maturise【歌詞】
窓辺から見上げた宇宙(そら)は広大だった
ただそれを命と名付けた
色んな世界があって
あなたと、わたしと、まだ見ぬ光
満ちてく、満ちてく
日常の忙(せわ)しなさに自分を疎(おろそ)かにして
手を繋ぐ、糸が繋がることをただ何となくやってきた
そこに心は無くて、義務のような宿命のような
想いが宿れば、満ちてくはず
雪の白さが綺麗で北風が冷たくて心掠(かす)れる
どちらも対照的な感情で
あの日の虚(むな)しさも
いつかの嬉しさも
時代は変わりゆく、心も変わりゆく
想いの変化は単純なことで変わって、けど芯は変わらなくて
そんな自分に振り回されて
けどそんな私たちは精一杯生きてる
手を繋ぐ温かさに気付く時を待ってる
命は生きるということを飾る言葉
あなたは、わたしは、まだ見ぬことに未(いま)だに怖がってる
けどそんな自分を否定も肯定もしないでただ生きてる
がむしゃらに生きる
満ちてく、満ちてください
そうして歳を取ってく
そんな人生を振り返った時に
微笑(わら)えるまで満ちてこう
手のひらに粉雪が
直ぐに解(と)けて何も無くなった
晴れ間が見えた空は限り無く明るく
急いで何処へ行くのか
そんな足早に生きてくのは何故か
日々はそれでも進んでく
振り返る暇もない程に
あなたは、わたしは、まだ見ぬ人を自分を愛せてますか?
私はあなたを愛することで私を愛してる
私を愛することであなたを愛してる
けどそんな想いも時々変わりゆくことは仕方が無いこと
けれども愛を忘れずに生きてたい
折角、産まれたのだから
生きてたい、満ちていたい
あなたに伸ばした手を
あなたはこんな私を
愛してくれますか?
私にはあなたを愛する以外、何もないけれど
あなたはどうですか?
あなたに愛を込めて