アラサー彼女なし公務員、リア充4人+俺のライングループで、最後の砦か〇えちゃんが結婚するので、メンタル崩壊に備えて、式の前に「嫌われる勇気」を読んで対策した。
いや、タイトル長っ!!!!!
か〇えちゃんは、同じ職業を志した男3、女2計5人ライングループのうちの1人だ。3年前、金沢に旅行した時は、俺とか〇えちゃん以外の3人は、超絶リア充ライフを満喫し、結婚の予定まで決めていた。
2020年3月、次はどこに遊びいこっかと計画中、奴は表れた。
コロナだ。
やらかすと社会的に死ぬ職業についている俺は、合コン、街コン、マッチングなどのあらゆる出会いの機会を諦め、収束後に備え自分を磨こうと誓った。
いわゆるワンピースの「2D×1Y」だ。(わかるやつは、マジで分かりみが深いはずだ。)
2年間、マジで自粛していた俺は、「エッセンシャル思考」「ゼロ秒思考」などの本を読み、仕事の効率化を図ったり、テニスに打ち込み、自分の苦手なパターン、攻撃パターンを研究したりなど、自分を高める趣味に打ち込んだ。
もちろん、彼女はおろか、女の子とデート、ましてや飲み会すらしていなかった。いやそれは盛りすぎた。
しかし、その二年間で、結婚しましたとの報告や、マッチングアプリで彼氏、彼女できましたとの報告が相次いだ。
おれは思った。
みんな自粛してないやん。
現実を知った瞬間、キャンプで女の子に吊り橋効果を試そうとしたり、都内のテニスサークルに入ったりし、マッチングアプリを始めた。
結局彼女はできずに、か〇えの結婚式を迎えることになった。
30歳付近が集まる結婚式。絶対、「そろそろ結婚?」とか「彼女とどんな感じ?」とか「同棲してる?」とか、聞かれるやん。
いや、俺結婚、同棲どころか、
彼女すらいないんですがwwwwwwww
ふぁー-----死にてぇwwwwwww
ってなりそうだったので、「嫌われる勇気」を読もう!ってなったのだ。(前置き長すぎ案件)
①劣等コンプレックスにとらわれるな。
「劣等感」と「劣等コンプレックス」の違いについてまず説明しよう。
劣等感とは、理想の自分に近づく努力をする健全な感覚である。
自分自身に置き換えると、
自分はもともと勉強が好きじゃなかったし、そこまで頭がいいわけでもなかった。
しかし、中学1年生の夏、女子たちが
「学年トップのこ〇ずみくんって、頭もいいし、吹奏楽も頑張ってるからかっこいいよね」
って話をしていて、当の本人はまんざらでもない顔をしていてむかついたので、夏休みにめちゃくちゃテニスを練習して、ついでにめちゃくちゃ勉強して、2位に落としてやったのがきっかけだった。(この事件以降はずっとこ〇ずみくんが1位を取っていたわけだし、俺はモテるどころか、こ〇ずみを落とした男として疎まれた。女子って怖いね!男からは尊敬と称賛で気持ちえかった。)
理由はどうあれ、これが、
「勉強って面白れぇ!!!」と思ったきっかけだ。こ〇ずみ君もし見てたらすまん。おれは、君を尊敬しているぜ。
大学受験期、某国立大(地方国立大です、東大・京大さまあたりでは滅相もございません)はE判定だったが、確実に学力が伸びてる実感や、知らないことがわかる感覚に震え、見事合格することができた。
そう、劣等感は味方につければ、自分を動かす大きな原動力になるということだ。
逆に、「劣等コンプレックス」とは、
自分の短所に悲観し、諦めることだ。
特に自分は、「恋愛」において大きな「劣等コンプレックス」を持っていた。
・女子に持てない。
・コミュ障
・好きになった人には彼女ができる。
など書きつくせないほど恋愛に対してのイメージが低く、どうしても踏み出せない自分がいた。
そこで嫌われる勇気では、「価値の変換」をする必要があると言っている。
・女子にモテない
→男友達がたくさんできた。面白い人間になった。1人の時間を楽しく過ごす技を身に着けた。
・コミュ障
→人の痛み(周りとうまくかかわれない人の気持ちなど)が分かる。だから、相手を傷つけない。
・好きになった人には彼女ができる。
→俺は、最強の恋のキューピッドだ!!!!
