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東京リベンPa○rs⑫明るくて太陽みたいな子編(1回目)

1出会い

 昔俺が住んでた家が、その子の実家からめちゃくちゃ近いってことで、ある意味地元ークで盛り上がった。ちなみに、この子も、ばあちゃんの件でリスケしたものの、もう一度会ってくれる四人目の聖人だ。そう、四皇の最後の一人である。

2待ち合わせ

 一度、風邪引いたとかでリスケされたが、お互い様なので、全然気にしなかった。なので、一カ月以上メッセージでやり取りをしてから会うことになった。よく会えたもんだ。

待ち合わせは、フォレストナイト様御用達の池袋東口である。手を振りながら近づいてきた彼女は、しみったれた池袋に輝く太陽だった。

3お店到着

さすがに、3マルモキッチンは避けた。店員もこいつ女変わり過ぎじゃね?って思われて、何度もご来店ありがとうございます。と皮肉を言われたらたまらないからだ。


店選び中、俺が、アジアン料理を3秒くらい凝視してたら、
太陽ちゃん「ここにしましょ!私もアジアン料理好きです!」
って言ってきたから、即決した。

生春巻きめっちゃ好き
ガパオ最高ー!

太陽ちゃんは、聞き上手だ。どんどん話を乗せて、なんでも笑ってくれる。結構ぶっ込んだ話をしても、手を叩いて爆笑してくれた。

めちゃくちゃ会話のテンポが合い、気づけば、2時間くらい話していた。
太陽ちゃんの皿に、4割くらい料理が残っていた。

太陽ちゃん「普段は食べれるんですけど、今日はちょっとお腹いっぱいで〜汗」

もしや、アジアン苦手だったか...?

 

源「あ、そうなんですね!じゃ、その生春巻きもらっていいですか?」

アラサー。そういうとこだぞ。


2回目のデートもすんなり決まった。
別れ際も、振り返ってめっちゃ手を振ってくれた。
その後も、すごい楽しかった!っていうメッセージがきた。

俺は、おぼろげに確信した。

ああ俺多分この子と付き合うわ(被害妄想)


4.2回目のデート当日朝

予約が取りにくい人気店のランチもしっかり取れたし、その後のカップルシートの予約もバッチリだ。

もし行けるなら手も繋いでみようかな。
好きなタイプとかも聞いてみようかな。

と、ウキウキしながらまっていた。正直この時点では、この子にしようと決めていた。

その2時間後ドタキャンされ、あの日見た地獄のプラネタリウムを俺はまだ知らない。

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