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2025年バレンタインまとめ ~イートイン編~

さて、バレンタインも終わったのでバレンタインまとめを。今年はイートインに重きを置いたのでまずはイートイン関係だけで。

ペイサージュ

サロン・デュ・ショコラのガーデン

パート1最終日に訪れたが、タイミングよく待ち時間0で食べられた(どこかで並んでいるものだと思って周辺うろうろしてしまった。完全に不審者だ、、、笑)

どことなくガーリーさある。かわいい寄りの大人かわいい。

あまりんのパフェと迷ったが、あまりんはなんとなく味の想像が容易かったため、こちらに。美味しかった。ただ、この「美味しかった」は私の好きなもの(チョコに紅茶にフランボワーズ)だから私の中ではずれることはない、という意味。紅茶のムースが印象弱かったかな、、、。ミルクティーアイスは濃厚で美味しかったけど。最後白ワインのジュレとフランボワーズとリュバーブのコンフィチュールでさっぱり終わる構成、好き。

シューフォンダンをペイサージュオリジナルフレーバーティー「ガーデン」と共に。

イートインの反対側に物販コーナーがあり、シューフォンダンとカヌレと紅茶を購入。カヌレは外カリっ、中もちっとでチョコ味が広がりシンプルに美味しかった。こういう一見シンプルな焼き菓子こそ、物足りなさがなくて食べた瞬間「美味しい」って素直に感じるものがいいな、とここ最近思う。

シューフォンダンは中に溢れんばかりのとろけるチョコがたっぷり、甘さもちょうどいいのになのにくどさは全くない。胃もたれしなかった。こんなチョコが存在したなんて。1000円近くしたけど、その価値はあった。

クープ エレアーヴの苺とショコラ

こっちの方が、女王様って感じの高貴さすら感じるたたずまい。大人だね。

ガーデンのパフェより断然こっちの方が良きだった。苺とショコラなんて王道中の王道、美味しくない訳がない。見た目も女王様のためのパフェって感じの気高さもあり、ときめいてしょうがない。かわいい。上品。
なめらかなショコラムースと少しだけもちっとしたジェノワーズの組み合わせがガトーショコラを思わせる濃厚さと満足感。私が求めていたチョコ感はこれである。

下の方にあるほうじ茶のジュレ、ここにきて意外性を持ってくるんだ、、、しかもほうじ茶、、、。ほうじ茶そんなに好きではないが、満足感ある苺とショコラを後半でさっぱりさせてくれて、苺の果肉や下層のコンフィチュールと一緒に食べるとほうじ茶のフルーツティーみたいで、華やかさが生まれた。お茶とフルーツ、、、いいな、、、。

どっちのパフェに言えたのだが、チョコアイスがかなりあっさり目。チョコの濃厚さはあまり感じず、チョコの風味とミルクのさっぱり感が強い、瑞々しさすら感じる。チョコだから必ずしも濃厚にすることが正解とは限らないことを実感。別の要素で濃厚さとか足していい訳だし。

イクアリー

ショコラバナーヌとショコラアグリュム

サロンデュショコラでしか、バレンタインクレープを出さないと思ったら、お店でも出すだと、、、⁈しかもサロンデュショコラ出店中もお店開いているだと、、、⁈人員足りるんか?って心配になった自分がいたけどちゃんと大丈夫だった。

ショコラアグリュム。ブルーベリーのアクセントかわいい。
ショコラバナーヌ。見た目から美味しいの確定。

お店で結局どっちもいただいた。どっちかなんて選べるわけない(笑)
アグリュムは金柑とみかんの甘め柑橘。チョコと柑橘も合わない訳ないのよ。チョコにみかんの組み合わせ、ここ数年で見かけるようになったな。個人的には去年食べた大将季のクレープの方が柑橘の酸味とチョコの濃厚さのメリハリがあって好きだったな、、、。
バナーヌは文句ないのよ、、、だってここのチョコバナナ美味しいんだから、、、。まったりしたバナナにトロっとしたチョコとアクセントのナッツ。王道な組み合わせだけど、決して子供っぽくなくて。

どっちかと言ったらアグリュムの方がさっぱり食べられるかな。バナナの方が食べたなーって感じ。私はバナーヌ派。

どちらのクレープも「クリームで大半を占めないこと」が大きいと思ってて。ホットクレープだから、というのもあるかもしれないが、クリームを重要視していない私にはそのようなクレープがありがたくて。(クリーム使用しているクレープもイクアリーさんはバランスが良いのでクリームにくどさを感じたことない)チョコと果物とアクセントで美味しく仕上げている。
でもどっちも最終的にチョコで胃がもたれる(笑)

