【5日目】花金?何それ美味しいの?天下の公務員様は休日出勤だよ!!!
あー。疲れた。
花金ムーブをおこしたいところだが、明日があるので抑え気味で過ごさんといけない。
2年目ちゃん「はなしきいてほしいです!」
源「俺、別の場所で作業するけどどうする?」
2年目ちゃん「じゃー、その場所に仕事持ってきます!」
・・・・。
2「それでー、クリスマスデートはどこにいくでしょーか?」
源「えーあー、ディズニーとか?」
2「ブッブー!○○とでぃずにーはいきませーん。イルミネーションでーす。」
源「うーん。」
作業の片手間なので、全然頭に入らない。
2「じゃー、じゃー、せんたくしたくさんだしてください!」
源「えーと、六本木、みなとみらい、遊園地、あー、よみうりランドとか?」
2「ヒントは電車で行けるとこでーす。」
源「???あー、江の島?」(さすがに適当すぎた)
2「江の島ってイルミネーションあるんですか?」
源「知らん笑」
2「答えはもう出てましたよ!・・・よみうりらんどです!なんで分からないんですか?」
そのあとも、○○とののろけが続く。
2「○○ちょーやさしいんです。この前は~」
「私、○○とけんかをしたんです。でも○○めっちゃやさしくて、仲直りしたんです。理由しょうもないですよ、聞きます、理由は―」
申し訳ないが、本当に会話の内容を覚えていない。
2「・・・て聴いてます?」
源「キイテルヨー。○○、メッチャヤサシイネー」
2「絶対聞いてないですよね!」
と怒ってそっぽを向く。
そう、こんだけのろけているのに、
2年目ちゃんは○○と付き合っているわけではないのだ。
2「てか、納会の日付どうします?」
源「そんなん、12月24日一択だろ。俺予定ないし。」
2「わー、一年目ちゃんも怒りますよー!いいんですか?」
源「あー最高だね!ぜーーーーーーーったい24日にしてやろ!!リア充全員ざまあみろwww」
2「うわー、せいかくわる!」
2年目ちゃんが、1年目ちゃんを呼び出していて、二人に詰められる。
1年目ちゃん「ねー、ほんとに24日にしちゃうんですか?」と上目遣いで聞いてくる。その目をやめろ。
てか、上司とは?
ふいに廊下の電気が消える。
2年目ちゃん「わー、おばけがでるぞー!わー、しゅにんがおばけだー!にげろー!」
笑いながら逃げ去る二人。
なんかむかついたので、本気で追っかけて、二人を驚かす。
2年目ちゃん「うわー、せくはらだー!ぱわはらだー!」
上司(以下同文)
そんなこんなで明日休日出勤なのに、遅くなってしまったので、ジムに軽く行った後、癖が強い店主の店に行く。
源「休日出勤前なんで、がっつり食べたいと思います・・・。」
ここは、普通の食事でも、前菜が出てくるのがうれしい。
スタミナ二朗風野菜炒め定食。
店主「お兄さん、にんにくたっぷりだけど大丈夫。」
源「ああ余裕です。」
ぐうううう。
店主「あ、昼のマグロ余ったから食べる?」「嬉しいです!」
そして、たっぷり具材のけんちん汁と、餃子。
食べかけだが、こう見ると、ボリュームが一目瞭然だろう。
店主「お客さん一人暮らし?」
「はい」
店主「嫁さんは?」
「いないっすw」
店主「結婚願望は?」
「んー、まああるっちゃあるんですけどねー。」
店主「うちの息子も34なんだけど、結婚しないのよー。早くお孫さん見たいんだけどねー」
・・・・。
店主「ま、結婚がいいとは限らないからねぇ。だって、ここに失敗した人がいるから。」
「え、誰ですか?笑」
店主「私が。」
「・・・え、えーと、言える範囲で何かあったんですか?」
店主「んー、価値観が違うと、無理だったんだろうね。・・・なんで見抜けなかったんだろうね。」
店主「そのためには、まずは、一緒に住むべきだろうね。」
休みに泊まりに来るレベルの太陽ちゃんとダメだったんだから、俺はマジで結婚できるのだろうか。
太陽ちゃんは、ものすごくアホだが、一通りの家事はしてくれたし、料理も作ってくれたし、感覚過敏であることを伝えたら、別のベッドでも了承してくれたし、いびきもかかないので助かった。たくさんプレゼントもくれた。
そう。めちゃくちゃいい子だったが、一生一緒にいることはできなかった。
こんな俺でも、守りたいと思える人ができるのだろうか(デジャブ)
その瞬間に備えて、自分を高め続けたいし、明日の休日出勤は何とか乗り越えようと思ってる所存だし、2年目ちゃんが彼氏でもない○○との関係が悪化し、仕事を休んだ際の余裕は作りたいものである。