Macを買ってみて。
こんばんは、麺類なら何でも好きです。
1週間ほど前にMacを購入し、LogicProを始めました。
今まで1年ほどiOSGaragebandを使ってきましたが、
違いを何となくまとめておこうと思います。
もしGarageBandから卒業したいな〜とか思ってる方がいれば、参考になれば幸いです。
今までの作曲作業
今までのDTM環境、作業方法は、
○Windows7、Bandlabがフリーズするくらいのスペックの弱っちいパソコン。
それを使って全トラックのMIDIを打ち込む。
○MIDI作成は、GuitarPro5というこれまた化石のような古さのソフト。今はダウンロードできません。
現行は8で、有料ソフトになります。
ちなみに今はTuxGuitarという、GuitarProとほぼ同じ機能でWindowsでもMacでも使えるソフトがフリーで落ちてます。(私は見つけて2秒でインストールしました。)
○ヒップホップを作る時は、一旦ドラムを打ち込んだ後にトラックを3つ分複製して、キックだけ、スネアだけ、ハイハットシンバルだけ、の3トラックに分ける。
○出来たMIDIを一旦Dropboxに保存、スマホからダウンロードして、GarageBandへインポートする。
○音色などを決定、MIDIリージョンの微修正を施す。
○必要に応じて、トラックを結合させてWAV形式で書き出す。
これをやらないとコンプレッサーが効かない。
また、MIDIリージョンのままだと挿せるプラグイン数が限られるが、プラグインを挿した音でWAVファイルになるため、そこから更にプラグインを追加する事が出来る。
○リバースシンバルとか逆再生が必要な時は、
普通にシンバルを1発打った後トラックを結合し波形で書き出して、逆再生をかける
○サイドチェインをかけたい時は、ベースのオートメーションを開いて、キックが鳴るタイミングで-♾dbまで一瞬音を下げる。これがまた難しくてですね、リリースのタイミングも綺麗にしとかないとカッコよく聞こえないんですね。
○他、ゆるーく作りたい時はApple loopsの音源を持ってきて、適当に切り貼りしてビートっぽく作ってました。
iPhoneでも使える良さげなプラグインとかももちろんありますので、興味がある方は別途お問い合わせください。
と他の細かいところを言い始めたらキリがありませんが、良い音に近づけるためにやたらと工程が必要でした。
そして、それがだんだんと煩わしくなってきた事、
しっかりと「パソコン向け」の音源やプラグインが無いと結局パソコンで作ってる人の音には近づかないだろうなと思い始めた事、この令和の時代にWindows7はさすがにやべえだろって事で、Mac購入に踏み切りました。
で、Logicを起動した感想を列挙していきます。
え、なに? ボタンが多すぎる
というのはあまりにもテキトーな表現ですが、
GarageBandは色々と機能が制限されている事に
ようやく気づけました。
例えば、ドラムトラック。
Logicだと、スネア、ハイハット、キック…などと、
各々を独立してHiだのLoだのGainだの調整できます。
これはびっくりしました。
今までバラして打ち込んでたから。
え、なに?マスタートラックボタンひとつで出せるの?
GarageBandは無いんですよ。
え?プリセット音源もプリセットプラグインも多くね??
高い金払ってますしね…
しかし目算で10倍くらいあるんじゃないでしょうか、音源数。
音色の確認も覚えきれません。まじで。
は?プリセットシンセの中身いじれんの?
シンセ系って、いくつかのPadやエフェクターが元々複合された音色がプリセットとして存在しているんですが、その複合されている部分をひとつひとつ調整する事ができます。
テキトーにミュートしたりパン振ったりして、その音がどういう聞こえ方でどういう効果があるか、やりながら学べます。
ウソだ!逆再生もサイドチェインもボタン1発だと!!
前まで5分かかってたのが2秒で終わりました。
会社で業務効率化案件として計上したら表彰されそうなレベルですね。
冒頭で書いた方法じゃないとGarageBandではこれらは出来ないはずなんですが、あまりにも工程早すぎて泣きそうでした。
打ち込み速そう…だな…?
これは個人差はあると思いますが、
鍵盤を多少弾ける人ならパソコンで打ち込んだら圧倒的に速いです。
私はほぼGuitarProでパソコンからの打ち込みでしたが、ちょっとLogicの打ち込みにはまだ慣れません。
殆どのDAWは縦に置かれたピアノロールから打ち込んで行くと思いますが、GuitarProは横向きの鍵盤+ギターの指板を使って打ち込みをします。
なのでLogicのピアノロールの向きにはまだ慣れませんね…がんばるね。
マ?Appleloops 多くね??
や、多分多いんだと思います。
数えてはいませんが、見た事ない名前のやつがたくさんいます。
外部音源に頼らなくても、ある程度まではやっていけるかもしれません。
イコライザーの区域指定できんの??
そういう使い方が出来る、という事すら知識にありませんでした。
イジってて気づきました。これがあると、思い通りの周波数帯をブーストしたりカットしたり…
よりトラック毎の音が抜けていい感じに聞こえますね、多分。知らんけど。
他にも色々ある
んだと思います。何せ導入してまだ1週間しか経ってないので。
ただ1週間で3回?起動して遊びましたが、それほど抵抗なく作業は出来る気がしました。
あとはパソコン特有の、キーボードによるショートカットコマンドとかを覚えていけば、爆裂に作業が速くなりそうですね。
今は無料外部音源を集めて、色々と聴いてみています。
良さげなビートメイキングのために日々勉強でございます。
で、GarageBandって結局どうなのさ
もちろん素晴らしいアプリだと思います。
何ってタダですしね。Mac版GarageBandもタダですから。
しかし、より多くの音色、調整を求めてプロレベルに近づきたいな、って思ったら、やはり有料DAWが良いのでしょう。
ちなみに今回Logicを選んだ理由は、GarageBandに似ているから慣れるまで早いと思うよ!って色んな人が言っていたからです。
(Macにすると、今まで持ってたギターのマルチエフェクターが使えなくなるのでわざわざそれも買い替えました。)
結論、これは私の感覚ですが、
iOSGaragebandとLogicは全然別モンです。
同じAppleで提供している違う音楽ソフトです。
ただMac版GarageBandはLogicにかなり近いです。
操作感覚はほぼ等しいんじゃないでしょうか。
なのでパソコン欲しいけどDAW高いよね…っていう人は、Mac版GarageBandもひとつの手だと思いますよ、まじで。
おわりに
ここまで読んでくださった優しいあなた、ありがとうございます。
私もGarageBandを完全マスターしてるわけでもなければLogicなんて数回しか触ってないので、他の違いとかもたくさんあると思いますが、
こういう感想もあるんだ、という事で。買い替えを検討している方は留めておいてくれると嬉しいです。
あなたに明日いい事がありますように。おやすみなさい。
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