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魔王の猫を助けて英雄になるも、事故を起こし人生終わる夢見たから、夢分析してみた。
・・・・あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
うっすらと意識が覚醒してきた。
脳みそは明晰だ。ただ、体中が痛い。そうか、昨日腕立て100回したからか。デジタル時計を見る。7:45分。いつもより2時間近く多く寝ている。よかった、これは現実だ。
夢は、1日に4つか5つ見ていると言われている。見ていないのでなく、覚えていないのだ。自身の経験を整理したり、自分の願望や不安が潜在意識として表れる、いわば自分の内なるメッセージである。
潜在意識が表出した夢は、だんだん時間の経過とともに薄れていく。大まかにアウトラインだけでもメモしなければ。
昨日は、新婚の新居に行って。100回腕立てして・・・ああそうか。なるほど。確かに、潜在意識が表れているな。
第一部:サイクリング旅行編
俺は、友人と旅行をしていた。場所は、推定すると岐阜県か富山県あたり。なぜ、あやふやなのかというと、夢の中でgooglemapを見た時に、そんな形をしていた気がするし、確か真ん中あたりだったからだ。誰がいたかな。中尾と誰かと誰かと、旅行をしていた。
確か2日目。
シェアサイクリングして観光しようということになる。なぜかほかのメンバーはもう借りている。俺は当日借りようとするも、「前日にしか借りられません」との表示が出る。
???「だから言ったろ。前日に借りろって。ふざけんなよ。」
源「いや、俺毎回当日に借りてたのに。もう一回やってみるわ。」
若干こっちもキレながら操作するも、結果は変わらない。
???「じゃあ走れよ。」
走ることにした。
しかし体が重くて追いつけない。
チャリ勢が呆れ顔で俺を見下ろしてくる。
源「よし、今日は別行動しよう。夜にホテルで集合で。」
第二部:始まりの島
気づくとなぜか俺は、兵庫の淡路島か福井県の端っこにいた。そう、島なのは確かだ。どうやら、俺は眠っているうちに怪しい船に乗せられていたようだ。
勇者(女の子)「世界の終わりを救うために、私と組んでください。」
そう、なぜか俺は旅行中に世界を救うことになった。ここまでの夢の流れを覚えていない・・・。
んで、チームプレーとか頭脳プレーしながらダンジョンを進んだり、敵を倒したりするんだけど、この辺が今あやふや。俺は役立たずだった気がする。
とりあえず魔王戦の後半は覚えている。
魔王は「浮いている猫」だった。
衝撃波みたいのを打ってくるタイプ。全然近づけなくて、向こうはめっちゃ笑っていた。そう、しゃべる猫だった。
勇者「あなたが囮になってほしい。この障壁に身を隠しながら、前に進んで欲しいの。そうすればあなたの姿は魔王から見えない。魔王の攻撃は一定間隔だから、コツさえ掴めば避けられるわ。私を信じて!」
そう言って勇者は姿をくらました。
え?え?
迷っている暇はなく、すぐさま俺に1発目が飛んでくる。
とっさに、一歩進んでなんとか避けた。
壁が大破。は?
でも、躊躇なんてしてられない。勇気を出せ。アラサー。女の子だって頑張ってるんだ。
しかし1.5秒間隔で同じ速さとリズムでくることがわかった。これなら、障壁の長さ的に10発は避けられる。
しかし、6発、7発、8発、避けて俺は思った。
まだかよ(汗)
そして、9発目、10発目を避けた。
もう俺は丸見えである。
衝撃波が飛んでくる。あ、死んだわ。
でも、世界の終わりに女の子を信じてもいいんじゃねえか。とも清々しく思った。
すると、眩い光がピカ――と光った。女の子の杖?だった。
その瞬間、魔王の猫の後ろから空間が現れ、そこから現れた何かが魔王の胴体を貫き、暗黒の塊みたいなのと、猫が分離した。
落ちてくる魔王猫。
勇者「その子を助けてあげて!」
咄嗟にキャッチする。
柔らかい。温かみがある。まるで赤ちゃんみたいだ。
まだ息がある。よかった。ただの可愛い猫だ。え、一体何が?
