君は自由さ【歌詞】
生きてもいいよ、死んでもいいよ
どちらを選ぶのも自由だ
そして、どちらを選んでも後悔はつきものさ
死んだらそれを知って泣く人がいるだろうし、生きてても君を気に食わないと思う人がいないとは限らないだろうし
どっちにしても生きてくのに苦痛なことには変わらない
もし生きてたら、『一緒に歩いて笑おう』って眼を見て言ってあげる
もし死んだなら、『おめでとう、良かったね』って言ってあげる
君が死んでも泣かないし、もし生きたくなったら泣いてあげる
僕はどっちの君も大好きだよ
君は自由さ
もっともっと君の声を聞かせて欲しい
僕が知りたいのは君という人間の綻(ほころ)びの奥のもっと先
純粋な感情の声のするところ
憎しみとか悲しみとか怒りとか、喜びとか
君の原動力となる感情の生まれる場所
自分でも気付かない最下層の世界
一度底辺まで堕ちてみるといいよ
君が何に怯(おび)えてるのか、何を求めてるのか、自分を知ることはとても大事なこと
僕には僕の人生が、君には君の人生があって
それを邪魔する権利は無くて
何かを誰かの為所(せい)にしても仕様が無くて、そんな自分が醜くて嫌で仕方が無くて
何処に感情を向ければ良いのか戸惑う君を僕は眺めてる
自分と生きても、自分を棄てても
引き止める権利は無いから
けれど、どちらを選んでも失敗はつきものさ
死んだら君が居なくてつまんないと思うだろうし、生きてたら君が隣に居てもふたり終始無言だろうと思うし
どちらにしても正解は無いし、死んだ後のことは解らない
もし生きてたら、『君の隣に居るよ』って手を繋いで言ってあげる
もし死んだなら、『君が君でいられるね』って笑ってあげるから
君が死んでも後悔しないし、もし生きたいなら一緒に懺悔する
僕はどっちの君も嫌いじゃないよ
君は自由さ
もっともっと君の希望を教えて欲しい
僕が知りたいのは君という人間の光の先の向こう側
希望は光速をも凌駕する
心が満ちるとき悲しみに暮れるとき、黄昏(たそが)れる
感情の在るべき領域は闇と光が交差する
君の居るべき場所は心が呼ぶ場所
一度、空を目指すといいと思うよ
君が何に期待して、何に裏切られるのか、自分の弱さを知ることは必要なこと
僕には僕の人生が、君には君の人生があって
それを邪魔する権利は無くて
何かを誰かの為所(せい)にしても仕様が無くて、そんな自分が醜くて嫌で仕方が無くて
何処に感情を向ければ良いのか戸惑う君を僕は見つめてる
色んなことに『疲れた』と言えない君はずっと気を張り過ぎて感情が過敏になってる
もう少し肩の荷を降ろして、休む時間が必要だ
君のしたいことは何
君は今、何を思ってるのかな
夜が更(ふ)けてく、さあ立ち向かう時間だ
考えが留(とど)まること無く君を襲う
朝が来るまで夜と戦う