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⓪「大きな変化の時代に、我々はどうあればよいのか」をForesight Creationで読み解く
(松波晴人 大阪大学 特任教授)
世の中には、「新型コロナで世界はこうなる!」という記事や書籍があふれています。
どの予想が当たるかは分かりませんが、新型コロナがきっかけとなって、大きな変化が起こるのは間違いないでしょう。
この大きな変化の時代に、
・どういうニーズが出てくるか
・我々はどうあればよいのか
をしっかりと考えたいと思い立ちました。
それも、「ザ・ファースト・ペンギンス -新しい価値を生む方法論(講談社)」に示したForesight Creationという方法論を用いて。
そんなプロジェクトに参画してくれたのは、大阪大学でのForesight School(新しい価値を生む学校)を卒業し、認定試験を突破しForesight Creators(新しい価値を生む人)と認められた人たち(20代、社会人)です。
個々のメンバーが身の回りの観察も含めてFactを集め、皆で共有した上で議論をしてinsightを創出しました。
その結果、分厚い本が一冊かけるぐらいの膨大なインサイトを得ることができました。議論は4月11日に始まり、週末にzoomを通じて行われ、既に計10日以上に渡っています。
この議論の結果得られた鋭いinsightのいくつかを、この場を通じて共有させていただきたいと思います。
それも、本プロジェクトに参画したForesight Creatorsの各メンバーに記事として書いていただき、それを順次公開してく形で。
その第1回は、「料理から考えるコロナ状況下の自己実現」(9月1日公開)です。
第2回は、「コロナでできた時間を有意義に使おうとして失敗したので理由を考えてみた」(9月9日公開)です。
第3回は、「Niziプロジェクトはなぜ人々を魅了するのか?」(9月16日公開)です。
どの寄稿も、「気づき」と「インサイト」と「知恵」に満ちた内容です。
本稿を読まれたみなさんからの、気づきや知恵をぜひ共有していただきたいと思います。
では、みなさん、一緒に学び続けましょう。
松波 晴人
Haruhito MATSUNAMI, PhD
大阪大学 共創機構 特任教授
九州大学 グローバルイノベーションセンター 客員教授
桃山学院大学 ビジネスデザイン学部 客員教授
神戸大学大学院工学研究科修士課程修了後、92年に大阪ガス(株)入社。
米国コーネル大学大学院にて修士号(Master of Science)取得ののち、和歌山大学にて博士号(工学)を取得。
2005年、行動観察ビジネスを開始。
2009年に大阪ガス行動観察研究所を設立して所長に就任。
2020年に大阪大学 特任教授(常勤)に就任。
著書に『ビジネスマンのための「行動観察」入門』(講談社)、『行動観察」の基本』(ダイヤモンド 社)、寄稿に『ハーバードビジネスレビュー「行動観察×ビッグデータ」 特集』がある。
近著は「ザ・ファースト・ペンギンス - 新しい価値を生む方法論(講談社)」