勇者「この子は、魔王に乗り移られていたの。この子は助かるわ。」
と涙ながらに言った。
猫「僕を助けてくれてありがとう。僕たちはずっと友達だよ。」3人で肩を組んで笑いあった。
すると、空から異次元?の穴見たいのがあって、そこから大勢のしゃべる猫がのぞいていた。
猫たち「僕たちもずっとチャンスを狙っていたんだ。助けられなくて辛かった。でも君たちがチャンスを作ってくれ。友達を助けてくれてありがとう!」
俺は球を避けただけだが英雄になった。よし、とりあえず家に帰ろう。
第3部:実家編
実家で、疲れて1時間くらい寝てしまった。時間は18時。あれ、俺何してたんだっけ。
そうだ。中尾だ。俺、今旅行中じゃん。
今からダッシュで戻れば、新幹線で3時間くらいだろう。富山に行こう。
しかし、腹が減った。
キッチンに行くと味噌汁がある。
いい匂いだ。
お椀にうつし、飲んだ。具は入ってなかった気がする。
すると、母親が2階から降りてくる。
母親「あんたまだできてないんだからもう。それより、こっちのおかずも食べる?」
源「いや、俺行かなきゃいけないところがあるんだ。すぐに出るよ。明日には帰るから。」
実家の自転車に飛び乗り、3km先の駅に向かった。
しかし、何やら騒がしい。なんだあれは。燃えている?
第4部:火山噴火編
開けた道に行くと、火山が噴火していた。交通はめちゃくちゃで、みんな火山を見ていた。そう、まるで世界の終わりのようだった。でも、不謹慎にも美しい眺めだった。とにかくポリ公がたくさんいて、めちゃくちゃ整備していた。
これでは新幹線に遅れてしまう。
必死に進もうとするも、誰かが俺の肩に手をかけ、重くて進めなかった。
「誰ですか?俺の肩に手をかけているのは?」
気づくと大声が出ていた。
手を引っ込めたのは、部活?に行く高校生か、大学生だった。申し訳なさそうにしているが、何か目で訴えかけている。無視して進んでいった。
道を進むと一気に少し人が減った。薄暗い樹林に囲まれた道だ。
信号は気持ち程度あるが、人っこいない。とにかくここから逃げ出さなければ。
誰もいないので赤信を突入すると、向かい側にポリ公がいて、トランシーバーで目配せをしていた。
こんな世界の終わりにネズミ捕りだと?よし、逃げよう。
Uターンする。向きを変えて進む数秒。
おばちゃんがいた。
え?
刹那、正面衝突し、俺の自転車の破片と俺は宙に待った。スローモーションだった。
なんで、どうして・・・。もういい。こんなの虚構だ。意識を飛ばしてしまえ。俺の意識はブラックアウトした。
第5部:病院編
起きるとそこは病院だった。
左足には、ぐるぐる巻きの包帯。
え?え?
武井壮似の警官が神妙な顔で俺を見下ろしている。
「え、何があったんですか?」とあたりを見渡す。
おばちゃん「ごめん咄嗟に、車体をあんたにむけちゃってね!だから、そのそれはごめん。でも私もケガしたのよ!ほら!」
傷はよく見えないが、ケガしているんだろう。
胸にミホークに切られたゾロのような傷をしているポリ公がいる。
武井「そう、おばちゃんに怪我をさせた後に、君は半狂乱になってね。追ってきた警官を引っ掻いて、傷を負わせてしまったんだ。」
朧げにその光景はフラッシュバックできた。
え、それは本当に俺?
武井「その後みんなで押さえつけてなんとか治まったよ。本当に大変だった。」
源「ほんとに、覚えてないんです、記憶がなくて。」
武井は、「過去の記録も見せてあげよう。」といい、俺にくたびれたファイルを見せる。
そう、それは俺の事故の記録だった。
全部で今までに3回事故を起こしていて、今日が4回目だった。
ひとつ前の事件は、俺としらない女の子がのツーショットの写真。逸る気持ちで、文面を読んだ。
(一年前、二人はマッチングアプリで意気投合し、デートを重ねる。しかし、3回目のデートに向かう途中、源さんの自転車での不慮の事故。その結果会うことはかなわなかっ・・・)
何だこの記録は。俺は知らない。そもそも隣のこの子は誰だ。
源「え、なんですかこれ。え、俺犯罪者じゃないですか。」
泣き崩れる俺。
しかし非情にも武井はこういった。
武井「うっわー、俺これじゃ夜道も歩けねえわ。」
そうか、俺の罪は2度と消えないのか。てか俺の人生はここで終わるのか。公務員が事故起こしたら復帰できないしな。まあ世界も終わるのだしどっちでもいいか。意識が消失していく。暗転。
ここで、ぱっと目が覚める。
うっすらと視界が開けてくる。自宅のベッドにいる。動く左足。健全な筋肉痛。カーテンからこぼれる朝日。うん、そうか・・・。
・・・・なんて夢だ!!!!
ごめん、潜在意識書き出しただけでも、どっと疲れた。見返すと、昨日の出来事や、最近の出来事が、夢に表れているなぁとふっと笑ってしまう。ブログに書きだしたから、この記録は忘れない。分析は太字の部分を中心に、来週以降ゆっくりやっていこうと思う。