点について
東京都では各試験の配点は公開されていません。なので、今回は私と私の友人たちの結果を簡単に以下の表にまとめました。試験区分は林業・造園・土木のいずれかになります。
教養以外は正確な点数がわからないため、専門試験は3題中どの程度正解できたのか、論文と面接はA~Eの5段階(Eは足切りライン)でそれぞれ自己評価したものになります。個人の主観によるものであり、正確なものではないのでその点はご了承ください。
教養の配点は低く、面接の配点が高いのは間違いないと思います。意外と論文試験で差がつくのでどんなテーマが来ても安定して書けるよう練習しておきましょう。
さいごに
いかがだったでしょうか。
今回は東京都Ⅰ類B採用試験のその他の区分について簡単にまとめました。
東京都の受験を考えている方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました🐹