アラサー公務員がp○irsに課金してみた。~前編~
ジンクスは存在しない。
黒猫が横切ると不幸なことが起きる。
赤帽の車を見つけると幸せになれる。
昔はそんな迷信じみたことを熱狂的に信じていて、一喜一憂していた。もちろんめざましテレビの占いも欠かさずチェックしていた。
大学で、「心理学」を専攻すると、世の中は「心理学」でできていて、強者がバカから搾取する仕組みがあると知った。社会人になってから、幼馴染から投資や保険の話をされたり、ワインパーティーに行ってみたらネットワークビジネスの巣窟だったりしたが、だまされなかった。ありがとよ心理学。
しかし、どうしてもジンクスとしかいえないことがある。
それは、
①俺が好きな人には、1か月以内に彼氏ができる。
②好きな人との動向を、友人に話したり、ネット(当時はミクシィ)に書き込むと、失敗する
である。
ズバリ言おう。
ほんとは、ペアーズ全然うまくいきませんでした!くそが!旅で彼女見つけますとか言って、一人旅にでも出ようと思っていたのだが、
なんだかんだで割といい感じの女の子がいるのだ。
だからこそ、noteの書き込みを躊躇していたが、俺はジンクスなどに負けず、自分の未来を自分で切り開いていこうと思う所存である。
あれは、2か月前のことだ。ぺ〇-ズと言えば第一印象である。ちょうどマッチングアプリをやろうとしていた友人とともに、鎌倉に写真を撮りに行った。
こんな感じの場所。ただ、めーちゃくちゃ風が強かった。
自称マッチング女子にラインでアドバイスをもらった。
「カップを持ってる感じで!」
「足は長く!」「口は開けない!」「アホっぽい!」
後輩からの、手厳しい指導で、なんとかプロフィールを設定できた。身長は3cm盛って、173cmにした。これで、女の子の加工とおあいこだろう。(失礼)
さあ、女の子探しだ。スクロールしていく中で、ひときわ目立った子がいた。
えっ・・・・このプロフィール写真・・・・・・
ガッキーやないかい!!!!!!!!!
すぐさま、「いいね」を送った。運命かと思った。
数時間後、
脳が震えた。ガッキーとマッチングした。
うおおおおおおおおおおおおおお!
繰り返し言おう。
自称星野源なので、運命かと思った。(炎上させないでください)
ガッキーはお酒が大好きだそうだ。
じゃあ、俺もお酒は好きだ。ということにしよう。
ええ!お酒飲めるの!?ということで一致団結し、
飲みに行くことになった。
楽しみでたまらなかった。
一つ心配なことがあれば、俺は酒がめちゃくちゃ弱いということだ。
それが、致命的なミスとなると知らずに。