勉強量だけでは解決できない!? 成果が出ない本当の理由とは。

2024年10月30日 21:07

こんにちは！

いつもご覧いただきありがとうございます。

大阪府枚方市、ひらパーの近くにある個性ある子の個別指導塾フォレスト個別指導塾枚方校の西川です。

（発達障害、学習障害、不登校、グレーゾーンの児童生徒さんも大歓迎です！）

今日は、勉強量だけでは解決できない!?成果が出ない本当の理由

についてお伝えします。

「うちの子には、勉強量が足りないのかな…？」と思っている親御さんも

多いかもしれません。

ですが、もしお子さんが何度も同じ内容でつまずいたり、理解が進まないようであれば、勉強の「量」だけではうまくいかない理由があるかもしれません。

その理由は、脳の情報を整理する力すなわちワーキングメモリの弱さです。授業や勉強の理解が進まない場合、ワーキングメモリの弱さが原因になっていることが多いのです。

ワーキングメモリは、脳の中で聞いたり見たりした情報を、必要な形にまとめて頭に残す力のことです。

この力が弱いと、せっかく覚えたことがすぐに「こぼれ落ちて」しまったり、「うまく整理できない」状態が生まれてしまうのです。

たとえば、授業で先生の話を聞いている時も、「今これを聞いた→覚えておこう→これをこう使うんだ」

というふうに、ひとつひとつ整理しながら頭に残していく作業が必要です。

しかし、ワーキングメモリが弱いと、こうした作業がうまく進まずに、情報がポロポロと落ちていってしまいます。

勉強量を増やしても、ワーキングメモリが弱いとこんな困りごとが起こりやすくなります。

①情報が整理されず、勉強の内容が曖昧になる

例えば授業の内容をいったん覚えられても、その後に「どう使うのか？」が頭の中でうまくまとまらないまま

次の内容へ進んでしまうため、少し経つと内容がぼんやりしてしまいます。

すると、いくら勉強しても「あれ？覚えていない気がする…」「どうやるんだったかな…？」と、すぐに迷子になってしまうんです。

②理解しているつもりでも、深く頭に入っていない

ワーキングメモリがしっかり働いていると、勉強した内容を「これはこういう意味なんだ」と結びつけながら理解できますが、ワーキングメモリが弱いとこの結びつきが曖昧です。

「わかったつもり」が繰り返され、結果的に授業に遅れを感じるようになります。

このように、ワーキングメモリが弱いと勉強量を増やしても情報が頭にしっかりと残らず、勉強の「量」だけでは解決できないことが多くなってしまいます。

すでに水がいっぱい溜まったコップに水を注ぎ入れても水がこぼれ落ちるようにワーキングメモリに弱さがある状態のまま（小さいままでは）ではいくら勉強量を増やしても情報はこぼれ落ちてしまうのです。

そして、「どうせ勉強しても無理」と言うようになってしまったんです。

ですが、「勉強量の問題ではなく、ワーキングメモリの弱さが原因」と気づいて、ワーキングメモリを鍛える方法授業で取り入れるようにしました。

すると少しずつ「できた！」と感じる経験が増えていき、生徒さんも勉強に対して前向きな気持ちを持てるようになっていったんです。

ワーキングメモリが弱いと、勉強内容がスムーズに頭に入ってこないだけでなく、先生や周りの話を「聞く力」にも影響が出ることが多いです。

だからこそ、単に勉強量を増やすだけでなく、お子さんの「ワーキングメモリ」を鍛え、脳の発達を加速させることで学習の基盤を整えてあげることが大切なんです！

ワーキングメモリを鍛えることは理解力や聞く力を支える上でもとても効果的です。

「勉強してもなかなか成果が出ない…」と感じたら、是非ご相談くださいね！

お悩みごとなど　詳しくは　教室までお問い合わせください。

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