旅【歌詞】
春の知らせ、夏の陽射し、永遠の光
秋の空、冬の音、永久の日々
僕らはきっとこんな形でしか出会えなかった
旅して遊ぶ、懐かしむ唄は思い出させる
僕らの日々の世界の中心を
高まる心臓の音(ね)
出会い、別れ、再会したとしても
また何処かで再会を誓う日が来るのなら
ここでまた会おうって言って別れよう
今日がそれだけで楽しい時間変わる
僕らの世界は近くても遠くても
何も変わらない日常が待っていて
そこには花が舞っていて
優しさのカンパネラが鳴っている
想い出の欠片たちが散りばめられていて
壊れた通信機器、ボタンの取れたぬいぐるみ
誰も居なくなった廃墟
ふたりで旅した地図を広げて
想い出たちを書き記す
その欠片たちを心のカメラに落とす
その想い出だけで生きていける
どんな唄が似合いだったか
懐かしむ旅に似合う懐かしむ唄
すれ違う旅人と挨拶し合って
笑い合って、好きなものを食べて
今日という日を感謝する
そんな日々を過ごした
夕暮れ時、太陽、三日月
喧嘩し合って、仲直りして、手を握り合って
また終わりのない旅をする
そこにあったワンダーランド
出会わなかったら見れなかった風景
出会わなかったら知れなかった光景
僕らは色んなものを共有しては
一緒にあの頃の時代を過ごして来た
それは今でも心に残る遺産
離別しても忘れられない輝く星のような想い出
互いに寂しさを共有し、悲しさを味わい
互いに嬉しさを分かち合い、楽しさを繋ぐ
僕が悲しい時に、君は月が綺麗だねと言う
君が寂しい時に、僕は嬉しさの中にいることもあったね
嗚呼、僕らはそんな日々に終止符が来ることも知っていた
だから毎日を大切に僕らの関係を大事にしてきた
春夏秋冬、温めあって、時に厳(おごそ)かに
花鳥風月、奇観を見ては感動して、時に共有し合ったり
海を渡り、土を踏み、橋を渡り、僕らの道を築いてきた
その道を振り返ると多くの人の心に触れて
僕らの関係を日々培(つちか)うだけの力があった
今でも燦々(さんさん)と輝いている日々
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