フランボワーズショコラとクレープ・チュアオショコラ・フレーズ

チュアオショコラが限定70食って聞いて無理だと半ば諦めかけていた。平日ならギリチャンスがあると信じ、10時と同時に会場に乗り込み整理券を手にして45分後に入場。最初、待機列があると思い、階段の方に行ったが、どうやら待機列すらない、、、てことは空いてる、、、?そのままイクアリーに直行。まさかの空いてた。難なくゲット。

左がフランボワーズショコラ、
右がチュアオショコラフレーズ

フランボワーズショコラは、ホットクレープ。チョコにフランボワーズソースのシンプルさ。王道な組み合わせなので美味しいに決まってた。ただ、チョコが濃厚であったかいので少し胃がもたれた(笑)

チュアオショコラ、最初は甘くないチョコクリームと甘酸っぱい苺・フランボワーズ。チョコクリームで甘さがないって初めてかもしれない。甘いの苦手なのに甘さが物足りない気がした。そこに、バターが効いたコクとほろ苦さが美味しいキャラメルソース、クランチのザクザク感、ブランマンジェのトロプル食感、なめらかな生チョコ。なるほど、甘くないチョコクリームをこれらのパーツでいろんな角度から甘さを足していくのか。面白い。イクアリーさん特有の普通のクレープじゃありえない、パフェのような構造。いつ食べてもさすがだな、としか言いようがなくなる。その発想はいつもどこから?

何より途中のライチの果肉にドキッとしてしまった。チョコの濃厚さによる疲れを一瞬でリセットするかのようなライチ特有の華やかさ。主役のチョコクリームや苺以上にときめいてしまった。なんともずるいライチである。

あと、エアウェイト導入してたのは良かった。会計が終わればお店の前で待っている必要ないし、それによって店の前で混むことがない。(もちろんできていくクレープ作りを見ていてもいい)お店側も人員をそこまで多く割かなくてもいい訳で。

ペイサージュもイクアリーも特注のクーベルチュールを使用してた。いちパティスリーもお店オリジナルのチョコが作れる時代になったのか、、、すごいな、、、チョコがここでしか味わえないオリジナルです!って立派な強みやん。そこからどういう特徴を引き出したいのかも分かるわけだし。すごいな、、、いい時代になったな、、、

Bar Pálinka

後ろには提供しているパーリンカたちがずらり。

ハンガリーの蒸留酒「パーリンカ」をメインに取り扱うバー。多量の果物を蒸留するため香りがとってもいいらしい。果物好きとしては気になる酒だな、と。昨年も出店していたが、行かなくて若干後悔したので今年は行ってきた。バーに行くのは相変わらず緊張するけど、こういった催事出展だと行きやすくて助かる。

この写真を見た友人「実験室かと思った」 チェイサーは土器で入れた紅茶。

初めてだから複雑性がなく分かりやすく美味しいのがいいな、と思い、バナナチョコ×苺シュナップス(ドイツの蒸留酒)にするか、柚子ハーブ×白ブドウパーリンカで迷って、相談の上、バナナチョコ×苺シュナップスにした。苺シュナップス、まず香りがすごい、苺ジャム。甘くてトーストの上に乗っけるあれです。その香りを楽しみ、一口。香りと真逆でほぼ甘さ0のドライな感じと強いアルコール感。やばい、これは酔ってしまう(私はお酒強くない)。

バナナチョコとチェイサーの紅茶とシュナップスを交互に楽しむ。チョコもチョコで美味しくて。バー専用のチョコなのだが、バナナのまったりとした濃厚さや甘さがそのまま再現され、隠し味に鬼灯の酸味。そのまま食べても率直に美味しいと思える。苺ジャムとバナナでまさに朝食なマリアージュ。不思議な体験だった。次はパーリンカのカクテルでいただきたい。


イートインはその場でしか味わえないという感動があるから、美味しいものに出会えると行ってよかったなって思う。人が多いと疲れるけど。お金も飛んだしね、、、。やっぱ平日は狙い目。まだ人が少ないし疲れづらい。
来年もこれらのお店が出店してたら行く。どれも美味しかったです。ごちそうさまでした。

催事全般と購入品については別記事で総括と一緒に。それでは。