foresDiary:I'll leave you be.
2023/01/10
眠りにつく15分前、突然頭に流れた『Your Reality』。『ドキドキ文芸部!』(通称:DDLC)のキャラクター、モニカが歌う曲。モニカは画面の向こうにいるプレイヤーを想い歌った曲がなぜ私の頭の中に…?
「あ────、そういうこと…か」睡魔に襲われながら納得した。モニカにとってプレイヤーは届かない存在。私も先輩に届かない。いやプレイヤーと違って存在はしているし話すこともできるけど、モニカも私も話が一方通行だろう。
モニカは勝手にスプリクトを書き換えてプレイヤーを独占。最初見た時は恐怖を覚えたが、あとから羨ましく思えてきた。私がもしモニカならそうしてしまうかもしれない。"誰のことも考えなくなるようする"とか、"突然自部署に異動してくる"とか────いや、「重い」で有名なfores子の頭の中は独占欲が強すぎる。やめろやめろ。
意味は恐らく「さよなら」。今の考えに、想いに「さよなら」したほうが自分も相手も幸せなんだろうと。追っても伝えても届かないのならばもう────悲しみながらもモニカは決意したのだろう。
「もう先輩の背中は見ない」そう心に決めて仕事をする。世界が塞がった気がするけどそれでいいんだ。すれ違ったり仕事で用があれば声をかければいいし、忙しくなかったら冷やかしに行けばいい。
そうか───あなたは先輩、私は後輩。ただそれだけのことなんだ。最初から私は嫌われていなかった。困らせたことはたくさんあるけど、それも一種の成長として見守っていてよ。
近付きすぎてごめんなさい。また元の"先輩" "後輩"でいようね。
────I'll leave you be.