『家庭と教室で振る舞いが違い子への支援方法』
【相談内容】
新年長さんの女の子がいます。彼女はおうちと教室での様子が異なっています。家では文章で話したり、ダンスをしたりしますが、教室では慣れたスタッフに対しては2語文で話すこともありますが、単語の間違いも起こります。また、保育園の男性保育士が苦手で、保護者からは保育園との連携を望まないと言われています。彼女には知的な要素が含まれている可能性もあります。どのように支援すればよいでしょうか?
【各教室からのアドバイス】
①保護者側の問題:
保護者には、家での彼女の様子を動画に撮ってもらいましょう。彼女が偶然できたことを「できた」と主張している可能性もあります。親は、彼女がまだできていないことを認めたくないという気持ちから、甘やかすことがあります。
②その子自身の問題:
・彼女には多重人格の要素があるかもしれません。場面に応じてキャラクターを演じているのかもしれません。家ではできることが学校ではできない場合、外部の圧力が彼女を制約している可能性もあります。#場面緘黙 (ばめんかんもく)も考えられます。教室でも家と同じような雰囲気を作ることが重要です。
・場面緘黙の子は、話す気になれば話せるのですが、話さないという選択をしていることもあります。必要な時に声を出すことができれば、その後もうまくできるようになることがあります。
・彼女が集団の指示を理解できていないのか、集団の中で行動できないためにできていないのかもしれません。彼女の要因を分析する必要があります。
・保護者の保育園との連携を望まない理由を尊重し、事実に関わらず、彼女に寄り添った支援をしてください。
・彼女が知的な要素を持っているかどうかを確認するには、マッチングではなく、言葉で示されたものをカードなどで取ることができるかどうかで確認してください。
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