deja vu【歌詞】
迷いの森で鬼ごっこ
何処(どこ)から聞こえる螺子(ねじ)の外れたオルゴールの音
どうすれば良いのでしょう
すり抜けてく物語
朱(あか)く光る月
あなただけこの手から逃げるのならご勝手に
私は白黒眼(しろくろまなこ)で瞳孔(どうこう)開いて闇の先を見入る
世界・自分・あなた・獣道(けもの道)何処(どこ)に逃避したって
逃げ道なんて無い
この物語は終わりが無い物語
私の中の毒
猛毒の霧の中で独りきり藻掻(もが)き舞う
ここに咲き乱れるのは鈴蘭(すずらん)
水に浸せば、その水は猛毒
私は鈴蘭(すずらん)のように血肉から毒を放つ
逃げたあなたを追い舞う
あなたは操り人形
その行動、思考、全部全部、私の手の上の人形
発展しましょ
この夜は長くて永遠なのだから
すべては私の意思の継続
独占欲の干渉、強い感情
綺麗なピアノの旋律、戦慄
あなたに差し伸べられた微笑みの天使の手
それは嗤(わら)う私の裏側の悪魔のような尖(とが)った爪
deja vu、deja vu、deja vu(デジャヴ)
繰り返される追い掛けっこの鬼ごっこ
私は鬼、逃げるは必死で純潔なあなたの心
本能剥(む)き出しに捕まえたい
ツマラナイ現実を捨てたのはあなた
退屈なリアルを諦めて、来たのはあなた
畏怖(いふ)と悲喜劇(ひきげき)と悦楽を私という魔物からお選び下さい
ほら逃げて、逃げて
その引きつった顔、私への最高の貢ぎ物
ここじゃ常識・非常識通用しない
日常も非日常も
整然としても変則的であっても
あなた、あなた全部が欲しい
私は美味なるグルマンディーズ
美食家
甘美なるあなたが欲しい
あなたの血肉のすべてが私のモノ
私は美食家
あなたが現実を捨てたから
もう元には戻れない
私は手段を選ばない
私の好きなようにするだけ
だって、私がMy Rule(マイルール)
ここは私の中
あなたの血肉が飛び出て
その血すら官能、汗すら快楽(けいらく)
この私の両の腕(かいな)で優しく抱き寄せる、引き寄せる
そして、惹き寄せる
あなたの首を啜(すす)る
嗚呼なんて甘美