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世界樹の迷宮5(通常編)

通常編があれば異常編もある。異常性癖が服脱いで歩いてるような人間が今更何を言ってるんだ…?

『今回は』主にゲーム内容についてのお話。俺だって驚いているんだ、記事書くにあたって記憶を呼び戻したり振り返ったりしてて初めて思っていた以上にこのゲームに思い入れが深かったことに気付いてな!

・世界観一新!

基本的にはプレイヤーの想像に任せるスタンスなのは変わらないが、今回に関しては早い段階で今作の舞台は惑星単位で別物であると語られた。

そのせいかシリーズお馴染みのザコ、FOE、ボスは一切出現せず本作独自のものとなっている(後作のXは除く

意地悪な言い方をすれば5の仕様のせいでナンバリング皆勤賞を断たれたモンスターが存在する。個人的には3竜擦りすぎだろと正直辟易してたので新鮮さの方が勝った。

初見のモンスターに『こいつはどんな攻撃をしてくるのだろう?何が弱点なんだろう?』とじっくり作戦を練るのが楽しくて仕方なかった。過去作の経験でメタ読みが通じたり通じなかったりしろ。

・一つ上の段階へ!多種多様なキャラメイク

キャラメイクに関しても性能に関係ない部分で言えば好きな色に塗れたり、cv付きになって個性が増した。特にcvに関しては無しにも出来るので多方面に配慮が行き届いていると思う。あと新シリーズが良い影響を与えたと思い込んでいる。

4つの種族、さらに(解禁される転職を含めれば)10の職業、その上で2つの上位職と主流であったサブクラスシステムとは違った方面で分岐する選択肢、その上で上位職にあたる『二つ名』はデフォルトのものを使ってもよし、オリジナリティとルシファー力溢れる自由な命名が可能と至れり尽くせりである。

これでやむなくオミットされた種族や職業があるってんだからビックリよな。多ければ多いほど楽しい嬉しいはあるが無理のない範囲でどうか…。

ちなみに毎度キャラメイクってその時の勢いでぶっつけ本番気味にやってたタイプの人間だったのだが本作は色から何から考える時間を取りすぎた結果丸一ヶ月ほど考え込み、色やcvに収まらず背景だとかキャラ設定まで(俺にしては)真面目に作り込んでしまった。ご覧の有様だよ。

・新規インターフェイス

これに関しては個人的に過去作の方が使いやすかったなと思わざるを得ない。

まあ停滞を良しとせず変化し続ける道を選んだ結果であるというのであれば俺は何も言わない。

あとはゲーム性の特記事項とは違うのだが裏ボスへのアプローチが他シリーズよりも多く感じて俺はとても楽しめた。

友人は気に入らないと言っていたが俺は攻略法が絞られる、ワンパよりは遥かにマシだなと感じた。まあその辺りは個人の感想ということでひとつ…。

・5にまつわる思い出

俺にとってシリーズ内で発売日を指折り数えて待った記憶があるのが本作である。別に他のシリーズがそうでなかったとかいう話ではない。どちらかというと公式のプロモーションが最も力が入っていたんじゃなかろうかと感じ、俺もそれに気分よく乗っかることが出来たのが大きいと思う。

複数回に及ぶニコ生での特番・宣伝は世界樹大好き声優のお二人のゲームに対する愛やら期待を深く感じるものでとても楽しむことが出来た。今でもアーカイブ見れるぞ♡

開幕の20秒で叩きつけられる新規BGMと強敵(FOEに階層ボス、裏ボスまでいて笑う)これでやるしかねえか…。ってならないボウケンシャーは居ない(独断)

演出、ナレーション、BGMとこれでもかとワクワク感を煽りまくる意味で個人的にはゲームPVの中で最高峰だと思ってる。もちろんシリーズファンだからって補正が働きまくっているのは否定しない。

冒頭の神イントロは先制を取らないと聴けません。シリーズ全部ひっくるめても5本の指に入るくらい好き。一生聴いても飽きない。とにかくカッコ良すぎる。

シリーズお馴染みのアレが壮大になって帰ってきたぞ!上のPVで初めて聴いた時今回もやってくれたなうおおお!とアガった。BGMに関しても欲張りセットであると言わざるを得ない。

最後にこのゲームを語る上でどうしても外せない超個人的な思い出をひとつ。

本作は通常版と別に限定版、コレクターズパックという仕様のものが存在した。

中でも付属する設定資料集は『5に関しては本セット以外で販売しない』と前もって言われた上での仕様だったのでそういう意味で希少性の高さは約束されたものだった。

専用箱も付属して結構デカくて豪華だぞ

そういうものに目がないのが我々ジュラル星人だ。ということで俺もコレクターズパックを欲したのだがまあ大丈夫だろうと余裕をぶっこいていたこと、当時から転売とかそういう輩は存在していたことなどが重なり当時買い物をしていたゲオでは通常版しか予約できなかった。

己と世間を呪いながらも諦めの境地に達した俺は(究極的にはゲームがやりたいのであって設定資料集等はあって嬉しいオマケでしかない)発売日に予約したソフトを受け取りに行った。

その際、店頭に置かれていた予約分以外のソフト、その中にコレクターズパック版が存在した。俺は目を疑った。

己を抑えられなくなった俺は勢いで予約していた通常盤を引き取りに来た、その上で可能であればコレクターズパックに差し替えて欲しい旨を告げた。断られたら両方買うつもりだった(予約特典のCDも欲しかった)

フェン子ちゃんかわいい曇らせたい

応対してくれた店員さんはアッサリとコレパと予約特典を手渡してくれた。お店の人がどう思ったのか、どういう処理をなされたのかは俺の知るところではない。

とりあえず心遣いに深く感謝した。その日は一日底抜けに機嫌が良かったことをよく覚えている。おそらくその日に限って俺は世界で5本の指に入る勢いで優しい人間だった自信がある。なお当然持続しなかった。今の俺はドクズ野郎である。

そういう背景もあって世界樹5は思い出深いゲームである。思い出とか思い入れが深すぎて文字数が大変なことになってしまっている。まだ先っちょレベルなのに…。

そう、自ギルドのキャラについてだ。あらゆる意味で収まりがつかなくなったので次回の愛と欲望にまみれた異常編という名の地獄をお楽しみに!

(ホントに楽しみにしてる人がいるのかは定かではないが万に一つでもいたら嬉しいな)

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