実りある支援について考えてみた
プノンペンから約300キロ離れたバッタンバンにきました。
今回は「ダイ タマイ小学校」の教育支援プロジェクトに参加しました。
ダイ=まだ・途中
タマイ=新しい
「ダイタマイ」=新しくする途中
新しい未来を創る意欲を感じるネームセンス。
照明もファンも無い教室が2つ。
洪水になると、浸水して授業ができないと聞く。
教室よりも、離れにあるトイレの方が作りがしっかりしているように思えた。
校門もシンプルな作り。
今回も児童分の文房具を用意した。
渡す時に尋ねる
「このノートを使って何の勉強をしたい?」
恥ずかしがり屋が多いカンボジア、大抵の子はモジモジして終わる(今思うと、私の発音が悪くて聞き取れなかったのかもw)
その中で、数人が英語を勉強したいと言った。
しかし、カンボジアの小学校に英語のカリキュラムは組み込まれていない。
教師に英語を教えることができるか尋ねたが、難しいと言っていた。
毎月のサラリーが200ドルという教師の仕事。
英語が堪能なら、もっと良い待遇の働き先があるだろう。
子供たちの英語を学びたいという願いを叶えてあげたい。
教育支援には色々な手段がある。
その中で、英語を学べる環境を作ることが自分にできる支援の形なのだと改めて実感した。
私は大道芸が好きだ。青年海外協力隊の友人からもらったお手玉を見せたら子供たちの目が変わった。
イキイキとしている。
大道芸×英語学習
学ぶ喜び、学ぶ楽しさを実感出来る場を作ることが本当の教育支援なのだと思う。