世界樹と不思議のダンジョン1と2
ちびキャラに定評のある外伝作品
世界樹の迷宮と不思議のダンジョンシリーズが悪魔融合して生まれた本作。1回こっきりかと思いきや2まで出たぞ(嬉しい
俺個人としては不思議のダンジョンシリーズはシレン2、アスカ見参とシリーズの美味しいところだけ齧ったような人間(あくまで個人の感想です！)なのだが好きなシリーズ同士が合わさった本作を買わないわけもなく…
2発売の折には世界樹の迷宮10周年ということでファン投票による人気楽曲詰め合わせCDが付属。俺のドライブミュージックとして大活躍中である。
本作に限らず特典イラストでの現代ナイズなファッションのボウケンシャーも可愛くて好きなんだよな。
さらに世界樹1〜5までのキャラアートブックまで付いてくるという至れり尽くせりっぷり。順番の関係で俺の記事が5を飛ばしてる？いずれやるから震えて眠れ。
さて、褒めるのはこの辺りにして上げて落とすフェーズに入ろうか。
・おバカさんすぎるNPC
本作は最大4人までのPTを組みダンジョンを探索するのだが、常時変更可能なリーダーキャラ以外はNPC操作となる。
そのNPCが泣けるほどに頭が悪い。余計なことにTPを使い放っておくと大変なことになる。途中までは我慢して連れ回していたが限界が訪れソロプレイになった。経験値的にもおトクぅ！
続編の2では多少改善された…とはいえ元が赤ん坊すぎたので焼石に水感はある。ゼロやらマイナスに何をかけても…(それでも感動を覚えるクラスには良くなってた記憶がある。
ちなみにバーストスキル(ゲージ消費して行える特殊行動)を使ったりボス戦は全員操作ができるよ！身も蓋もないね！！
あと切り替え時のカメラワークがぶっ飛んでて気分悪くなる。
・どうせならストーリーは虚無であって欲しかった
元になったゲーム2つもストーリーに重きを置いてない(と感じている)ので妥当といえば妥当。
その上で言いたいのが内容が虚無を通り越して陳腐ですらあった。特に2の意味ありげについて来たNPCが実は…みたいな展開も台詞回しから動機まで徹底的にお陳腐さますぎて崩れ落ちるレベルで脱力した記憶がある。そのくせ内容は全然頭に入ってこない。
俺の物覚えが悪いのもあるだろうが脳が勝手にただダンジョンに潜る行為だけを楽しもうとその他を遮断した結果だと思い込んでおこう。
・(笑えるバグも含めて)バランスがおかしい
1にはプリンセスが属性付与するとなぜか対象のATKが増えるというバグがあり、それを悪用してカンストまで持っていくことができた。
先の件と併せていろいろ嫌になった俺はきょうか兵と名付けたフーライで非道いパワープレイをしていた記憶がある。こんなのゲームじゃないわ！
2ではサブクラスを付けることが可能に。そしてそのせいで大変なことになってしまった職が…
このゲームに矢は存在しないので遠距離攻撃は貴重なのだが、他職でサブガンナーにして銃装備した方が強いと言われる。メインガンナーの恩恵が皆無というか何でこの平坦なナリで腹減りやすいのかとか云々
ときどき2回行動+攻撃時に確率で混乱付与できるダンサーに全てを奪われた女。コスト無しの遠距離攻撃は強烈なのは間違いないがサブクラスの存在が不幸だった…。
なおTP消費はあるが遠距離攻撃なら魔法職の方が倍強いし物理でもクセはあるが剣と併用できるパイレーツががが…
あと本編では変態的な組み合わせな気もするソードマン+メディックが妙に相性がいいのは不思議で笑える。回復スキルの底値が低魔力でも気にならなかったり爆殺武器の槌装備でシナジーがあったりとダメさだけでなく面白さも確かにある。
俺個人は好きなもの同士の融合体というのあるのかもしれないがお世辞にも出来が良いとは言えないこのゲームを切り捨てることができないというかなんなら何かの間違いで続編でねーかなと思ってるまである。
だからって人に勧めたりはしないが。俺がゲームのプレゼン下手くそなのもあると思う。
ナンバリングシリーズからのアレンジ版含めてBGMが文句なく最高なので是非に…サントラでいいやともいう。
みんな大好きシリーズおなじみ曲。ベースより主張が控えめ？なアレンジになっており長時間ダンジョンを歩き回っても飽きない。
これに限らず名曲揃いなので是非聴いて(身勝手な懇願)
俺は好きな曲聴きながらマイペースでダンジョンを回れることが素直に嬉しい派なんだがどうにも。この手のゲームって行動を決める→実行 の流れに独特の重みがあって好きなんだよなあ。
とにかく可愛くて大好き。わからせたい。
樹海の怖さ、一人の人間の弱さ…。そして、生命の大切さ、をな！！
ゲーム内でスカウト可能なキャラとして現れて内容ランダムの会話イベントがあるんだけどこのナリで『あとでヨシヨシしてあげるからね♡』とかのたまうもんだからイライラしすぎて脳破壊された。
ここで言うのも憚られるくらい非道いことしたい。
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