そう、人生は他人との競争ではない。自分との勝負だ。
「彼女なし30歳」と「結婚、持ち家、子供あり30歳」で比べたら、
ポッポレベル5とギャラドスレベル50くらいの差に思える。
しかし、自分の中で比べたら、ピジョンレベル20くらいに、確実にレベルアップしているのだ。
おいギャラドスたち。
ピジョットレベル60くらいになって、ドリルくちばしでついばんでやるからな!!
おっと、これはいけない。他者は他者でしたね。
②「課題の分離」の考え方~てめぇらくそギャラドス、いや周りの評価は関係ない~
嫌われる勇気と言えば、「課題の分離」の考え方が重要である。
たとえば、俺が有村架純に告白するとしよう。
普通なら、有村架純に告白するなんて、身の程知らずと周りからたたかれるし、ぜったい架純ちゃんと釣り合わないし、振られるにきまってる!と思うだろう。
しかし、これは、劣等コンプレックスですよね?
課題の分離の考え方とは、
告白するかしないかは、「自分の課題」であり、「自分の意思」で決められる。
重要なのは、告白に対し、「好きです」というか、「お前みたいな豚野郎好きになるわけねぇだろ!」と言われるのも、かすみんの課題であって、どんな返事が来るかは相手次第なのだ。
つまり、かすみんからどんな返事が来ようと、悩む必要がないのだ。
ちょっと、無理やり論法すぎるので、昔の人の言葉を引用すると、
「馬を水辺に連れてくることはできるが、馬に水を飲ませることはできない。」
そう、かすみが俺を選ぶかは、かすみ次第なのだ。
嫌われる勇気を読むことで、めちゃくちゃ前向きになったぜ。
結婚式当日、
例の質問が来た。
「アラサーはどうなの?彼女とかもできて、いい感じなの?」
「え、ここにきてる女の子たちが、俺の未来の奥さんだけど?」
苦笑されたが、嫌われる勇気を読んでなかったら、
「いや・・・彼女いないんだよね・・・」と悲観的になり微妙な空気になるか、
「いやーかすみんと同棲してるんだよねドヤ」と虚勢を張って、あとで悲しくなっただろう。
式は素直に感動したし、来てよかったと思った。か〇えちゃんは大好きな人に支えられ、今まで一番いい笑顔で輝いていたし、家族もみんな温かくて、本当に幸せそうだった。
嫌われる勇気の最終章では、
「いま、ここにスポットライトを当てよ!」でしめている。
過去にとらわれず、未来に悲観せず、今を生きることの大切さを教えてくれたのだ。
最近youtubeの「あなたにおすすめ」で流れてきた、感動した歌がある。
性別も年齢も 家柄も国籍も
外見も年収も 過去も何もかも全部
関係ないのが、恋だろ、乗り越えられるのが恋だろ。
誰に断るでもなく勝手に 今日もただ君が好き。
今日もただ君が好き。<wacci 恋だろ>
世界には、何十億もの人がいて、何十億もの人生がありドラマがある。何が正解で何が不正解なのか。白と黒ではっきり分けなければならないのか。そんなことはない。グレーでいいのだ。限りなく黒に近いグレーでも、限りなく白に近くても、縞々模様でも。
まだまだ長い人生。
周りと比べすぎず、「1度きりしかない自分の人生」を生きていきたいと強く感じました。
あぁ...タイムマシンがほしい。あの時あの瞬間の人生やりなおしたい。
おっと心の声がも
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