【第56話】俺が負けたヒロインが多すぎる!!黒髪ロング真面目系編
ふぅ。
やっぱ一人でふらっと入った喫茶店だ、コーヒーをしっぽり飲むのが好きだ。我ながらいい店を見つけたなぁ。
そう、つい1時間前まで俺はランチデートをしていたのだ。
6時間前の俺
あ、デート今日か。
忙しさにかまけ、色々抜けていた。
なんとか、当日11時に今日空いているランチを予約した。
13時待ち合わせ
加工で口元が見えなかったが、一応写真通りの方がきた。言い方に語弊があるが、ザ・普通の人だった。
向こうも同じ公務員。
真面目な方だなって印象。
その子の言ってたこと...。
えーと、ミスチルが好き。
「好きな曲はmarshmallow dayですね。あの曲可愛いんですよ。」
「ヒトカラよく行きます。最高点は85点です。」
「エレクトーンやってました。和音でやれば弾けるんですけど。」
「水泳ずっとやってました。海とかずっと泳げます。、」
「ブイルックアップ使えます。」
向こうから色々質問された気がするが、どんな会話をしていたか覚えてない。
源「あ、1000円もらっていいですか?」
1回目のデートでお金をもらったのは初めてかもしれない。
勇気を出してお金をもらってよかったー!
....そう。傲慢ながら2回目はないかなぁと思っているからだ。(は?)
多分、世間の基準でいったらこの子は気が合うし、まともだし、バランスがいいちゃんとしてる女の子だ。
そう、バランサーだよ。(化物語)
自分で言うのもあれだけど、俺は能力パラメータ
ーがバグりすぎてる。
そう、特質型だ。(ハンターハンター)
カラオケはアベレージ90で95超えるし(もちろん言わない)、ピアノも独学で、和音どころか、別々に動かせる。(演奏レベルは低いのは置いといて)
趣味のテニスも、うまく行けば大会上位に入ることもあるくらいだ。
仕事においても、一部に特化すれば、俺は仕事できちゃう系人間だ。
(飽きるルーティンワークとか倫理観とか常識とか服装とか伝統を重んじる方とのコミュニケーションとか入れたら多分圧倒的劣等生)
何が言いたいかって言うと、
なんかものすごく物足りなかった(は?)
ここからは女性とエセ正義感のキモ男共は胸糞悪くなるので閲覧注意。
えーとね、
俺と付き合うなら、まあまあ可愛いか、俺にはないものを持ってる、なんか特化してる女の子がいいなぁ。(は?)
アイデアの天才とか。
一つのスポーツ極めてるとか。
旅好きで、いろんな価値観持ってたりとか。
すげーアウトドア系とか。
一目置かれるちょっとした特技持ってるとか。
あーそうか。
全部俺がちょっと持ってる要素だったwww(はったおすぞ)
そう。分かってるが俺は傲慢なのだ。
なんか妥協で付き合うくらいなら独身でもいいかなぁくらいのメンタルである。
漠然と結婚したい思いはあるが、正直メンタルも自立しまくってるので一人で生きていくのも余裕だ。
自分で言うのもあれだが、
加点要素が多い人間だが、性格とか特性とかマイナス要素も多すぎるので、結果人によってはマイナスなのである。
よって、
マイナス要素をプラスに見てくれる女の子と出会いたいなぁ。(げんを)
傲慢クソ野郎の行く末は地獄か天国か。未来は誰も知らない。
一つ、いや3つ言えることは、
学生時代に友達でなく恋愛をとるか、
大学時代にちゃんと、やらせてくれる先輩に乗っかって童貞をすてるか、
上玉廻戦でちゃんと相手を射止めていればこんなに拗れることはなかったと言うことである。