【読書】端的に伝える技術を読んで
こんにちは、ふぉれもりです。
読書の備忘録として、今日のnoteを書いてみます。
最近仕事をしている中で、「話が長くてわからない」と言うことに悩んでいました。
自分もだけど、後輩に対してどう伝えたら良いんだろうとなっており、Kindle unlimitedで探して見つけて読んだ本がこちら
端的に伝える技術。
まさにこれやん…とタイトルに引かれて読みました。
この本のメインは表紙にも書いてある通り
1つの重要な視点である
【相手の視点に立つ】と
3つの基本ルール
【結論→根拠】
【グルーピングして話す】
【削ぎ落とす】
これが軸となっております。
【相手の視点に立つ】については、やっているよと思って読んでいたが、「自分はいったい何を問われているのか」という、相手の質問に対して何をするのが最善かを意識しないとわけわからないことになるよと言う内容。
次の【結論→根拠】は、順番通り説明すると何がダメなのかと読んでいたが、「相手は、とりあえず単純に早く答えが欲しいから」と書いてあり納得。
「何が食べたい?」と聞いた時に、
「月曜日はうどん。火曜日は定食。水曜日は魚を食べて、今日が木曜日だから明日を考えてカレーかな」なんて言う時間が相手の時間を奪っている。
答えから伝えることは、相手の時間を損させないと言う点でも大事なんだなと。
【グルーピングして話す】は、伝えたいことをグループに分けて説明する。いい例えが出ないが
「ウォーミングアップをしたとき、ウォーミングアップをしないときの差について話します」となると、相手はその括りごとに意識ができる。
【削ぎ落とす】はその通り削ぎ落とす。
必要なことがたくさんあると、全部伝えないと不安になる。だけど、必要ないことは伝えなくてもいい。
「このトラブルは何が問題?」と聞いた時に
「今回、5つのもんだいがあって、一つ目がこれで……それで5つの中で一番大事なのは…」となったら、聞く側はうんざり。
「5つありますが、そのうちの〇〇が主な原因です。」だとスッキリするし頭にも残ります。
このように、シンプルだけど大事なことが短いページで書いており、読んでいてあっという間に読了できました。
例え話もたくさんあり、理解しやすい本となっております。最後の心構えの章は覚えておくべきだなとなりました。これはぜひ手に取って読んでみてください。