2023/05/14 限築杯No. 3 レポート by 紅白スニーク(USGブロック構築)
2023年5月14日、限築杯がインベイジョンではなく、ウルザブロック構築戦をすることになった。ウルザブロックは、再録禁止カードが収録された最後のブロックであり、高騰しているカードも結構ある。
ウルザブロックのデッキを調べるために、MTG Wikiを見てみたところ、まず気づいたのはコレ。
2色土地が無い~~~!?
ウルザブロックには多色土地が無いも同然のため、2色のデッキにするためには、基本土地を配分して入れるしかない。3色以上にするともなると、基本土地の引きムラによる色事故のリスクが大きくなる。
そんな中、目を付けたのがスニークアタックであった。手持ちのカードで組めそうだったので、コレに決めた!
コンボ決めてスッキリ、なんて思ったが、「黒単にだけは勝てない」デッキであった(笑)
エムラ、グリセル、アトラクサ~~~ なんて贅沢なものは無い!!!
①デッキレシピ(写真)
②Ric Watts氏のデッキリスト
今回は、MTG WIKIで見つけたメンフィス99大会のRic Watts氏の優勝デッキリストを元にデッキを作成した。
スニークアタック - MTG Wiki
そして、[[茨の精霊]]を抜き、[[ファイレクシアの巨像]]と入れ替えた。サイズの件もあるし、素出しできる生物を増やしたかったからである。
また、エンチャントレスやリス対立など、タフ1を横並びするデッキ対策に、サイドボードに[[断層]]を追加した。
③大会結果
今回は、R3とSE2(決勝)で配信卓に呼ばれたが、なんと、配信卓では2回とも「黒単に負ける」という状態!? 配信されなかった分は全部勝利であった。
R1 青茶単 OXO
G1
一進一退の中、[[騙し討ち]]を打ち消されるも、
[[補充]]→[[無限のワーム]]とつながって勝利!
G2
[[騙し討ち]]や[[学長]]をうまく打ち消され、相手に
[[天才のひらめき]]で格差つけられて敗北。
G3
[[湯焼]]で相手の首を絞め、[[ケルドの蛮人]]で相手の
[[モノリス]]を割りながら、殴ってライフを詰めた。
相手はライフが詰められて投了。
R2 青茶単 XOO
G1
土地が2枚しか引けないまま、[[変異種]]に殴り倒された。
G2
今回も4枚目の土地や[[モノリス]]も引けずに困ったが、
[[防御の光網]]や[[湯焼]]で相手を縛ったまま、後々土地
を引けてコンボが決まった。
G3
[[騙し討ち]]が打ち消されず、そのまま3体の生物出して
殴って勝利!
R3 スーサイド黒単 XDOX
このラウンドは配信されているので、詳しくは限築杯の動画を!
このラウンドは、一度、自ら引き分けに持ち込んだ(笑)
ゲームで引き分けになった場合は、それはカウントせず、
再度先手の人が先手を選んでプレイし直すのである。
G1
[[抹殺者]]と[[肉裂き怪物]]を並べられて殴り倒された。
G2
[[肉裂き怪物]]2体並べて殴られ続け、お互いにライフ4。
逆転勝利はできなかったため、[[断層]]X=5で打って、
引き分けに持ち込んだ。
G3
引き分けのため、G2と同じく私に先手を選択する権利あり。
[[騙し討ち]]をうまく決め、相手の[[抹殺者]]に
[[血眼のサイクロプス]]でダメージ与えてパーマネントを
壊滅させた。そのまま後続の生物が続き、圧勝。
G4
[[隠れ潜む邪悪]]と[[抹殺者]]に散々殴られて惨敗。
R4 リス対立 OXO
G1
[[騙し討ち]]の着地に成功し、生物繰り出して勝利。
G2
[[ヤヴィマヤの女魔術師]]を2体まとめて[[断層]]で除去
したまではよかったが、その後にうまく引けない状態。
[[ファイレクシアの巨像]]をやっと素出ししたが、
[[フェアリーの集会場]]でライフ詰められて死亡。
G3
[[山]]3、[[平地]]2、[[ギャンブル]]2という初手キープ。
[[ギャンブル]]で[[騙し討ち]]と[[モノリス]]持ってくる
のに成功し、生物もうまく引けた。[[騙し討ち]]が打ち
消されず、そのまま殴り勝のに成功した。
R5 URスニークコントロール OXO
相手は「Top4抜けた人全員と当たり、オポ80となった人」!?
しかも、自作オリジナルなデッキで攻めてきた。
G1
[[騙し討ち]]が決まって勝利。
G2
有効牌を打ち消され、相手に先に[[騙し討ち]]を置かれた。
そこから[[パリンクロン]]を出されて無限マナ出され、
[[天才のひらめき]]で1,000枚ドローさせられて敗北。
G3
[[騙し討ち]]で[[セラのアバター]]と[[乱暴者]]を走らせ、
うまく勝利した。
20人中でTop4を決める大会だったため、IDは一切できない状態。
そんな中、Top4スレスレで抜けるのに成功したが・・・
SE1 リス対立 XOO
G1
土地事故で土地が2枚しか置けない中、相手の
[[ヤヴィマヤの女魔術師]]に殴り倒された。
G2
[[騙し討ち]]で[[ファイレクシアの巨像]]2枚を繰り出し、
そのまま勝利。
G3
[[騙し討ち]]から[[オーラ泥棒]]を出し、相手の
エンチャントを全部奪った。そのまま、相手は何も出来
ないまま、生物を繰り出して勝利。
SE2 スーサイド黒単 XX
決勝なので、当然配信された。大負けしてしまう。
大負けした試合だけ、しっかり報道されるとはな(笑)
G1
土地2枚止まりの中、殴り倒される。
G2
ハンデスを何連発も喰らってしまい、手札は壊滅。土地も
中々引けないまま、殴り倒されてしまった。
ウルザブロック構築では、ミドルスクールでは禁止されているカードがいろいろ使えて、面白かった。そういうカードは、[[暗黒の儀式]]、[[ヨーグモスの取り引き]]、[[ヨーグモスの意思]]など、黒に特に多い。
MTGに参入したのは2000年、マスクスブロックの頃。その頃は、地元ではウルザスブロック系はテーマデッキ以外は売っていなかったのを覚えている。
そのため、インベイジョンブロックとは違い、私自身はあまり多くのカードに触れられていなかった。
そのためか、インベイジョンブロック構築に比べ、新鮮な環境を楽しませてもらった感じがしている。
主催してくださった方々、対戦してくださった方々、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?