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【第7話】本当に眠い職場の二次会
職場の二次会はやっぱりカオスだった。
疲労困憊で眠いテンションで、ぶち上げるのだからメンバーも三者三様。
2年目ちゃんは、「主任!ヨルシカ歌ってください!」と言ってきて、好きな曲の時には楽しそうにし、飽きてくるとスマホを枕にして寝ていた。
早弁男子は、体調悪そうながらも、笑顔を作っていて、ちょっといたたまれなかった。
2年目ちゃんの推しくん(陽の童貞)は、好きな曲をただただ画面に向かって熱唱。
オタク系くん(隠の童貞)は、ポケモン言えるかな?や、猫物語のオープニング(俺しかわからん)、デジモンのバタフライじゃない方の曲(わからん)を、好きなように歌っていた。
一年目ちゃんは、わりかしみんなに合わせるオールマイティー。
ワイは、引き立て要員で、おしくんとは高音系を歌い、オタク君とは、アニソンを歌い、新人ちゃんとは、ハニーワークス、サマレンのエンディングを歌ったり、寝そうな2年目ちゃんをからかったり好き勝手していた。
新人ちゃんと、Googleマップの新機能の話になった。
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新「こんなふうに、行きたい場所にマークをつけたりすることができるんですよ!」
源「うおおお!すげーー!」
源「じゃあ俺もお返しにおもろい機能教えてあげよう!」
「現在地の共有って機能あんじゃん?これ旅行とかではぐれたときに使えるんよ。...ほら、移動した場所にマークが動くから、これみんなでGoogle鬼ごっこやりたいんだよね!」
新人「わー!面白そう!」
そして、電車で帰宅中に、新人ちゃんからラインがくる。
新人「ねえ。これ、私のお家バレるってことですよね」
源「...ああ確かに笑 まあ見ないよ笑」
新人「え、バレますよね!(強調)」
えぇ.....。