電車あるある3
いつかの休日の話。到着とともに、陣取りゲームが始まった。
陽キャ男 空席 空席 本田翼似
皆さんならどちらに座るだろうか?
俺は迷う余地なく翼の隣に座った。
少しでかい駅でまあまあ降り、向かい側の小太りサラリーマンが出て行った。そう、端の席が空いたのだ。
皆さんならどうするだろうか?
俺は、パーソナルスペースに人がいるのが不快なので、もちろん移動した。
その瞬間、翼はこっちを一瞬見た。
多分こう思ったことだろう。
(え、私みたいな可愛い女子がいながら、席を移動するなんて...この男最悪!)
ごめん翼。ちょっとばかり俺寝たかったんだ。許してくれマイハニー。
さて、目的の駅に着いた。
腰を上げると、翼も席を立った。0.1秒こっちを見た。別に追っかけじゃないぞ。
〜4時間後〜
今日はちょっと趣向を変えて、焼き鳥が美味しいランチに決めた。
うまい。ここはいいぞ。
1人黙々と食べていると、なんと、
翼が来店してきた。
その瞬間、ラブソースイートの前奏が流れる。
星野源と本田翼のセレナーデ。
一瞬0.1秒目が合う。
これって運命?
ここまで0.5秒。
???「お待たせ!」